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呼吸器内科・呼吸器科・呼吸器化学療法科

更新日:2019年4月26日

診療体制

呼吸器内科部長:中村 秀範(左)
呼吸器科部長:橋本 大(中央)
呼吸器化学療法科部長:三木 良浩(右)

肺は「全身疾患を映す鏡」であり、多様な疾患に柔軟に対応する医療の実践を心がけ、肺がん、肺炎、気管支ぜん息、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患など呼吸器疾患全般を診療しています。
病診連携の強化を目標に、呼吸器疾患の診断・治療および患者教育に力を入れています。
採用情報はこちら(別ウィンドウで開きます)

主な対象疾患

肺がん

がん死亡原因の第1位を占めており、今後さらに増加することが予想されています。
まず、気管支鏡検査などで診断し、呼吸器内科・呼吸器外科・放射線科が合同で適切な治療方針を決定します。当科では、抗がん剤よる薬物療法や緩和医療を主に担当しています。
肺がんに対する薬物療法は、近年飛躍的に進歩しています。従来からの抗がん剤に加えて、内服の特効薬である分子標的治療薬や、免疫チェックポイント阻害剤を用いたがん免疫療法もあり、それらの治療を適切に施行することが最も重要であると言われています。
個々の患者さんにどのような抗がん剤が適しているかを検討し、最適な治療が提供できるように努めています。

間質性肺疾患

間質性肺疾患は比較的稀な疾患ですが、特発性間質性肺炎(原因不明の間質性肺炎)、膠原病など全身性疾患に伴う間質性肺炎、過敏性肺臓炎、薬剤性肺炎など様々な間質性肺疾患に関して積極的な診療を行っています。
気管支鏡検査では最新医療器機であるクライオバイオプシー(凍結生検)を導入しています。
急性期から慢性期まで幅広く対応し、他職種と連携した治療を実践しています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)・気管支ぜん息

COPDは、長期にわたる喫煙で肺が壊れる病気です。息苦しさ・咳・痰が主症状ですが、診断・治療を受けていない患者数が非常に多いと言われています。また、気管支ぜん息はアレルギー性の呼吸器疾患であり、共に肺機能検査や呼気一酸化窒素濃度測定にて診断することができます。
COPD・気管支ぜん息は合併することもあります。吸入薬が治療の中心となるために、薬剤師と連携した適切な吸入方法の指導にも力を入れています。息苦しさを軽くすることやぜん息の発作を予防することで、患者さんが少しでも快適な日常生活を送れるように治療しています。

肺炎

高齢化社会が進む中で、肺炎は重要な疾患となっています。健康な人でも発症することがありますが、飲み込みが悪い患者さんには誤嚥性肺炎も発症します。また、肺の基礎疾患を有している患者さんの場合には重症化することもあり、迅速な治療が必要となります。適切な抗菌薬を投与することで、なるべく短期間で退院できるように治療しています。

検査と治療の特色

気管支鏡検査

肺の病気を調べるために行う内視鏡検査で、年間300~400件の検査を実施しています。患者さんの安全を第一に考え、クリニカルパスを用いて2泊3日の入院で行っています。
検査を楽に受けていただくために、のどの麻酔と鎮静薬を用います。気管支(空気の通り道)に内視鏡を挿入し、肺の病変から組織を採取します。検査翌日には退院いただき、結果は外来で説明しますが、病理診断科などとのスムーズな連携により、検査結果は早ければ3日後には判明します。
当科では検査の精度を向上させるために、超音波を併用したEBUS-GS法やEBUS-TBNA法を多くの場合に用いています。またクライオバイオプシー(凍結生検)検査を静岡県内で最初に導入し、間質性肺疾患に対する精査を依頼いただくことも増えています。
検診やかかりつけ医で胸部レントゲンの異常を指摘された場合には、当科を紹介受診いただければ迅速に精査させていただきます。

呼気一酸化窒素濃度測定・精密肺機能検査

気管支ぜん息の診断には、従来から肺機能検査が用いられてきました。肺機能検査では「気道の狭さ」を評価することができますが、呼気一酸化窒素濃度測定は、病態の主体である「気道の炎症」を数値で評価することが可能です。息をはく検査であり、非常に簡便です。
咳が主症状である咳ぜん息の患者さんでは、肺機能検査で異常を認めないことが多く、呼気一酸化窒素濃度を測定することで適切に診断・治療を開始することが可能になることもあります。

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