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泌尿器科

更新日:2017年5月29日

診療体制

部長 米田達明

部長:米田 達明

当科では尿路性器悪性腫瘍の診断および手術、放射線療法、化学療法を含めた集学的治療を主とし、尿路結石に対するESWL(体外衝撃波結石破砕術)やTUL(経尿道的レーザー砕石術)、腎後性腎不全や尿路性敗血症に対するドレナージ術、前立腺肥大症や神経因性膀胱、尿失禁など排尿障害に対する治療、男性不妊症・ED(勃起不全)・GID(性同一性障害)に対する治療を行っています。
採用情報はこちら(別ウィンドウで開きます)

Webマガジン「白いまど」 2016年12月号「前立腺がんに対する“ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術”を開始!」はこちら

主な対象疾患

主な対象疾患診療内容
尿路性器悪性腫瘍手術は従来通り腹腔鏡手術に力を入れており、腎癌および腎盂尿管癌の44例中41例(93%)に腹腔鏡手術を施行しました。腎腫瘍に対する鏡視下手術の24例中、腎部分切除術は6例(25%)に留まっており、今後の治療戦略として機能温存を目的とした手術を積極的に行う方針です。
進行性・転移性腎癌に対する分子標的治療についてはプレサージカル療法も含め、外来通院で施行しています。
前立腺癌の診断目的のTRUS(経直腸的エコー)ガイド下8分割生検を1泊2日の入院で局所麻酔下に行っており、2014年度は222名に施行しました。全体の癌検出率は57%と高く、またグレーゾーン(PSA 4.1~10.0ng/ml)における癌検出率も48%で、不要な生検を回避できていると思います。限局性前立腺癌の治療に関しては、患者さんのライフスタイルを考慮し、腹腔鏡下小切開前立腺全摘除術(皮膚切開6cm)やIMRT(強度変調放射線治療)を施行しています。進行癌では従来の内分泌療法(CAB)に加え、去勢抵抗性前立腺癌に対してはDOC(ドセタキセル)を主とした全身化学療法や近年承認された新規ホルモン剤の投与を行っています。
表在性膀胱癌に対するTURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)では、正確な病理診断および病変部の確実な切除を目的として、腫瘍を正常な周囲粘膜も含めて一塊として切除するTURBO(経尿道的膀胱腫瘍一塊切除術)を2013年10月より導入しています。浸潤性膀胱癌に対しては、術前化学療法(GC療法)後の膀胱全摘除術や膀胱機能の温存を目的として、動注放射線療法や膀胱部分切除術も施行しています。転移性尿路上皮癌や他臓器への術後再発に対しても、全身化学療法(GC療法やGDC療法)を行っています。
尿路結石症ほどんどの症例に対して外来治療として平成25年に導入したジェミニ(ドルニエ社)を用いてESWL(体外衝撃波結石破砕術)を2016年度は364件に施行し、ESWLで砕石困難な症例やレ線透過性結石に対してはTUL(経尿道的レーザー砕石術)を行っています。
腎後性腎不全や
尿路性敗血症
尿管結石の嵌頓や他臓器悪性腫瘍に伴うMUO(管外性尿管閉塞)で生じる腎後性腎不全および尿路性敗血症に対する緊急ドレナージとして、2016年度は尿管ステント留置を80例、腎瘻造設術を18例に行っています。
男性不妊症閉塞性無精子症に対して、産婦人科による卵細胞質内精子注入法(ICSI)のための精巣上体精子吸引や非閉塞性無精子症に対する顕微鏡下精巣精子採取を施行しています。また最近では、精巣環境を改善させる目的で、精索静脈瘤に対する顕微鏡下低位結紮術を積極的に行っており、2016年度は24例に施行しました。
前立腺肥大症2013年8月から導入した光選択的前立腺レーザー蒸散術(PVP)を2016年度は26例に施行しています。患者さんの満足度は高く、低侵襲手術として定着しつつあります。
尿失禁術後の尿失禁に対するAMS-800(人工尿道括約筋)埋込み術は、近隣施設からの紹介も増え、年間約10例に行っており、2016年度は13例に施行しています。さらに女性の腹圧性尿失禁に対するTOT(経閉鎖孔式尿道スリング手術)も2014年4月より開始し、患者さんの満足度も非常に高い印象を受けています。

特色ある診療

ロボット支援手術「ダビンチ」

©インテュイティブサージカル合同会社

当院では、2016年10月から前立腺がん治療に対して、ロボット支援手術「ダビンチ」を導入し、からだにかかる負担が少ない手術ができるようになりました。

前立腺がんとは、主に前立腺の外腺に発生する病気の一つで、前立腺の細胞が何らかの原因で無秩序に増殖を繰り返す疾患です。
治療には、治療を行わず経過を見るPSA(腫瘍マーカー)監視療法・手術療法・放射線療法・ホルモン療法などがあります。どのような治療法を行うかについては、まずがんがどのくらい進行しているかを検査し、進行状態や健康状態、年齢や合併症の有無などによって判断し決定します。
※「ロボット支援手術(ダビンチ)」はいくつかある手術療法のうちの一つです。(ロボット支援手術を受けるためには、いくつかの条件があります)

ロボット支援手術「ダビンチ」の詳しい説明はこちら

前立腺肥大症 治療:グリーンライトレーザー

当院では、前立腺肥大症を治療する内視鏡レーザー治療機器を導入し、よりからだにやさしい手術ができるようになりました。

海外ではすでに50万件以上の実績があり、日本でも2011年に保険適用され広がり始めました。当院でもこの手術を希望される方が増えてきており、今後より多くの方がからだにやさしい治療を受けられるようになっていきます。

前立腺肥大症治療の詳しい説明はこちら

専門外来のご案内

  • 男性不妊症、性機能障害【予約制】

検査と治療の特色

特殊医療機器

  • ダビンチサージカルシステム(da Vinci Xi)
  • ホルミウム・ヤグレーザー(Coherent Versa Select)(TUL用)
  • ESWL(ドルニエ Gemini)
  • 軟性尿管鏡
  • ネフロスコープ
  • レゼクトスコープ(TURisシステム)
  • AMS GreenLight®HPS
  • ストルツテレビモニター
  • オリンパスCCDカメラシステム(VISERA)
  • オリンパス膀胱腎盂ビデオスコープ(VISERA)
  • 経直腸バイオプシー用エコー
  • ウロダイナミックシステムLIBRA
  • オリンパス(3Dビデオスコープ)

医師紹介/実績紹介