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受賞報告(膠原病リウマチ内科 大村 晋一郎医師)


このたび、膠原病リウマチ内科 大村 晋一郎医師がアジア太平洋リウマチ学会(APLAR)2021で「メトトレキセート投与中の関節リウマチ患者におけるニューモシスチス肺炎発症因子の検討」について発表を行い、以下の2つの賞を受賞しました。
  • APLAR CELLTRION Best Abstract Award
  • APLAR Excellent Abstract Award on JCR
大村先生に受賞された講演内容をうかがいました。
「関節リウマチ(RA)治療はメトトレキセート(MTX)及び生物学的製剤の登場により劇的に進歩しました。しかしながらそれに伴い感染症が増加しています。このうちニューモシスチス肺炎(PCP)はRA患者においてしばしば発症する重篤な感染症の一つであり、また予後も不良です。特に生物学的製剤投与中は注意が必要とされ、その発症因子も明らかにされています。その一方でRA治療においてアンカードラッグとされるMTX投与中にもPCPが起こることが報告されています。今回我々はMTX投与中のRA患者においてPCP発症因子を後ろ向きに検討し、2021年アジア太平洋リウマチ学会(APLAR2021)で報告しました。
その結果、昨年の皮膚筋炎/多発性筋炎における嚥下障害での受賞に続いて、講演発表のうちアジア太平洋Top15に与えられるAPLAR CELLTRION Best Abstract Awardと、日本国内Top20に与えられるAPLAR Excellent Abstract Award on JCRの2つの賞を受賞しました。
このようなすばらしい賞を2つ受賞することができ、研究デザインをご指導いただいた総合診療内科 本間先生、画像読影にご協力いただいた放射線科 増井先生、そして研究にご協力いただいた当科 宮本部長に心より感謝いたします。
今後も引き続きこのような臨床的意義のある臨床研究を継続できればと考えています。」

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