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医療安全に関する取り組み

更新日:2018年4月23日

聖隷浜松病院では医療安全に取り組んでいます。


聖隷浜松病院 医療安全管理基準(抜粋)

1. 医療安全管理のための基本的指針

 本基準は当院の医療安全管理のための基本的指針となるべく、聖隷浜松病院(以下「当院」という)における医療安全管理体制(フレームワーク)を示し、各職種・組織の果たすべき業務、および医療事故発生時の対応について定めている。
 医療安全管理のめざすところは患者にとって必要な医療がより安全に提供できることであり、医療に関わる者は医療行為には危険が伴い決して安全ではないということを肝に銘じておくべきである。
病院組織は様々な職種から構成され、それぞれの医療行為に伴い患者への危険は生じ得る。本基準で示しているのは、当院での患者安全を担保するための大枠のシステム(しくみ)であり、情報収集と対策立案を一元化し医療の安全性向上をめざしている。
 このシステムは決して不変なものではなく、100%安全な医療を目指して適宜変更されていくべきものである。そのための客観的データとして事例・分析の集積が必須となる。分析は地道な作業ではあるが、常に患者へよりよい医療の提供を企図して、PDCAサイクルを回し続ける必要がある。
 昨今、安全管理の視点からはエラーとは異なる問題が顕在化している。情報過多の中、医療行為に対する患者の期待は大きくなり、その期待と実際の結果は必ずしも一致しないことがある。医療者の立場からみればエラーもなく想定内の結果だったとしても、患者の当初の期待が大きければ不満や誤解が生じることは当然のことである。このようなとき医療者は誠意と共感でその不満と対峙しなければならないが、時として問題化することがある。当院では説明責任と透明性を重視し、組織全体の文化となることを目指している。

2. 医療安全管理体制の整備

 当院における医療安全対策と患者の安全確保を推進するために、以下の役割および組織を設置する。

・ 統括安全管理担当責任者
・ 専従安全管理者
・ 安全管理担当者
・ 安全推進責任者
・ 医薬品安全管理責任者
・ 医療機器安全管理責任者
・ 安全管理室
・ 病院安全管理委員会
・ 院内医療事故調査委員会
・ 医療関連有害事象検討委員会
・ 事例検討会
・ 患者相談窓口(医療福祉相談室)

2.1 安全管理室の設置
 病院長の命令により、組織横断的に院内の医療安全にかかわるリスクマネジメント部門として安全管理室を設置する。

2.1.1 安全管理室の構成
 安全管理室は、安全管理室長として専任医師(統括安全管理担当責任者:副院長または院長補佐)、専従安全管理者、医薬品安全管理責任者、医療機器安全管理責任者、その他診療部門、看護部門、医療技術部門、事務部門(以上安全管理担当者)から構成される。安全管理室を構成する職員(兼務者も含む)を安全管理担当者と呼ぶ。

2.1.2 安全管理室の業務
 2.1.2.1 リスクの識別(risk identification)
 2.1.2.2 リスクの優先順位付け(risk prioritization)
 2.1.2.3 リスクの報告(risk reporting)
 2.1.2.4 リスクマネジメント(risk management)
 2.1.2.5 有害事象の調査(investigation of adverse event)
 2.1.2.6  医療安全に関連したクレームの取り扱い(management of related claims)
 2.1.2.7 院内全死亡例の検証と報告
 2.1.2.8 その他の業務
 2.1.2.9 医療安全に関する地域連携の推進

2.2 病院安全管理委員会の設置
 当院における医療安全対策と患者の医療安全確保を推進、検討、承認するために、院長の指示のもと、病院安全管理委員会を設置する。(医療法第6条の12・医療法施行規則第1条の11による)

2.3 医療従事者と患者との間の情報共有に関する基本方針
 当院の医療安全についての仕組みや考え方を記した「聖隷浜松病院医療安全基準(抜粋)」を当院ホームページ上に掲載し閲覧可能とする。

3. 医療安全管理のための具体的方策

3.1 インシデント・アクシデント・警鐘事例の活用
3.2 医療安全ネットワーク整備事業への協力
3.3 医療安全確保のための職員研修

4. 医療における重大事故または有害事象発生時の対応

 医療事故や有害事象発生時は、患者や家族へ病院組織として迅速に対応することが求められる。最優先すべきは、患者の救命や状態回復に全力を尽くすことであり、その際は診療科を越えて連携をとり、当院で出来うる最適な治療を実施することが必要である。