グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




3月号 がんに克つ!7  肺がん

更新日:2017年3月7日

【特集】がんに克つ!7 肺がん

(2017年3月号特集)
日本人の2人に1人が一生のうちに一度はなるといわれている『がん』。
シリーズ「がんに克つ!」では、日本人がかかりやすいがんを中心に、その特徴・最新治療・予防法などを紹介します。

肺がんとは?

肺がんは呼吸器(気管~肺胞)に生じる悪性腫瘍で、男女合わせた死亡者数が全てのがんの中で最も多く、治りにくい病気です。しかし初期の肺がんは適切な治療により治癒が望めるので、検診による早期発見が重要です。
表 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
死亡者数の多い部位(2014年)
1位2位3位4位5位
男性大腸肝臓膵臓
女性 大腸膵臓乳房
男女計大腸膵臓肝臓

肺がんの診断

がんの診断は、レントゲンで形や大きさを検査するだけではなく、細胞や組織を採取して顕微鏡でがんの有無を調べることで確定します(病理診断)。がん細胞を痰の中から確認する方法(喀痰細胞診)、気管支にカメラを入れて細胞や組織を採取する方法(気管支鏡検査)、病変をCTスキャンで見ながら皮膚表面から針を刺す方法(CTガイド下肺生検)など、病状に応じて検査法を選びます。またPET-CTや脳MRIも行って全身の臓器を調べることで進行度(病期/ステージ)を決定し、それに応じて治療法を選択します。

肺がんの治療

肺がんの治療には大きく分けて手術、薬物療法、放射線療法の3つがあり、これらを使い分けたり組み合わせたりすることが一般的です。
手術は他の臓器への転移が無い症例で適応となり、近年は内視鏡(胸腔鏡)を用いた小さな傷で体への負担が少ない術式が行われています。
薬物療法にはいわゆる抗がん剤のほか、分子標的薬、免疫療法などが含まれます。最近の研究によってがんの組織型による抗がん剤の効果の違いや、遺伝子変異の有無によって分子標的薬の効果に差があることが明らかとなってきました。そのため個々の患者さんの病態に応じた適切な治療法を選択することが可能となっています。放射線療法は病変の部位に放射線を照射することで治療効果を狙うもので、抗がん剤と同時に行われることもあります。これらの治療は従来は入院が必要でしたが、薬物療法と放射線療法は患者さんの状態に応じて外来で行うことも可能となってきました。また
これらの治療と並行して、がんによる苦痛を和らげる治療(緩和医療)も早期から積極的に行われています。

肺がんに対する研究と治療成績は過去数年間でめざましい進歩を遂げましたが、検診による早期発見と禁煙により肺がんのリスクを減らすことが依然重要です。検診と禁煙の習慣で健康な生活を心がけましょう。
文責:呼吸器外科 部長 中村 徹
さらに詳しい情報を知りたい方は・・・?
以下の動画をご覧ください。

2017年3月号(冊子)

表紙・特集
がんに克つ!7  肺がん
インフォメーション
  • HOLOGIC社のデジタル式乳房X線撮影装置「Selenia Dimensions 」導入!
  • 一部の外来診察室が、C棟2階に移転しました!
  • Wi-Fiフリースポット(タリーズコーヒー)設置!
  • 動画放映、開始!

診療科・センター紹介
緩和医療科
診療を支えるスペシャリスト
緩和ケア認定看護師

広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”

毎月1日に患者さん向けに発行している広報誌「白いまど」のWeb版”Webマガジン「白いまど」”では、医療情報や病院紹介を中心に、当院を身近に感じてもらえるような旬な話題をお届けします。さらに詳しい内容をYouTubeの病院チャンネルで配信しています。ぜひ、ご覧ください。

冊子は、病院玄関、i案内、外来、病棟など院内各所に置いています。