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令和3年度浜松市医療奨励賞を受賞


この度、当院、呼吸器内科 部長 中村 秀範医師が代表を務める、一般社団浜松市医師会 肺結核・肺がん検診委員会が「浜松肺炎地域連携クリニカルパスの作成とその有用性」の研究を行い、令和3年度浜松市医療奨励賞を受賞しました。

この賞は浜松市内の医療機関に従事する医師・歯科医師を対象に、市内の医療の向上に貢献したと認められる個人や団体に与えられるもので、今年度で47回を数える歴史ある賞です。

【研究内容】
肺炎は日本における死因の第5位を占めており、高齢化に伴い患者数や死亡数の増加が問題となっています。高齢者肺炎の多くは誤嚥性肺炎であり、この疾患は再燃・再入院率が高く、入院期間が長期化することで急性期病院の病床不足の原因の一つになり、救急医療体制にも影響を及ぼす可能性があります。
このような背景から、肺炎患者について市内の医療機関が役割分担と連携を促進し地域全体の医療体制の再構築を進めるために、「浜松肺炎地域連携クリニカルパス」を作成しました。
2病院間で始まったパイロット運用で有効性が確認され、現在は市内の参加医療機関も増え、全医療機関が参加できる体制になっており、浜松市の医療体制の一層の強化につながる取り組みとして、評価されました。

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