2009年6月1日発行
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卒後臨床研修医
当院は臨床研修管理指定病院(単独型)として医師の育成に努めています。今年度は新たに11名の臨床研修医を迎えました。彼らはこれから2年間さまざまな診療科で研修を行います。どうぞよろしくお願いします。 |


日本では毎年約30万件のハチ刺されによる事故が発生しており、約40名前後の死亡が報告されています。1年の内では8月に多く発生し、5月から6月にかけて雨が少なく、気温の高い年ほど件数が多いといわれています。
ヒトを刺すハチの種類は、主にミツバチ科のミツバチと、スズメバチ科のスズメバチおよびアシナガバチです。スズメバチ、アシナガバチともに同じ毒を持っていますが、一匹が持つ毒の量はスズメバチの方が多く、最も危険とされてます。

症状の発生にはハチ毒に対する免疫反応が関与しており、弱い局所の腫れから、アナフィラキシーと呼ばれる強い全身性のアレルギー反応まで極めて多彩です。
ハチ毒アレルギーの人でなければ、ハチに刺されても強い痛み、かゆみ、発赤、腫れといった局所症状があらわれるのみで、通常3日間ほどで消失します。しかし、ハチ毒にアレルギーのある人では極めて強い免疫反応であるアナフィラキシーが起こります。嘔吐、寒気、全身のじんましんといった全身症状から始まり、呼吸困難、意識障害、血圧低下、ショックを呈する事があり、時には死に至る場合もあります。
通常、アナフィラキシーがあらわれるのは刺された後15分以内ですが、症状が早くあらわれる時ほど重症化する傾向があります。初めてのハチ刺し事故でもアナフィラキシーを起こすことがありますが、前回刺された時は腫れや痛み等の局所症状でおさまっていたとしても、再度のハチ刺されでアナフィラキシーが起こることが多くなり、刺された回数が増えるほどその症状は重篤化します。

はちに刺されないための予防法
ハチ刺し事故を回避するために、屋外での作業や山歩きをする際などは、長袖、長ズボン、手袋などを着用し、肌の露出を避けるようにしましょう。また、ハチは黒い色や甘い臭いに誘われる性質があります。黒い色の衣服や強い香水は避ける方が無難です。
ハチに指されてしまったら
ハチの毒針が残っていて簡単にとれるようなら爪等で取り除いてください。皮膚に残った毒針を強く押したり、つまんだり、皮膚に深く押し込んだりしてはいけません。あまり傷を触ると毒が広がるのでやめましょう。患部を冷やし、腫れや痛みが強い場合には病院を受診してください。腫れた患部に軟膏などを塗り、抗ヒスタミン薬を服用します。
また、全身の発赤やかゆみ、呼吸困難感、のどが腫れた感じ、ふらつきなどのアナフィラキシーによる症状を認めた場合には、迅速な救命治療が必要です。救急車を要請し、すぐに病院を受診するようにしてください。
自己注射用アドレナリン注射液について
保険適応外のため自費となりますが、アナフィラキシー症状に対し自分で応急処置をするための自己注射も入手可能です。有効性は確実ですので、過去にハチに刺されアナフィラキシー症状を起こした事があり、今後も刺される可能性を心配される方は、一度医療機関に相談してはいかがでしょうか。
なお、自己注射用アドレナリン注射液はハチ刺され以外の食物などによるアナフィラキシーにも有効です。
担当:部長 中村 雄幸
当科では、外傷・顔面骨骨折・熱傷、先天性の異常・変形・傷跡の修正をはじめ、腫瘍摘出や摘出後の再建、あざ・刺青・褥瘡・美容の手術など、幅広い治療を行っています。
当科が取り扱う機能および外見上の問題は心理面にまでおよび、心の治療が必要となることもありますが、常に負担の少ない手法・治療法を選択し、人に優しく質の高い診療結果の提供に努めています。
創傷治癒過程・治療とも関係の深い形成外科では、潰瘍・難治性潰瘍、褥瘡等の治療や啓蒙活動にも積極的に取り組み、現在、独自の治療方針・基準から高い治療評価を得ています。また近年では、重症虚血肢・閉塞性動脈硬化症・末梢循環障害に起因した下肢潰瘍・難治性潰瘍が顕著に増加し、この場合は、切断はもとより死に至ることも少なくありません。これらの疾患は、いままで各科の境界領域として多科にわたり扱われることが多く、その結果治療方針が明確に確立されていないのが現状でありました。当科では、2007年度より血管外科医との相互協力のもとに、この基礎疾患から起きる潰瘍にも積極的に取り組み、循環器科・心臓血管外科・整形外科等とコラボレーションし、血行再建・アフェレーシス(LDL/DFPP)等の早期

