白いまど

2008年12月1日発行

ボランティアグループすずらん「緑綬褒章」受賞

ボランティアグループすずらん「緑綬褒章」受賞

当院のボランティアグループ「すずらん」が、今年の秋の褒章にて社会奉仕活動に励んだ人に贈られる『緑綬褒章』に選ばれました。当院においても大変喜ばしいことです。
「すずらん」は1978年に発足し、30年の歴史があります。現在は約40名の会員のみなさんが、患者図書コーナーの管理や入院患者さまの病棟へのご案内など月平均300時間を越える活動を行っています。
11月18日には天皇陛下への拝謁と厚生労働大臣からの褒章伝達式が執り行われました。

特集:インフルエンザ

特集:インフルエンザ
インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで発症します。ウイルスは大きく、A、B、C型の3種類に大別されます。A型には多くの変異株があり、世界的な大流行を引き起こします。香港型、アジア型、ソ連型といったタイプもすべてA型です。B型も流行がありますが、散発的です。インフルエンザA型ウイルスは動物などを介して流行し、どの型が流行するかの予測は地球規模の動向を解析して行われ、その結果に基づいてワクチンが開発されています。
通常の“かぜ”(普通感冒)は、のどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急に38〜40度の高熱がでるのが特徴です。さらに、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの激しい症状は通常5日間ほど続きます。
また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児などでは命にかかわることもあります。

1.ウイルスに対する抵抗力を高めるために栄養と休養を十分に取る

2. インフルエンザの流行時は人混みを避ける

日常的にできる予防

3.ウイルスは低温・低湿を好むため、室内を適度な温度・湿度に保つ

4.外出後には必ず手洗い・うがいを励行する

5.咳やくしゃみの飛沫から感染するため、マスクを着用する

ワクチン接種で確実に予防

 

 

ワクチン接種で確実に予防
また、最も確実な予防法は流行前にワクチン接種を受けることです。ワクチンによるインフルエンザの発症予防は、健康な成人で、70〜90%と高い効果が認められており、また高齢者では死亡率を80%減らすなど重症化を防止する効果もあります。特に、高齢者や心臓・肺に慢性の病気を持つ人、気管支喘息を持つ小児などは重症化する可能性が高いため、早めにワクチンを接種する事が望まれます。妊婦の場合、ワクチン接種を希望される際には必ず主治医の先生と相談してください。
日本ではインフルエンザは12〜3月に流行します。ワクチン接種後、2週間で効果が出現し、約5ヶ月間効果が持続します。そのため、12月上旬までには接種しておくのが良いと考えられます。
それでもインフルエンザに感染してしまった場合は、発症から48時間以内であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬(タミフル、リレンザ)が処方されるようになりました。症状が出たら早めに医療機関に受診しましょう。
総合診療内科  仲程 真理

長寿高齢化時代を迎え、長生きはしたいけど自分の健康に自信がないと思うことはありませんか?自力で動けなくなると寝たきりになってしまいます。日本では要介護あるいは寝たきりになる方が年々増加しています。寝たきりは病院では治すことができないので予防するしかありません。寝たきりの原因でもっとも多いのが脳卒中と運動器疾患(骨折、関節疾患)です。中でも高齢になるほど運動器疾患での寝たきりが増えています。高齢者の骨折は骨が弱くなる骨そしょう症が原因で起きます。骨そしょう症はほとんど症状がないので、骨折するまで骨そしょう症に気づかない人が多いのが現状です。
骨そしょう症は他の病気が原因で罹ることもありますが、病気がなくても閉経後の女性に多い病気です。骨折が起きる前に治療を開始することが重要です。ご心配な方は一度、骨密度検査と背骨のレントゲン検査を受けてみましょう。当院では骨そしょう症治療薬の治験も行っています。

骨・関節外科部長 森 諭史

骨そしょう症について

「市民公開講座のご案内」

第3回治験・臨床研究活性化のための市民公開講座
〜骨そしょう症 病気・治療・予防〜
■日時:2008年12月20日(土)14:30〜16:30  
■場所:プレスタワー17F 静岡新聞ホール
■お問い合わせ:聖隷浜松病院 臨床研究管理センター 053-474-1264

●当日13:30より会場にて骨密度の簡易測定を行います。 お誘い合せのうえお気軽にご来場ください。

専門外来紹介:膠原病リウマチ内科
担当:部長 宮本俊明
『膠原病』とは慢性的経過をたどり全身に多彩な症状が出る病気です。外敵(細菌、ウイルスなど)から自分を守る「免疫」というシステムに原因不明の異常が起こり、敵と味方(自分)の区別が出来なくなり、味方である自分の体を自分で攻撃してしまう病気の総称です。自己免疫疾患とも言います。
『膠原病』には関節が障害される「関節リウマチ」や「全身性エリテマトーデス」、「強皮症」、「筋炎」などさまざまな病気があり、いずれも全身の臓器が障害を受ける可能性があります。症状は持続する発熱、関節痛、筋肉痛、皮膚症状など非常に多岐にわたるため、全身を系統的に診察して必要な検査を直ちに行い、早期診断、治療に努めています。上記症状等でお悩みの方は一度ご相談ください。

情報カード:年末年始診療体制のご案内

【通常診療】
2008年12月27日(土)まで
【休 診】
2008年12月28日(日)〜2009年1月4日(日)
【通常診療】
2009年1月5日(月)から2008年12月28日(日)〜2009年1月4日(日)
上記期間は休診のため、救急外来のみの診療となります。
緊急受診の場合は、事前にお電話(下記番号)にて相談のうえ、ご来院ください。
053-474-2222
 
【小児科の時間外診療について】
当院の小児科専門外来に受診中の患者さま以外の方につきましては、日中は当日の休日当番医、夜間は浜松市夜間救急室(鴨江)をご紹介しております。休日当番医は新聞、広報等をご覧いただき事前にお電話にてお問い合わせください。

看護師・助産師として安心して働けるよう、万全の教育体制と
充実の福利厚生制度であなたのやりがいをサポートします。
お気軽にお問い合わせください。
 
連絡先:聖隷浜松病院 総務課
電話番号:053-474-2232
e-mail:hm-kango@sis.seirei.or. jp

更新 2008.12.1