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10月号 わが街で健康に暮らす2 なぜ、浜松市は健康寿命が長いのか?

【特集】わが街で健康に暮らす2 「なぜ、浜松市は健康寿命が長いのか?」

(2016年10月号特集)
超高齢社会になった今では、地域で暮らす一人一人が健康意識を持つ必要があります。このシリーズでは、毎回健康に関するキーワードを取り上げ、私たちが住んでいるこの街場所で健康に暮らすための方法を、一緒に考えていきます。

「平均寿命」と「健康寿命」

日本は世界でもトップ・クラスの平均寿命を誇ります。平成26年度の厚生労働省の報告によると、日本の平均寿命は、男性が 80.21歳、女性が 86.61 歳となり、世界的に見ても、「平均寿命は長寿である」と、言えそうです。
最近、「健康寿命」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。では、「健康寿命」は、「平均寿命」と、どう違うのでしょうか。「健康寿命」は、一般的に「日常生活に制限のない期間」とされています(第二次健康日本21)。平成25年度の厚生労働省の発表から、日本の健康寿命は、男性平均が71.19歳、女性が74.21歳であり、平均寿命と10歳近い差があります。国によって健康寿命の定義が違うため直接比較は出来ませんが、健康寿命と寿命の差が少ない国も指摘されています(健康寿命の国内と海外の現状把握と分析評価に関する研究)。

地域によって健康寿命は違う

実は、日本の国内でも、住んでいる場所によって、健康寿命に違いがあることが分ってきました。ニュースなどで報道されたため耳にした方も多いかもしれませんが、平成24年に、20大都市ごとの健康寿命が発表され、浜松市が男女とも日本一となっています(男性:72.98歳、女性:76.94歳)。浜松市は、第5位の都市と比較して、1年半の開きがあり、「何かが、浜松で健康余命に良い作用を及ぼしていること」は、間違いないようです。
しかし、どのような要因が健康寿命にどの程度の影響を与えているかについて、未解明の部分が多いため、今後、さらに研究を進めていく必要があります。

浜松で考えてみる

浜松医大公衆衛生学教室の尾島俊之先生によると、浜松市の健康寿命が長い要因として、「気候が温暖で日照時間が長い」、「就労率が高い」、「高齢者の社会参加が活発」、「市内には企業の数が多い」、「経済的に落ち着いている」、「古くから東西の文化が行き交う地理的優位性」、「浜松方式といわれる医療体制(「たらいまわし」の防止)」などが、要因として考えられていますが、はっきりしたことは分っていないようです。
でも、言えることが一つあります。「健康寿命が長いということは、浜松がとても暮らしやすい地域だ」ということです。皆さんの何気ない行動が、健康寿命を延ばしているかもしれませんね。
文責:総合診療内科 医長 本間 陽一郎
次回、“わが街で健康に暮らす3”は「何を食べると良いですか?」です。2017年1月号に掲載予定

「白いまど10月号」(冊子)

表紙・特集:わが街で健康に暮らす2 なぜ、浜松市は健康寿命が長いのか?

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