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循環器センター

更新日:2019年6月3日

概要

センター長・心臓血管外科部長:小出 昌秋(写真左)
副センター長・循環器科部長:杉浦 亮(写真中央)
副センター長・小児循環器科部長:中嶌 八隅(写真右)

当院では1962年の開院とともに循環器科を創設し、同時期に心臓手術を開始しました。以来50年以上にわたって静岡県西部の循環器医療の中心的役割を果たしています。
従来は循環器科・心臓血管外科・小児循環器科の3つの診療科別に診療を行ってきましたが、より効率の良い充実した診療を行うため、2010年4月に循環器センターを開設しました。当センターでは循環器専門医・不整脈専門医・心臓血管外科専門医・小児循環器専門医を中心に、看護師・薬剤師・臨床工学技士・放射線技師・臨床検査技師・理学療法士等、循環器疾患に専門的にたずさわるスタッフがチームとして患者さんの診療にあたります。
その一つとして、当センターでは大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療『経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI・タビ)』の導入に向け「TAVIハートチーム」を結成し、2012年10月から勉強会やカンファランスを定期的に開催するなど準備を進め、2014年3月には静岡県内初の経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設に認定されました。『TAVI(タビ)』は、心臓病を治療するスタッフ(外科医・内科医・麻酔科医・臨床工学技士・看護師・放射線技師など)がチームで行う高度な治療法で、究極のチーム医療と言えます。
また2010年10月より建設工事が始まった新病棟が2015年6月には完成し、10床の心臓病専門の集中治療室(Cardiac Care Unit : CCU)を中心に、心臓カテーテル検査室・心臓専用のハイブリッド手術室・循環器病棟・救急外来が集中的に配置され、機動性と安全性に富んだセンターとなりました。
心臓や血管の病気は急を要することも少なくありません。当センターでは、地域の皆さんがいつでも安心してかかることができるよう、24時間体制で診療を行っております。
採用情報はこちら(別ウィンドウで開きます)

Webマガジン「白いまど」 2017年4月号「からだにやさしい最新の心臓弁膜症治療ーTAVI(タビ)-」はこちら

特色ある治療

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)
インペラ(IMPELLA)補助循環用ポンプカテーテル
胸部大動脈瘤ステントグラフト手術(TEVAR)腹部大動脈瘤ステントグラフト手術(EVAR)浅大腿動脈ステントグラフト手術
心房中隔欠損症に対するカテーテル治療動脈管開存症に対するカテーテル治療 カテーテルアブレーション(上室頻拍・心室頻拍)
心房細動 高周波アブレーション冷凍凝固アブレーション内視鏡下レーザーバルーンアブレーション
ペースメーカ治療(MRI対応ペースメーカシステムなど)植込み型除細動器(ICD)治療心臓再同期療法(CRT)
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)慢性完全閉塞病変(CTO)のカテーテル治療末梢血管カテーテル治療

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)

「TAVI(タビ)」は、足の付け根の血管からカテーテルを使って人工弁を心臓に挿入する治療法で、従来の弁置換術のように胸を開いて人工心肺を使用したり心臓を停止させたりする必要がありません。そのため、ご高齢や他に病気があることで、従来は手術が受けられなかった患者さんでも治療が可能となりました。身体への負担が少ない治療法です。

TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)の詳しい説明はこちら

インペラ(IMPELLA)補助循環用ポンプカテーテル

当院では、2018年6月に実施施設として認定されました。

インペラ(IMPELLA)は、非常に小型のポンプをカテーテルで左心室の中に入れることで、循環補助(動かなくなった心臓のかわりに全身に血液を送る)が可能となる新しいデバイス(機械)です。
これまでの循環補助デバイスの問題点(太い管を血管に入れる必要がある、心臓にとっては負担になる場合があるなど)が改善され、重症の急性心筋梗塞、重症心不全の急性増悪、劇症型心筋炎を含む様々な心臓病の治療成績が改善する可能性があります。

インペラの詳しい説明はこちら

構成

心臓血管外科循環器科・心血管カテーテル治療科小児循環器科
ICU・救命救急病棟循環器病棟小児病棟
臨床工学室 リハビリテーション部

学会認定資格

医師
循環器専門医不整脈専門医心血管インターベンション専門医
心臓血管外科専門医脈管専門医心臓血管麻酔専門医
小児循環器科専門医超音波専門医 成人先天性心疾患暫定専門医
胸部大動脈瘤ステントグラフト実施医腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医 胎児心エコー認定医
看護師
集中ケア認定看護師慢性心不全看護認定看護師IBHRE/CCDS認定者
コメディカル
体外循環技術認定士不整脈治療専門臨床工学技士心血管インターベンション技師
血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師心臓リハビリテーション指導士IBHRE/CCDS認定者

※「IBHRE:International Board of Heart Rhythm Examiner」-米国不整脈学会関連団体
 「CCDS:Certified Cardiac Device Specialist」-IBHRE公認の心臓デバイススペシャリスト

学会認定施設

三学会構成心臓血管外科専門医認定基幹施設日本循環器学会認定循環器専門医研修施設日本心血管インターベンション治療学会認定研修施設
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設日本小児循環器学会認定小児循環器専門医修練施設成人先天性心疾患専門医修練施設
経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設胸部大動脈瘤ステントグラフト実施施設腹部大動脈瘤ステントグラフト実施施設
ASD閉鎖栓施行認定施設PDA閉鎖栓施行認定施設

医療設備・機器

ハイブリッド手術室ロボットアーム型多軸血管撮影装置(Artis zeego)分離型人工心肺装置
心臓カテーテル室X線アンギオグラフィシステム(Infinix Celeve I)画像診断装置(IVUS・OCTなど)
不整脈解析装置(CARTO)補助循環装置(IABP・PCPS・ECMO)

取り組み

循環器センターホットライン・モービルCCU(医療機関専用)

循環器疾患の緊急を要する当日のご紹介は循環器センターホットラインまでご連絡ください。
なお、心臓血管外科にて緊急の患者さんの場合はモービルCCUでお迎えが可能です。
循環器センターホットライン電話:053-474-2793(24時間対応)

チーム医療

  • TAVIハートチーム
  • 心原性ショック治療チーム
  • ACHD(成人先天性心疾患)診療チーム
  • 不整脈デバイスチーム

循環器センターClinical Indicator

循環器センターClinical Indicatorはこちら

循環器センター勉強会

院外の方(医療従事者に限る)の参加もお受け致しております。ご興味のある方は、下記担当までご連絡ください。
 【問い合わせ先】聖隷浜松病院 診療支援室/杉村
        電話:053-474-2631(直通)
       (月~金曜日:9時00分~17時30分)

理念

当センタ-を利用してくださる方々ひとりひとりに、
  1. 信頼のおけるデータ的確な判断に基づき、安全・確実・迅速な循環器医療を提供する。
  2. どんな状況でも常に誠意をもって接する。
  3. わかりやすく納得のゆく説明を心がける。

ロゴマーク

循環器センターの前向きな精神・患者さんの希望や明るい未来(幸運のオリーブの枝)を運ぶ鳩にシンボリックにデザインしたロゴマーク。

患者さんやご家族が見た時に、明るい希望や未来を感じられるロゴマークであることを考慮しました。同時に、循環器センターが常に前向きに医療技術の向上に努力し、進化すること。それによって守られる心臓や循環器を羽ばたく鳥の羽根をハートのフォルムにデザインすることで表現しました。また、聖隷福祉事業団の基本精神を表す医療(赤)・教育(青)・福祉(緑)と、ヨハネによる福音書13章のたらいをリンクさせたデザインでもあります。