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TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)

更新日:2016年4月5日

静岡県内で初・全国で24院目のカテーテルによる人工弁置換術「TAVI(タビ)」認定施設に

聖隷浜松病院では、2014年3月、「大動脈弁狭窄症」の新しい治療法「経カテーテル的大動脈弁置換術・TAVI(タビ)」の認定施設となりました。全国では24院目、静岡県内では初の認定となります。2014年4月から実際の治療を開始いたしました。


2014年4月TAVI初症例の様子

大動脈弁狭窄症(AS:Aortic valve Stenosis)とは?

硬くなった大動脈弁

もっとも重い心臓弁膜症のひとつである「大動脈弁狭窄症」。心臓の4つの弁の中でも、全身に血液を送り出すのに重要な大動脈弁が硬くなり、開きにくくなる進行性の病気です。高齢や動脈硬化が原因といわれ、重症になると胸の痛みや失神、安静時でも息切れするといった症状があらわれ、突然死に至るケースもあります。
症状が出現するまでの期間は数年~10年以上と長いですが、一旦症状が出現した場合は悪化の一途をたどることが多い恐ろしい病気です。

外科手術をあきらめてきた人に新たな治療法の道

大動脈弁狭窄症の治療は、従来は胸を開いて行う外科手術しかありませんでした。人工心肺を使用して心臓を止めて行う手術であり、身体に対する負担はある程度覚悟する必要があるため、非常に高齢であったり他の病気があったりして、手術を受けることを断念せざるを得ない患者さんも珍しくありませんでした。そこで、そのような患者さんのための新しい治療法として開発されたのが、カテーテルによる人工弁置換術 「TAVI(タビ)」です。

カテーテルで人工弁を移植する「TAVI(タビ)」は身体への負担が軽い

カテーテルで大動脈に挿入する人工弁

「TAVI(タビ)」は、足の付け根の血管や、胸の外からカテーテルを使って心臓に人工弁を心臓に挿入する治療法で、従来の弁置換術のように胸を開いて人工心肺を使用したり心臓を停止させたりする必要がないため、身体への負担が非常に軽い治療です。全身麻酔で行いますが、切開するのは足の付け根かあるいは左胸の一部のみで、手術にかかる時間は従来の手術の半分以下でスムーズに終われば出血も少なくて済みます。従来手術は無理と言われてきた非常にご高齢の患者さんや、他に大きな病気があり手術のリスクが高いと言われてきた患者さんでも、治療が可能となりました。術後の回復も早く、体力の低下も最小限に抑えることができます。

大腿動脈(足の付け根の動脈)からのアプローチ

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心尖部(心臓の先端)からのアプローチ

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「ハートチーム」による究極のチーム医療

「TAVI(タビ)」は、心臓病を治療するスタッフ(外科医・内科医・麻酔科医・臨床工学技士・看護師・放射線技師など)がチームで行う高度な治療法です。当院では、多職種からなる「ハートチーム」を結成して治療にあたっています。

最新鋭のレントゲン装置を備えた手術室「ハイブリッド手術室」

「TAVI(タビ)」は、「ハイブリッド手術室」と呼ばれる高機能の手術室において治療を行います。手術室としての機能に加えて、最新鋭のレントゲン装置を備えており、手術とカテーテル治療を同時に行うことができます。
当院では、新C棟の一部完成に合わせて「ハイブリッド手術室」を完成させ、2013年7月から本格的に稼働しています。「TAVI(タビ)」のほか、心臓血管外科で 腹部や胸部の大動脈瘤を開腹や開胸せずにカテーテルで骨組み付き人工血管を植え込む「ステントグラフト内挿術」というカテーテル治療を行っています。

治療に関するご相談・ご質問

同じ病気でも、この治療法に適しているかどうかは専門的な判断が必要となります。この治療法に関するご相談・ご質問は、かかりつけの先生を通して、当院心臓血管外科あるいは循環器内科にご連絡ください。

お問い合わせ先(医療機関専用)

地域医療連絡室(JUNC)電話:0120-107-352(フリーダイヤル)
FAX:0120-107-362
循環器センターホットライン電話:053-474-2793(24時間対応)
担当医師心臓血管外科:小出 昌秋 / 循環器内科:岡 俊明

「TAVI(タビ)」は、関連学会および厚生労働省により認可を受けた施設のみで実施可能な治療法です。
当院は、2014年3月に保険により治療を行うことができる施設の一つとして、正式に認定されました。

経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会」のホームページをご覧ください。(別ウィンドウで開きます)