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腫瘍放射線科

更新日:2018年5月23日

診療体制

部長:野末 政志

腫瘍放射線科は放射線治療に特化した診療科です。高度な最新の放射線治療装置を基軸に、専門のスタッフが放射線治療(外照射)全般に対応する体制を整えています。専門の医師・専門の技師・専属のがん放射線療法看護認定看護師・医学物理士・放射線治療品質管理士等がチームを組み、すべての患者さまに満足していただける、より適切な放射線治療を目指しています。
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主な対象疾患

原発性・転移性を問わず、悪性腫瘍全般(一部良性腫瘍含む)に対する放射線治療を行っています。照射目的も、根治的放射線治療から緩和的放射線治療まで広く丁寧に対応します。根治目的では集学的治療として、手術や化学療法との併用も積極的に取り組んでいます。緩和的放射線治療では、病巣を的確に把握した上で最先端技術で放射線治療を行うことにより、有害事象が殆ど無く日々の生活を維持しながらの通院治療が可能になっています。
CT画像をもとにした放射線治療計画を全例に行っています。皮膚マークに頼ることなく、レーザー光を使った体表面三次元スキャナーやエックス線による画像誘導システムを使って、非常に精密な放射線治療を行っています。

定位放射線治療は、頭蓋内と肺や肝臓を主体とした体幹部の双方に行っています。頭蓋内の病変に対しては、最狭マルチリーフを使った回転強度変調放射線治療(VMAT/RA)による定位放射線治療を行っています。複数病変を一回の治療で済ますことも可能です。体幹部に対しては、標的の呼吸性移動対策として体表面三次元スキャナーを利用した、深吸気停止放射線治療に取り組んでいます。胸部では広がった肺での照射となり、副作用の少ない放射線治療となります。この技術は温存乳房照射にも利用されています。将来の心疾患リスクの減少につながるため、当院では標準的な治療技術となっています。またMR画像やPET画像を利用して、非常に集中したピンポイントの治療を心がけています。再発・再照射にも大変効果的です。

強度変調放射線治療(IMRT)及び回転強度変調放射線治療(VMAT/RA)には全国的にも早くから取り組み始め、前立腺・頭頚部を中心に全身ほとんどの領域で、積極的にこの技術を適応しています。治療時間が短縮され線量集中性が高いので、より副作用が少なく効果的な放射線治療を行うためには必須の技術です。当院では最良の放射線治療を全ての患者さんに提供する体制を整えています。認定看護師を軸として、照射に伴う有害事象の軽減にも力を入れており、多くの患者さんが外来通院照射を受けていらっしゃいます。

放射線治療の内容を第三者的に評価する「放射線治療品質管理委員会」を全国的にも先駆けて開催しており、常々評価し・改善する診療体制をとっています。
当院の進んだ放射線治療システムによる治療をぜひご利用ください。主治医のご紹介があれば、どなたでもご利用いただけます。JUNCを介してご予約ください。

専門外来のご案内

放射線治療に特化した専門外来です。セカンドオピニオンにも対応します。予約制ですので、診療日にご注意のうえ受診してください。特に回転強度変調放射線治療(VMAT/RA)・体幹部定位放射線治療(いわゆるピンポイント照射)といった最先端の放射線治療が可能です。緩和的放射線治療では、これらの技術が大きなメリットとなって、副作用の少ない放射線治療が行われています。

関連情報

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検査と治療の特色

特殊医療機器

バリアン社製 TrueBeam STx 等加速器3台、及びミレニアム&2.5mm幅最狭マルチリーフコリメータ
精密な外照射専用機器です。放射線治療部位に適した機器が選択されます。IGRTを行った後、5mm~2.5mm幅マルチリーフで照射野の形成を行います。回転強度変調放射線治療(VMAT)を行うことで、周囲正常組織の不要な放射線を極力削減でき、有害事象の軽減に大きく役立ちます。
放射線治療計画専用CT及び3次元放射線治療計画装置
CT画像をベースにした強度変調放射線治療(IMRT)や回転強度変調放射線治療(VMAT/RA)による放射線治療を、短期間の準備で提供できる体制を整えています。
レーザー光を使った体表面三次元スキャナー「VOXELAN」
照射体位の捻じれや傾きを1mm/1度以内で検出可能な、人体に無害なスキャナーです。照射位置の確認のみならず、体表面での呼吸状況の把握も可能で、呼吸管理照射では重要な装置です。体表に近い病巣では、より短時間でより正確な照射位置合わせが可能になります。
OBI、ExacTrak
放射線治療装置に関連付けられた、KV系の画像システムです。被爆の少ない鮮明な画像で放射線治療位置合わせが可能になります。CT機能があるため、体内の軟部組織に対しても正しい位置合わせが可能になります。全患者さん・全治療時に使用して1ミリの治療位置精度を目指しています。TrueBeam STxでは患者治療寝台と直接リンクしているため精密な6軸補正が可能になります。
線量確認のための測定機器
IMRT/VMAT等の高度な放射線治療の検証のために必須の装備です。

医師紹介/実績紹介