グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 診療科・センター・部門  > センター部門  > 循環器センター

循環器センター

更新日:2017年7月20日

センターの概要

センター長・小児循環器科部長:森 善樹(写真左)
副センター長・心臓血管外科部長:小出 昌秋(写真中央)
副センター長・循環器科部長:岡 俊明(写真右)

当院では1962年の開院とともに循環器科を創設し、同時期に心臓手術を開始しました。以来50年以上にわたって静岡県西部の循環器医療の中心的役割を果たしています。
従来は循環器科・心臓血管外科・小児循環器科の3つの診療科別に診療を行ってきましたが、より効率の良い充実した診療を行うため、2010年4月に循環器センターを開設しました。当センターでは循環器専門医・不整脈専門医・心臓血管外科専門医・小児循環器専門医を中心に、看護師・薬剤師・臨床工学技士・放射線技師・臨床検査技師・理学療法士等、循環器疾患に専門的にたずさわるスタッフがチームとして患者さんの診療にあたります。
その一つとして、当センターでは大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療『経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI・タビ)』の導入に向け「TAVIハートチーム」を結成し、2012年10月から勉強会やカンファランスを定期的に開催するなど準備を進め、2014年3月には静岡県内初の経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設に認定されました。『TAVI(タビ)』は、心臓病を治療するスタッフ(外科医・内科医・麻酔科医・臨床工学技士・看護師・放射線技師など)がチームで行う高度な治療法で、究極のチーム医療と言えます。
また2010年10月より建設工事が始まった新病棟が2015年6月には完成し、10床の心臓病専門の集中治療室(Cardiac Care Unit : CCU)を中心に、心臓カテーテル検査室・心臓専用のハイブリッド手術室・循環器病棟・救急外来が集中的に配置され、機動性と安全性に富んだセンターとなりました。
心臓や血管の病気は急を要することも少なくありません。当センターでは、地域の皆さんがいつでも安心してかかることができるよう、24時間体制で診療を行っております。
採用情報はこちら(別ウィンドウで開きます)

Webマガジン「白いまど」 2017年4月号「からだにやさしい最新の心臓弁膜症治療ーTAVI(タビ)-」はこちら

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI・タビ)

2014年4月TAVI初症例の様子

静岡県内で初・全国で24院目のカテーテルによる人工弁置換術「TAVI(タビ)」認定施設に

当院では、2014年3月、「大動脈弁狭窄症」の新しい治療法「経カテーテル的大動脈弁置換術・TAVI(タビ)」の認定施設となりました。全国では24院目、静岡県内では初の認定となります。2014年4月から実際の治療を開始いたしました。

大動脈弁狭窄症(AS:Aortic valve Stenosis)とは?

硬くなった大動脈弁

もっとも重い心臓弁膜症のひとつである「大動脈弁狭窄症」。心臓の4つの弁の中でも、全身に血液を送り出すのに重要な大動脈弁が硬くなり、開きにくくなる進行性の病気です。高齢や動脈硬化が原因といわれ、重症になると胸の痛みや失神、安静時でも息切れするといった症状があらわれ、突然死に至るケースもあります。
症状が出現するまでの期間は数年~10年以上と長いですが、一旦症状が出現した場合は悪化の一途をたどることが多い恐ろしい病気です。

外科手術をあきらめてきた人に新たな治療法の道

大動脈弁狭窄症の治療は、従来は胸を開いて行う外科手術しかありませんでした。人工心肺を使用して心臓を止めて行う手術であり、身体に対する負担はある程度覚悟する必要があるため、非常に高齢であったり他の病気があったりして、手術を受けることを断念せざるを得ない患者さんも珍しくありませんでした。そこで、そのような患者さんのための新しい治療法として開発されたのが、カテーテルによる人工弁置換術 「TAVI(タビ)」です。

カテーテルで人工弁を移植する「TAVI(タビ)」は身体への負担が軽い

カテーテルで大動脈に挿入する人工弁

「TAVI(タビ)」は、足の付け根の血管や、胸の外からカテーテルを使って心臓に人工弁を心臓に挿入する治療法で、従来の弁置換術のように胸を開いて人工心肺を使用したり心臓を停止させたりする必要がないため、身体への負担が非常に軽い治療です。全身麻酔で行いますが、切開するのは足の付け根かあるいは左胸の一部のみで、手術にかかる時間は従来の手術の半分以下でスムーズに終われば出血も少なくて済みます。従来手術は無理と言われてきた非常にご高齢の患者さんや、他に大きな病気があり手術のリスクが高いと言われてきた患者さんでも、治療が可能となりました。術後の回復も早く、体力の低下も最小限に抑えることができます。
◎大腿動脈(足の付け根の動脈)からのアプローチ

このコンテンツをご覧いただくには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

このコンテンツをご覧になるためには、Adobe FlashPlayer® が必要です。パソコンにインストールされていない方は右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

◎心尖部(心臓の先端)からのアプローチ

このコンテンツをご覧いただくには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

このコンテンツをご覧になるためには、Adobe FlashPlayer® が必要です。パソコンにインストールされていない方は右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

「ハートチーム」による究極のチーム医療

「TAVI(タビ)」は、心臓病を治療するスタッフ(外科医・内科医・麻酔科医・臨床工学技士・看護師・放射線技師など)がチームで行う高度な治療法です。当院では、多職種からなる「ハートチーム」を結成して治療にあたっています。

