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4月号 てんかんと地域連携

【特集】てんかんと地域連携

(2016年4月号特集)

てんかんって?

「てんかん」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?簡単に言うと「脳というコンピューターのフリーズ状態」です。コンピューターの画面が固まったり、同じ文字や音声が繰り返し出てきたり、急にシャトダウンしたりなど人間にとってのコンピューターである脳が不調になる状態です。主な症状として「意識が飛んでボーっとする」状態から、「手足が勝手に繰り返し動く」痙攣などがあります。 
てんかんを持つ人は100人に一人の割合でみられ、現在も活躍している有名歌手や五輪選手、歴史上の偉人のなかにもてんかんであったことが知られる人もいます。
 原因は、生まれつきもありますがインフルエンザも含めた感染症が原因のものから頭をぶつけてなることもあります。高齢者の発病も多く高齢化社会において増えることが予測されています。自分自身、家族、友人にも起こり得る病態であるとご理解ください。
 
治療方法には、
① 抗てんかん薬
② 手術
③ 迷走神経刺激療法
④ 食事療法
があります。
薬が効く人は7割です。このような人は2年以内に2~3種類以内の薬で症状が治まります。しかし、残りの3割の方は薬での治療はむつかしく、もし発症から2年以上経過しても症状が続く場合は、治療内容を変更する必要があります。ぜひ、当院てんかんセンターにご相談ください。


てんかん診療地域連携=エピネット

てんかん発作のコントロールがつけば、早期の社会復帰が次なる目標です。「かかりつけ医」と「てんかん専門施設」とが連携する「エピネット」というシステムを2014年に立ち上げました。エピネットでは、以下の方針で患者さんをサポートします。


A普段のお薬は、ご自宅近くの医院で処方をうけてください。その際、風邪や高血圧、その他の気になる症状は「かかりつけの先生」にご相談ください。
B「聖隷浜松病院てんかんセンター」では、てんかんの定期検査と、発作再発時の対応、いろいろな書類の対応を行います。
C「患者さん」にとっても、ふだんは「かかりつけの先生」による比較的柔軟性の高い対応を受けることができ、欠席や欠勤を避けやすくなります。

このA「かかりつけの先生」-B「聖隷病院てんかんセンター」-C「患者さん」の関係が「エピネット」で、情報を共有して相互の関係をスムーズにするためのパスポートとして「Epi Passport」という冊子を発行しました。
それぞれの役割分担をはっきりさせることでより良い診療を行うためのEpi Passport/エピネットは、浜松発の全国に先駆けた試みで、現在、順調に運営されています。

Epi Passport

Epi Passportは、基本的に症状が安定した方にもっていただくものです。てんかん発作が安定し、自由に世界を飛び回るという願いを込めて、「パスポート」という言葉を選びました。
 ぜひ、てんかん発作を克服して、世界中で活躍していただければと願っています。

文責:てんかんセンター 副センター長 藤本 礼尚
さらに詳しい情報を知りたい方は・・・?
以下の動画をご覧ください。

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「白いまど4月号」(冊子)

表紙・特集:てんかんと地域連携
新任医師紹介
インフォメーション:「外来受診の予約・予約変更」のお知らせ

広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”

1日に患者さん向けに発行している広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”では、医療情報や病院紹介を中心に、当院を身近に感じてもらえるような旬な話題をお届けします。さらに詳しい内容をYouTubeの病院チャンネルで配信しています。ぜひ、ご覧ください。

冊子は、病院玄関、i案内、外来、病棟など院内各所に置いています。