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ヘルニアセンター

診療体制

センター長・一般外科部長:宮木 祐一郎
副センター長・小児外科部長:高橋 俊明

腹壁のヘルニア疾患(鼠径ヘルニア・臍ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア等)を主な対症として治療を行っています。腹壁ヘルニアはあらゆる年代に発症し、自然に治ることはなく必ず治療が必要になります。ヘルニアセンターでは経験豊富な小児外科医と成人外科医が連携し、乳幼児から成人まで、安全性はもちろん低侵襲と早期回復をめざし、腹腔鏡手術を中心とした診療を積極的に行っています。地域との連携・断らない医療の実践・可能な限り迅速丁寧な対応を常に心がけ、患者さんにとって最善の治療を追求しながら診療しています。
・日本内視鏡外科学会技術認定医 在籍
・日本ヘルニア学会評議員 在籍

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主な対象疾患

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアは脱腸とも呼ばれ、乳幼児から老年まであらゆる年代に発症する最も一般的な外科疾患の1つです。鼠径部(股)の膨隆を主な訴えとし、時に疼痛を伴います。放置すると徐々に増大し、嵌頓(かんとん)と呼ばれる重篤な状況になる可能性があります。外科手術以外に治療方法は存在せず、早期に治療相談が必要となります。本邦においては、年間15万件もの手術が行われているとされています。当ヘルニアセンターでは、腹腔鏡手術(成人にはTAPP法、小児にはLPEC法)を中心とした各種術式を採用し、クリニカルパスの利用や麻酔科等との連携により入院期間は1~3日間程となっています。成人鼠径ヘルニアに対して年間250~270件ほど、小児鼠径ヘルニアに対して年間200件ほどの手術を施行しています。

腹壁ヘルニア

腹壁ヘルニアには腹壁の脆弱性に起因する臍ヘルニアや白線ヘルニア、手術の傷に起因する腹壁瘢痕ヘルニアなどがあります。膨隆を主な訴えとすることが多く、痛みは少ないことが多いですが、臍ヘルニアでは時に嵌頓(かんとん)と呼ばれる重篤な状況になる可能性があります。小児では臍ヘルニア(でべそ)が主な対象となり、成人では腹壁瘢痕ヘルニアが主な対象となります。いずれも自然軽快することなく、手術加療の検討が必要となります。当ヘルニアセンターでは小切開あるいは腹腔鏡を用いた低侵襲手術を中心とした各種術式を採用しています。クリニカルパスの利用や麻酔科等との連携により入院期間は5~7日間程の入院期間となっています。成人腹壁ヘルニアに対して年間40~50件ほど、小児腹壁ヘルニアに対しては、年間30件ほどの手術を施行しています。

特色ある診療

TAPP法

鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡での手術方法です。臍部と両側腹部の3ヵ所に5mmの孔を作成し、腹腔内から手術を施行します。傷が小さいことから、疼痛が少なく日常生活や仕事といった社会復帰が早いことが特徴です。また、腹腔内からの観察が可能なため正確な診断が可能となり、適切な手術が可能です。両側鼠径ヘルニア(当院データでは約20%の方に両側鼠径ヘルニアを認めています)であっても同一創からの手術が可能なため、創を増やすことなく一度に手術が可能です。

LPEC法

鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡での手術方法です。臍部に5mm(小児では3㎜)と右下腹部に3mm(小児では2㎜)の2ヵ所の孔を用いて、腹腔内から手術を施行します。メッシュを使わない修復となり、体内に残る異物が極めて少ないことが特徴です。主に乳幼児~小児に行われることが多い術式ですが、当ヘルニアセンターでは若年成人(30歳未満)に対しても、積極的に施行しています。

詳しくは「LPEC(腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術)」をご覧ください。

医師紹介/実績紹介