グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




泌尿器科

診療体制

部長 米田達明

部長:米田 達明

当科では尿路性器悪性腫瘍の診断および手術、放射線療法、化学療法を含めた集学的治療を主とし、尿路結石に対するESWL(体外衝撃波結石破砕術)やTUL(経尿道的レーザー砕石術)、腎後性腎不全や尿路性敗血症に対するドレナージ術、前立腺肥大症や神経因性膀胱、尿失禁など排尿障害に対する治療、男性不妊症・ED(勃起不全)・GID(性同一性障害)に対する治療を行っています。

主な対象疾患

主な対象疾患診療内容
尿路性器悪性腫瘍尿路性器悪性腫瘍の診断および手術療法、放射線療法、化学療法を含めた集学的治療を主とし、大半の外科的治療は腹腔鏡手術や内視鏡手術で行っています。腎がんに対しては、腎機能の温存を目的として腹腔鏡下腎部分切除術を積極的に施行しており、年間10~20件行っています。転移性腎がんに対しては、リスク分類や組織型を考慮して分子標的薬と免疫チェックポイント阻害剤の併用療法や2種類の免疫チェックポイント阻害剤を使用した治療も行っています。膀胱がんに関しては、表在性腫瘍では従来のTURBTに加え、腫瘍を一塊として切除するTURBO(経尿道的膀胱腫瘍一塊切除術)を行っています。浸潤性膀胱がんには術前化学療法後に膀胱全摘除術、尿路変向術(回腸導管、新膀胱、尿管皮膚瘻)を行い、また膀胱機能を温存する目的で動注放射線療法や膀胱部分切除術も行っています。転移性尿路上皮がん(腎盂・尿管がん、膀胱がん)には、全身化学療法および免疫チェックポイント阻害剤の治療を行っています。限局性前立腺がんに関しては、2016年10月から最新鋭のダビンチXiを用いたロボット支援前立腺全摘除術を導入し、年間約40~50例に施行しています。また手術以外にも放射線治療(IMRT)も行っており、どちらも良好な治療成績を実感しています。去勢抵抗性前立腺がんに対しては、新規ホルモン剤や全身化学療法を行っています。がん性疼痛には緩和医療科と共に疼痛コントロールを行っています。
尿路結石症尿路結石に対しては、外来治療として最新鋭のジェミニ(ドルニエ社)を用いたESWL(体外衝撃波結石破砕術)を毎日(月~金)行っており、ESWLで砕石困難な場合やレ線透過性(Ⅹ線に映らない)結石に対しては、短期入院にてTUL(内視鏡的レーザー砕石術)を行っています。
前立腺肥大症2013年からPVP(光選択的前立腺レーザー蒸散術)を開始し、従来のTURP(前立腺切除術)と比較しても術中の出血量が少なく、抗凝固剤を休薬することなく行えます。手術翌日には尿道カテーテルを抜去でき、短期入院にて治療が可能なため満足度も高い手術です。
尿失禁前立腺疾患に対する術後尿失禁に対してはAMS-800(人工尿道括約筋)埋め込み術を、女性の腹圧性尿失禁に対してはTOT(経閉鎖孔式尿道スリング手術)を行い、両術式とも患者さんの満足度も高く、QOLの向上に寄与しています。
腎後性腎不全や
尿路性敗血症
尿管結石の嵌頓や他臓器悪性腫瘍による尿路閉塞で生じる腎後性腎不全や尿路感染症に対して、緊急ドレナージ術として、尿管ステント留置や経皮的腎瘻造設術を行っています。

特色ある診療

ロボット支援手術「ダビンチ」

©インテュイティブサージカル合同会社

当院では、2016年10月から前立腺がん治療に対して、ロボット支援手術「ダビンチ」を導入し、からだにかかる負担が少ない手術ができるようになりました。重篤な合併症もなく、2021年3月までに200件以上の手術を施行しています。手術前日の入院で、術後1週間で退院となります。
※「ロボット支援手術(ダビンチ)」はいくつかある手術療法のうちの一つです。(ロボット支援手術を受けるためには、いくつかの条件があります)

定位照射「サイバーナイフ」

当院では腫瘍放射線科と連携し、2021年5月より前立腺がん(低~中リスク)の患者さんを対象に定位照射を開始しました。従来の標準分割照射は38~40回(約8週間)の治療が必要なのに対し、定位照射はわずか5回(約1週間)で治療が終了します。治療開始の3~4週間前に1泊2日入院で、金属マーカーの留置と直腸障害を減らす目的でハイドロゲルの注入を行います。

前立腺肥大症 治療:グリーンライトレーザー

2011年に保険適用され、2013年から当院で開始し、2020年12月から本体をバージョンアップ(HPS→XPS)し、サイズの大きな前立腺に対しても手術が可能になりました。この手術を希望される方が年々増えてきています。

専門外来のご案内

男性不妊症、性機能障害、男性更年期障害(LOH症候群)、性同一性障害およびがん治療前の精子凍結(生殖機能温存)は、リプロダクションセンターで診療しています。

検査と治療の特色

特殊医療機器

  • ダビンチサージカルシステム(da Vinci Xi)
  • ホルミウム・ヤグレーザー(Coherent Versa Select)(TUL用)
  • ESWL(ドルニエ Gemini)
  • 軟性尿管鏡
  • ネフロスコープ
  • レゼクトスコープ(TURisシステム)
  • AMS GreenLight®XPS
  • ストルツテレビモニター
  • オリンパスCCDカメラシステム(VISERA)
  • オリンパス膀胱腎盂ビデオスコープ(VISERA)
  • 経直腸バイオプシー用エコー
  • ウロダイナミックシステムLIBRA
  • オリンパス(3Dビデオスコープ)

医師紹介/実績紹介