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放射線治療

更新日:2017年5月29日

放射線治療とは

放射線治療は、手術や抗癌剤と並んでがん治療に欠くことのできない存在です。近い将来、がんに罹った患者さんの2人ないし3人に1人が放射線治療を受けると予想されています。放射線治療では、治療全体における手術や抗癌剤との「分担」をしっかり決めて、お互いに支えあうように考えます。
必要なところに必要なだけ放射線を当てて効果を高めるとともに、周囲の正常組織にはなるべく放射線を当てないようにして副作用を減らすことが重要です。そのためには無駄なく放射線を集中させる「高度な技術」が大切です。
当院では様々な最新技術を早くから有効的に取り入れて、より副作用が少なくて、より効果的な治療を患者さん一人ひとりに合わせて提供できるように心がけています。


放射線治療の特徴

一般的には放射線治療の特徴として、以下の三つが挙げられます。
① 機能温存:臓器を切除しないで病気を治すことを目標とします。
② 形態温存:皮膚の状態や臓器の形・大きさをなるべく保って病気を治すことを心がけます。
③ 低侵襲 :放射線治療を分割(小分けに)して副作用を減らすことで、期間はある程度かかるものの
日常生活を維持しながら治療を行います。通院の治療も可能にする考え方です。

当院の特徴

当院では上記に加えて、病気の活動性や大きさを考えて放射線の量をコントロールする治療法を採択していますので、
より効果的で副作用が少ない治療が可能です。
さらに、精度の高い治療を心がけていますので、通常は困難な二度目の放射線治療などにも積極的に取り組んでいます。

放射線治療の流れ

1:問診票の記入と看護面談

医師の診察前に、体調確認を含めて看護師がお話を伺います。診察で特にお聴きになりたい内容や、放射線治療について不安に思う・疑問に思う事など、看護師までお知らせください。ご希望を参考に、一人ひとりに合わせた内容で医師が診察を行います。

2:放射線腫瘍医の診察

・病名/病態
・放射線治療の部位~方法
・期待される効果~副作用
・日常生活の注意
・スケジュール
・事前にお伝えくださった疑問や不安へのお答え

など、項目にわけて、書面に沿ってお話しします。
最終的に書面もお渡しします。
ご希望があればご家族などの同席も可能です。

3:診察後の看護面談

看護師と共に医師からの説明内容を振り返ります。
医師からの説明でわかりにくかったことや聞きそびれたこと、新たな疑問がないかを確認します。
その際インフォームドコンセントの「説明用紙」とは別に、当院で作成した放射線治療のための総合パンフレットをお渡しします。放射線治療全般を理解していただくためのパンフレットです。日常生活の注意事項や、副作用別の注意事項が、具体的に記されています。
加えて、看護師から治療期間の注意事項などの説明があります。
看護師のオリエンテーション内容は、パンフレットで再確認することができます。
また、パンフレットを持ち帰ることで、ご家族にも理解していただくことができます。

4:放射線治療のための準備

放射線治療技師が、様々な固定具やCT装置を使って治療準備を行います。
毎回の治療が安全に安定して行うことができるように考えて準備を行います。
最初に技師から説明があります。患者さんが順序立てて理解しながら準備ができるように心がけています。
体調に不安がある方は、事前に看護師にお伝えください。

5:初回治療日のご案内

受付事務・秘書から、日時・治療時刻などの相談をさせていただきます。
その他休診日等の案内・緊急時の連絡方法・避難経路の説明などさせていただきます。

6:初回治療前診察

医師が、今回行われる放射線治療の計画について図を使って説明します。
併せて予想される副作用の確認を行います。また、前回の説明内容全体の再確認も行います。
前回の説明でわかりにくかったりした内容も再度お尋ねください。

7:初回治療

担当の技師から、今から行われる治療内容について事前の説明があります。
その後声掛けを行いつつ様々な事項を確認し、初回治療が行われます。
初回治療時に何かご不明の点やご希望があれば技師にお伝えください。
その後看護師から初回治療を振り返っての面談があります。
再度ご不明な点があればお尋ねください。
また、体調確認用紙についても説明させていただきます。

8:照射期間中診察

照射期間中は定期的な医師の診察があります。
日々の治療では看護師が患者さんの効果や副作用の出現状況を確認していきます。 

放射線治療が終了したら

放射線治療の効果や副作用など、放射線治療期間中にすべてを確認することができない場合があります。この場合は照射後の定期診察を受けていただくようにお願いしています。
照射後も効果や副作用の出現・改善状況を確認させていただいたり、状況によっては検査のうえ追加の放射線治療をお勧めする場合もあるかもしれません。
その際は主治医と協議のうえ説明させていただきます。

Q&A

新たな部位に放射線治療?

放射線治療は「そこだけ治療」です。効果も副作用も限られた範囲にのみ起こります。
従って今までその場所に放射線治療が行われたことが無ければ、新たに「そこだけ放射線治療」を行うことが可能です。
病態をよく考えたうえで適切に行う必要があります。
ご不明な点・ご希望があればいつでも医師にお伝えください。

同じ部位にもう一度放射線治療?

放射線治療には「耐容線量」という問題があります。
「大きな問題が起こらない範囲での当てられる放射線量の上限」だとお考えください。
従って二度目では副作用と効果のバランスがより一層重要になります。
当院では最新の高精度機器を使って二度目の放射線治療にチャレンジする場合があります。
非常に限定された病態に対してですが、よくお話をさせていただいたうえで決定いたします。

放射線治療の内容は千差万別?

必要とされている放射線治療は患者さんごとに様々です。
放射線治療の方法も施設で様々です。従って放射線治療の内容も効果も副作用も患者さん個々で千差万別だとお考えください。
別の施設での経験や昔の放射線治療の経験は参考にならない場合が多いとお考えください。
ご不明な点があれば主治医の紹介状を持参のうえ受診してください。