2018年4月1日、静岡県から「災害拠点病院」に指定されました。
静岡県の災害拠点病院は22か所となり、静岡県西部では5か所目です。
※災害拠点病院は、平成24年3月21日付け厚生省健康政策局長通知「災害時における医療体制の充実強化について」に基づき県が指定します。
災害拠点病院は、被災地からの重症・重傷患者の受入れや搬送、災害派遣医療チーム(DMAT)の保有など、災害時の医療救護活動の中心的な役割を担います。
災害拠点病院は、被災地からの重症・重傷患者の受入れや搬送、災害派遣医療チーム(DMAT)の保有など、災害時の医療救護活動の中心的な役割を担います。
災害拠点病院の必要要件
運用について
- 24時間緊急対応し、災害発生時に被災地内の傷病者等の受け入れ及び搬出を行うことが可能な体制を有すること
- 災害発生時に被災地からの傷病者の受け入れ拠点にもなること
- 災害派遣医療チーム(DMAT)を保有し、その派遣体制があること
- 救命救急センターもしくは第二次救急医療機関であること
- 被災後、早期に診療機能を回復できるよう、業務画継続計画の整備を行っていること
- 整備された業務継続計画に基づき、被災した状況を想定した研修及び訓練を実施すること
- 地域の第二次救急医療機関 及び 地域医師会、日本 赤十字社等の医療関係団体とともに定期的な訓練を実施すること。また、災害時に地域の医療機関への支援を行う体制を整えていること
- ヘリコプター搬送の際には同乗する医師を派遣できることが望ましいこと
ヘリポート
施設・整備について
- 救急診療に必要な部門を設けると共に、災害時における患者の多数発生時に対応可能なスペース及び簡易ベッド等の備蓄スペースを有することが望ましい
- 診療機能を有する施設は耐震構造を有すること
- 通常時の6割の程度の発電容量のある自家発電設備等を保有し、3日分程度の燃料を確保しておくこと
- 適切な容量の受水槽の保有、停電時にも使用可能な井戸設備の整備、優先的な給水協定の締結等により災害時の診療に必要な水を確保すること
- 衛星電話を保有し、衛星回線インターネットが利用できる環境を整備すること
- 広域災害・救急医療情報システムに参加し、災害時に情報を入力する体制を整えておくこと
- 多発外傷、挫滅症候群、広範囲熱傷等の災害時に多発する重篤救急患者の救命医療を行うために必要な診療設備を有すること
- 患者多数発生時用の簡易ベッドを有すること
- 被災地における自己完結型の医療救護に対応できる器材を有すること
- トリアージタッグを有すること
- 食料、飲料水、医薬品等について、流通を通じて適切に供給されるまでに必要な量として、3日分程度を備蓄しておくこと
- 原則として病院敷地内にヘリコプターの離着陸場を有すること
- 原則としてDMATや医療チームの派遣に必要な緊急車両を有すること
災害・事故が起こった場合、都道府県からの要請を受けて被災地域に出動し、医療を提供するチームです。
聖隷浜松病院災害派遣医療チーム(DMAT)は、医師、看護師、事務職員を含む4名1チームで構成されています。
災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)は、略して、DMAT(ディーマット)と呼ばれています。
聖隷浜松病院災害派遣医療チーム(DMAT)は、医師、看護師、事務職員を含む4名1チームで構成されています。
災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)は、略して、DMAT(ディーマット)と呼ばれています。
構造
C棟は免震構造、A棟・B棟・医局管理棟は耐震構造です。
病院外観
医局管理棟
防災訓練
4月 新入職員を対象とした防災オリエンテーション(職員・看護師)
6月 消火器・屋内消火栓訓練、職場防災係訓練
7月 医師防災訓練
9月 職員安否確認訓練、地震・火災・トリアージ訓練
10月 夜間想定火災訓練
6月 消火器・屋内消火栓訓練、職場防災係訓練
7月 医師防災訓練
9月 職員安否確認訓練、地震・火災・トリアージ訓練
10月 夜間想定火災訓練