最新の機器を活用した高度な放射線治療
放射線治療機器の進歩には目を見張るものがあります。例えば放射線の範囲を決定し、無駄な放射線の範囲を省く仕組みのマルチリーフコリメータは、当院ではその幅5mmで0.2 mmの精度で動きます。治療中のまさに放射線があたっている間の確認画像もずっと鮮明になりました。当院では患者さまの照射部位の決定に全例からだの内部を見た画像を用いています。通常の皮膚マークだけに頼ることなく「より正確に」「より安全に」そうして「より迅速に」を目指しています。
新しい機器では特にその安全性が高まったと考えます。正しく放射線が出なければ機器はその場で止まります。その記録も残します。何よりも新しい機器は新しい放射線治療方法を強力にバックアップします。定位放射線治療(いわゆるピンポイント照射)、呼吸同期照射、強度変調放射線治療(IMRT)、画像確認を伴う放射線治療(IGRT)などです。もちろん当院ではこれらの機能を使いこなすためのスタッフの研鑽(けんさん)も続けています。