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泌尿器科

更新日:2017年11月24日

診療体制

部長 米田達明

部長:米田 達明

当科では尿路性器悪性腫瘍の診断および手術、放射線療法、化学療法を含めた集学的治療を主とし、尿路結石に対するESWL(体外衝撃波結石破砕術)やTUL(経尿道的レーザー砕石術)、腎後性腎不全や尿路性敗血症に対するドレナージ術、前立腺肥大症や神経因性膀胱、尿失禁など排尿障害に対する治療、男性不妊症・ED(勃起不全)・GID(性同一性障害)に対する治療を行っています。
採用情報はこちら(別ウィンドウで開きます)

Webマガジン「白いまど」 2016年12月号「前立腺がんに対する“ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術”を開始!」はこちら

主な対象疾患

主な対象疾患診療内容
尿路性器悪性腫瘍尿路性器悪性腫瘍の診断および手術療法、放射線療法、化学療法を含めた集学的治療を主とし、大半の外科的治療は腹腔鏡手術や内視鏡手術で行っています。腎癌に対しては、腎機能の温存を目的として腹腔鏡下腎部分切除術を積極的に施行しており、年間10~20件に行っています。今後はダビンチを用いたロボット支援腎部分切除術の導入を予定しています。転移性腎癌に対しては、6種類の分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤(オプジーボ)の投与を外来通院で行っています。膀胱癌に関しては、表在性腫瘍では従来のTURBTに加え、腫瘍を一塊として切除するTURBO(経尿道的膀胱腫瘍一塊切除術)を行っています。浸潤性膀胱癌には術前化学療法後に膀胱全摘除術、尿路変向術(回腸導管、新膀胱、尿管皮膚瘻)を行い、また膀胱機能を温存する目的で動注放射線療法や膀胱部分切除術も行っています。転移性尿路上皮癌(腎盂・尿管癌、膀胱癌)には、全身化学療法を入院および外来通院にて行っています。限局性前立腺癌に関しては、2016年10月から最新鋭のダビンチXiを用いたロボット支援前立腺全摘除術を導入し、年間約40例に施行しています。また手術以外にも放射線治療(IMRT)を積極的に行っており、どちらも良好な治療成績を実感しています。去勢抵抗性前立腺癌に対しては、新規ホルモン剤や全身化学療法にて治療しています。癌性疼痛には緩和医療科と共に疼痛コントロールを行っています。
尿路結石症尿路結石に対しては、外来治療として最新鋭のジェミニ(ドルニエ社)を用いたESWL(体外衝撃波結石破砕術)を毎日(月~土)行っており、ESWLで砕石困難な場合やレ線透過性(Ⅹ線に映らない)結石に対しては、短期入院にてTUL(内視鏡的レーザー砕石術)を行っています。
前立腺肥大症2013年からPVP(光選択的前立腺レーザー蒸散術)を開始し、従来のTURP(前立腺切除術)と比較しても術中の出血量が少なく、抗凝固剤を休薬することなく行えます。手術翌日には尿道カテーテルを抜去でき、短期入院にて治療が可能なため満足度も高い手術です。
尿失禁前立腺疾患に対する術後尿失禁に対してはAMS-800(人工尿道括約筋)埋め込み術を、女性の腹圧性尿失禁に対してはTOT(経閉鎖孔式尿道スリング手術)を行い、両術式とも患者さんの満足度も高く、QOLの向上に寄与しています。
腎後性腎不全や
尿路性敗血症
尿管結石の嵌頓や他臓器悪性腫瘍による尿路閉塞で生じる腎後性腎不全や尿路感染症に対して、緊急ドレナージ術として、尿管ステント留置や経皮的腎瘻造設術を行っています。
男性不妊症閉塞性無精子症に対する卵細胞質内精子注入法(ICSI)のため精巣上体精子吸引、非閉塞性無精子症に対する顕微鏡下精巣精子採取(MD-TESE)を行っています。また精巣環境を改善する目的で、精索静脈瘤に対する顕微鏡下低位結紮術を積極的に施行し、自然妊娠率の向上に寄与しています。
ED(勃起不全)
・GID(性同一性障害)
認定セックス・セラピストによるカウンセリングを行い、薬物療法(注射薬、内服薬)を行っています。

特色ある診療

ロボット支援手術「ダビンチ」

©インテュイティブサージカル合同会社

当院では、2016年10月から前立腺がん治療に対して、ロボット支援手術「ダビンチ」を導入し、からだにかかる負担が少ない手術ができるようになりました。

前立腺がんとは、主に前立腺の外腺に発生する病気の一つで、前立腺の細胞が何らかの原因で無秩序に増殖を繰り返す疾患です。
治療には、治療を行わず経過を見るPSA(腫瘍マーカー)監視療法・手術療法・放射線療法・ホルモン療法などがあります。どのような治療法を行うかについては、まずがんがどのくらい進行しているかを検査し、進行状態や健康状態、年齢や合併症の有無などによって判断し決定します。
※「ロボット支援手術(ダビンチ)」はいくつかある手術療法のうちの一つです。(ロボット支援手術を受けるためには、いくつかの条件があります)

ロボット支援手術「ダビンチ」の詳しい説明はこちら

前立腺肥大症 治療:グリーンライトレーザー

当院では、前立腺肥大症を治療する内視鏡レーザー治療機器を導入し、よりからだにやさしい手術ができるようになりました。

海外ではすでに50万件以上の実績があり、日本でも2011年に保険適用され広がり始めました。当院でもこの手術を希望される方が増えてきており、今後より多くの方がからだにやさしい治療を受けられるようになっていきます。

前立腺肥大症治療の詳しい説明はこちら

専門外来のご案内

  • 男性不妊症、性機能障害【予約制】

検査と治療の特色

特殊医療機器

  • ダビンチサージカルシステム(da Vinci Xi)
  • ホルミウム・ヤグレーザー(Coherent Versa Select)(TUL用)
  • ESWL(ドルニエ Gemini)
  • 軟性尿管鏡
  • ネフロスコープ
  • レゼクトスコープ(TURisシステム)
  • AMS GreenLight®HPS
  • ストルツテレビモニター
  • オリンパスCCDカメラシステム(VISERA)
  • オリンパス膀胱腎盂ビデオスコープ(VISERA)
  • 経直腸バイオプシー用エコー
  • ウロダイナミックシステムLIBRA
  • オリンパス(3Dビデオスコープ)

医師紹介/実績紹介