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11月17日は世界早産児デー


~家族分離ゼロへ 今こそ動こう!NICUのあかちゃんが家族と過ごせる環境を~

11月17日は世界早産児デーです。
「世界早産児デー(World Prematurely Day )」は、世界の早産における課題や負担に対する意識を高めることを目的に、国連やWHO、セーブ・ザ・チルドレンなどの諸団体によって2011年に制定されました。早産児とは、妊娠37週未満で生まれたあかちゃんのことで、世界では毎年1500万人(新生児中10人に1人の割合)が早産で生まれています。

このキャンペーンでは、多様性と思いやりを表す紫色のシンボルカラーが用いられ、毎年多くの国や医療に関わる団体が早産児やその家族の状況を改善するためのさまざまな啓発活動をおこなっています。
すべてのあかちゃんとご家族へエールを送りたいという思いと
頑張って未来を背負っている子どもたちがいることを知ってもらいたい、という思いから今年は、当院においてもさまざまな企画をおこなっています。
■NICU・GCU病棟での企画
  • 手形・足形アート
    NICU・GCUで入院している子どもやそのご家族など、医療従事者以外の方とも「世界早産児デー」を一緒に盛り上げていきたいという思いから、手形・足形アートを制作し、展示しています。手形で太陽を表現し、足形で紫色の花を表現し、20名ほどが手形・足形アートに参加しました。

  • パネル展示
    11月12日(金曜日)より、パネル展示を開始しました。
    このパネル展示は、NICU(新生児集中治療室)・GCU(新生児回復室)で成長した子どもたちとご家族の頑張りを写真で表現したもので、22家族から27名のあかちゃんの写真が52枚集まり、3枚のパネルを制作しました。
    パネルは、NICU・GCU病棟内に展示しています。

  • 紫のスクラブ(医療用白衣)とワッペン・シュシュ
    NICU・GCU病棟の医師・看護師らが、11月15日(月曜日)から11月19日(金曜日)の期間、紫色のスクラブ、同じデザインのワッペン、紫色のシュシュを身につけて、業務をおこなっています。スクラブの背面とワッペンに描かれている、靴下が並ぶイラストは、世界早産児デーのシンボルとなっており、9足のあかちゃんの靴下の間にある1足の紫色の小さな靴下は、世界中で10人に1人のあかちゃんが早産で生まれていることを象徴しています。
■ライトアップ企画
当院においても11月15日(月曜日)~11月21日(日曜日)の期間、病院玄関を紫色にライトアップします。また、昨年に引き続き、新生児科大木茂医師が発起人となり、浜松市内の小児・周産期医療従事者や行政(浜松市健康増進課)などに賛同いただき、11月17日(水曜日)に浜松城とアクトタワーをライトアップします。

世界早産児デーを通して、早産児医療の意義や早産児ケアの改善を啓発するとともに、すべてのお子さんとそのご家族の方々に熱いエールを!

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