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小児循環器科

更新日:2016年11月28日

診療体制

部長 森善樹

部長:森 善樹

小児循環器科は先天性心疾患や不整脈、川崎病の後遺症などの心臓、血管の病気について診断、また生活指導を含めた内科的な治療を提供する診療科です。疾患に応じて適切な検査を施行し、また最適な時期に手術を受けられるよう、新生児科、小児科、心臓血管外科はもとより産科、循環器科、麻酔科と連携したチーム医療を行っているのが当科の特徴です。手術後のフォローアップを含めた終身的な診療を行っており、対象となる患者さんの年齢は下記対象疾患をもつ胎児から成人に至るまでの幅広い年齢層で、“小児循環器科”の診療科名にある『小児』に限っていません。入院診療は小児科病棟を中心に、産科病棟、NICU、 GCU、循環器内科病棟に入院した下記疾患の患者さんの診療にあたっています。
採用情報はこちら(別ウィンドウで開きます)

主な対象疾患

先天性心疾患、成人先天性心疾患、不整脈、心筋症、心筋炎(新生児から成人まで)および川崎病後遺症など。

専門外来の案内

小児科外来での心臓外来

循環器外来での成人先天性心疾患外来

心房中隔欠損症、動脈管開存症の閉鎖栓を用いた治療に関するお問い合わせは、小児科の心臓外来か循環器科の成人先天性心臓病外来までお願いします。

学校心臓検診の外来

静岡県心電図健診にあわせ、二次健診として7月〜8月に小児科外来にて行っています。

検査と治療の特色

胎児診断は産科と協力し、産科の胎児スクリーングで不整脈、先天性心疾患、心筋症など、胎児に心疾患の疑いがある母親に胎児心エコーを施行し、詳細な診断を行っています。診断確定後は、産科医、新生児科医とともに適切な分娩時期、方法、出生後の管理方法などに関してカンファランスを行い、診療にあたっています。
また患者さんに負担(侵襲)となる検査(心臓カテーテル造影検査がその代表的検査)ばかりでなく、最新の超音波診断装置、CT、MRIを用いてできる限り負担(侵襲)の少ない検査のみで診断し、手術を含めた治療を心がけています。その成績を当科のクリ二カルインディケーターの一つ“先天性心疾患に対する非侵襲的検査のみの手術症例の割合”として、循環器センターのホームページに公表しています。
治療に関しては、カテーテル治療を積極的に行っています。この治療は、手術より患者さんの負担が少ない治療法として発展してきたもので、現在では手術の代替えとなりうる手技もあります。当科で行っている手技は、心房中隔裂開術(BAS)、弁狭窄に対するバルーン弁形成術、血管狭窄に対するバルーン拡大術、ステント留置術、側副血管や動脈管開存に対するコイル塞栓術、閉塞栓塞栓術、不整脈に対するカテーテルアブレーションなどです。加えて2006年から保険適応となったアンプラッツァー閉鎖栓を用いた心房中隔欠損症に対するカテ−テル治療も、2009年4月に施設、術者認定(日本では限られた施設のみ可能で、毎年認定審査がある)を受け行っています。引き続いて、動脈管閉鎖栓を用いた治療(術者、施設認定が必要)も同様に行っています。近い将来、心房中隔欠損症ではアンプラッツアー閉鎖栓以外の閉鎖栓の使用も可能となる予定です。
対象の年齢層は小児に限らず、成人にも行っており、年齢制限はしていません。以上、本邦で施行できる先天性心疾患に対するカテーテル治療の手技すべてが当科では可能です。

主な検査

  • 心臓カテーテル造影検査
  • 循環生理学的検査(ホルター心電図・トレッドミル)
  • 心臓超音波検査(経食道心エコー・3D心エコー)
  • 造影CT検査
  • 心臓MRI検査
  • RI検査(心筋シンチグラフィーなど)

主な治療

医師紹介/実績紹介