最新鋭のレントゲン装置を備えた手術室「ハイブリッド手術室」

「TAVI(タビ)」は、「ハイブリッド手術室」と呼ばれる高機能の手術室において治療を行います。手術室としての機能に加えて、最新鋭のレントゲン装置を備えており、手術とカテーテル治療を同時に行うことができます。
当院では、新C棟の一部完成に合わせて「ハイブリッド手術室」を完成させ、2013年7月から本格的に稼働しています。「TAVI(タビ)」のほか、心臓血管外科で 腹部や胸部の大動脈瘤を開腹や開胸せずにカテーテルで骨組み付き人工血管を植え込む「ステントグラフト内挿術」というカテーテル治療を行っています。

治療に関するご相談・ご質問

同じ病気でも、この治療法に適しているかどうかは専門的な判断が必要となります。この治療法に関するご相談・ご質問は、かかりつけの先生を通して、当院心臓血管外科あるいは循環器内科にご連絡ください。

心臓弁膜症・大動脈弁狭窄症・カテーテル治療TAVIの情報サイト

TAVIに関する情報の詳細についてはこちらをご覧ください。

お問い合わせ先(医療機関専用)

【地域医療連絡室(JUNC)】
  フリーダイヤル:0120-107-352
  FAX:0120-107-362

【担当医師】
  ・心臓血管外科:小出 昌秋
  ・循環器内科:岡 俊明
「TAVI(タビ)」は、関連学会および厚生労働省により認可を受けた施設のみで実施可能な治療法です。
当院は、2014年3月に保険により治療を行うことができる施設の一つとして、正式に認定されました。

経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会」のホームページをご覧ください。(別ウィンドウで開きます)

センターの特色ある治療

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)胸部大動脈瘤ステントグラフト手術(TEVAR)腹部大動脈瘤ステントグラフト手術(EVAR)
心房中隔欠損症に対するカテーテル治療動脈管開存症に対するカテーテル治療
カテーテルアブレーション(上室頻拍・心室頻拍)心房細動アブレーション
ペースメーカ治療(MRI対応ペースメーカシステムなど)植込み型除細動器(ICD)治療心臓再同期療法(CRT)
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)慢性完全閉塞病変(CTO)のカテーテル治療末梢血管カテーテル治療

センターの構成

心臓血管外科循環器科・不整脈科小児循環器科
ICU(CCU:10床)循環器病棟小児病棟
臨床工学室 リハビリテーション部

学会認定資格

医師
循環器専門医不整脈専門医心血管インターベンション専門医
心臓血管外科専門医脈管専門医心臓血管麻酔専門医
小児循環器科専門医超音波専門医
胸部大動脈瘤ステントグラフト実施医腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医
看護師
集中ケア認定看護師慢性心不全看護認定看護師IBHRE/CCDS認定者
コメディカル
体外循環技術認定士不整脈治療専門臨床工学技士心血管インターベンション技師
血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師心臓リハビリテーション指導士IBHRE/CCDS認定者

※「IBHRE:International Board of Heart Rhythm Examiner」-米国不整脈学会関連団体
 「CCDS:Certified Cardiac Device Specialist」-IBHRE公認の心臓デバイススペシャリスト

学会認定施設

三学会構成心臓血管外科専門医認定基幹施設日本循環器学会認定循環器専門医研修施設日本心血管インターベンション治療学会認定研修施設
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設日本小児循環器学会認定小児循環器専門医修練施設
経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設胸部大動脈瘤ステントグラフト実施施設腹部大動脈瘤ステントグラフト実施施設
ASD閉鎖栓施行認定施設PDA閉鎖栓施行認定施設

センターの医療設備・機器

ハイブリッド手術室ロボットアーム型多軸血管撮影装置(Artis zeego)分離型人工心肺装置
心臓カテーテル室X線アンギオグラフィシステム(Infinix Celeve I)画像診断装置(IVUS・OCTなど)
不整脈解析装置(CARTO)補助循環装置(IABP・PCPS・ECMO)

センターの取り組み

◎循環器センターホットライン・モービルCCU(医療機関専用)
◎チーム医療
 ●TAVIハートチーム
 ●不整脈デバイスチーム

循環器センターClinical Indicator
◎循環器センター勉強会
 院外の方(医療従事者に限る)の参加もお受け致しております。
 ご興味のある方は、下記担当までご連絡ください。
 【問い合わせ先】聖隷浜松病院 診療支援室/杉村
        電話:053-474-2631(直通)
       (月~金曜日:9時00分~17時30分)

理念

当センタ-を利用してくださる方々ひとりひとりに、
  1. 信頼のおけるデータ的確な判断に基づき、安全・確実・迅速な循環器医療を提供する。
  2. どんな状況でも常に誠意をもって接する。
  3. わかりやすく納得のゆく説明を心がける。

ロゴマーク

循環器センターの前向きな精神・患者さんの希望や明るい未来(幸運のオリーブの枝)を運ぶ鳩にシンボリックにデザインしたロゴマーク。

患者さんやご家族が見た時に、明るい希望や未来を感じられるロゴマークであることを考慮しました。同時に、循環器センターが常に前向きに医療技術の向上に努力し、進化すること。それによって守られる心臓や循環器を羽ばたく鳥の羽根をハートのフォルムにデザインすることで表現しました。また、聖隷福祉事業団の基本精神を表す医療(赤)・教育(青)・福祉(緑)と、ヨハネによる福音書13章のたらいをリンクさせたデザインでもあります。