しょうがはショウガ科の多年草です。熱帯アジア原産で地下に根茎があり、地上には葉だけが出ます。しょうがには、一般的に出回っているひねしょうが(根しょうが)、甘酢に漬けて食べる新しょうが、つけ合わせなどに使われる葉しょうがの三種類があります。
働き
しょうがの持つ効果や効能には、1.血液の循環をスムーズに行えるよう働きかけ身体を温める、2.胃や腸に対する刺激で消化機能を促進させる、3.循環機能の活性化による解毒作用、4.下痢や便秘の解消などが挙げられます。
しょうがを食用として取り入れる際には、生のしょうがで一日小さじ1杯程度、乾燥しょうがの場合は1〜4gを目安に摂取するとよいといわれています。
選び方
ひねしょうがはふっくらとして表面がしまっているもの、新しょうがは肌が白く茎の付け根が赤色のものを選びましょう。
調理のポイント
千切りにして酢の物や煮物の天盛りに。また、薄切りにして炒めると香りが出て料理の風味づけや臭み消しにもなります。
保存方法
3〜4日なら、そのまま冷暗所で保存することができます。洗ったものや使いかけのものは、水気をふき取ってラップで包み冷蔵庫の野菜室で保存します。その場合は、1週間を目安に使いきるのがいいでしょう。

《材料/2人分》
■鶏レバー・・・・・/200g
■しょうが・・・・・/1かけ
■水・・・・・/100cc
■砂糖・・・/30g
■みりん・・・・・/30cc
■しょうゆ・・・・・・・/30cc
| 《作り方》
- しょうがの皮おむき薄切りにする。
- 鶏レバーは水でよく洗い、食べやすい大きさに切って血合いを取り除く。
- レバーとしょうが、調味料を鍋に入れ、沸騰したらフタをして弱火で20分ほど煮る。
- 上に千切りにしたしょうがをのせる。
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いわゆる「難病」とは、医学的に明確に定義された疾患群ではなく、社会通念上用いられている言葉です。そのため、「難病」とされるか否かは、その時代の医療水準や社会事情によって変化します。「難病」と言われる病気のうち、現代においても原因が不明で治療方法が確立していない上に症例数も少ないことから全国的規模での研究が必要とされている疾患を「特定疾患」とわが国では定義しています。
現在、特定疾患は130疾患あり、うち診断基準が確立して
特定疾患治療研究事業
特定疾患治療研究事業として、以下の疾病は医療費助成の対象となっています。
疾病番号 |
疾患名 |
疾病番号 |
疾患名 |
| 1 |
ベーチェット病 |
24 |
モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症) |
| 2 |
多発性硬化症 |
25 |
ウェゲナー肉芽腫症 |
| 3 |
重症筋無力症 |
26 |
特発性拡張型(うっ血型)心筋症 |
| 4 |
全身性エリテマトーデス |
27 |
多系統萎縮症
(1)線条体黒質変性症
(2)オリーブ橋小脳萎縮症
(3)シャイ・ドレーガー症候群 |
| 5 |
スモン |
28 |
表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型) |
| 6 |
再生不良性貧血 |
29 |
膿庖性乾癬 |
| 7 |
サルコイドーシス |
30 |
広範脊柱管狭窄性 |
| 8 |
筋萎縮性側索硬化症 |
31 |
原発性胆汁性肝硬変 |
| 9 |
強皮症/皮膚筋炎及び多発性筋炎 |
32 |
重症急性膵炎 |
| 10 |
特発性血小板減少性紫斑病 |
33 |
特発性大腿骨頭壊死症 |
| 11 |
結節性動脈周囲炎
(1)結節性多発動脈炎
(2)顕微鏡的多発血管炎 |
34 |
混合性結合組織病 |
| 12 |
潰瘍性大腸炎 |
35 |
原発性免疫不全症候群 |
| 13 |
大動脈炎症候群 |
36 |
特発性間質性肺炎 |
| 14 |
ビュルガー病(バージャー病) |
37 |
網膜色素変性症 |
| 15 |
天疱瘡 |
38 |
プリオン病
(1)クロイツフェルト・ヤコブ病
(2)ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病
(3)致死性家族性不眠症 |
| 16 |
脊髄小脳変性症 |
39 |
原発性肺高血圧症 |
| 17 |
クローン病 |
40 |
神経線維腫症 型/神経線維腫症 型 |
| 18 |
難治性肝炎のうち劇症肝炎 |
41 |
亜急性硬化性全脳炎 |
| 19 |
悪性関節リウマチ |
42 |
バット・キアリ(Budd-Chiari)症候群 |
| 20 |
パーキンソン病関連疾患
(1)進行性核上性麻痺
(2)大脳皮質基底核変性症
(3)パーキンソン病 |
43 |
特発性慢性肺血栓塞栓症(肺高血圧型) |
| 21 |
アミロイドーシス |
44 |
ライソゾーム病
(1)ライソゾーム病(ファブリー病を除く)
(2)ライソゾーム病(ファブリー病) |
| 22 |
後縦靱帯骨化症 |
45 |
副腎白質ジストロフィー |
| 23 |
ハンチントン病 |
99 |
先天性血液凝固因子欠乏症等 |
静岡県単独事業(以下の3疾患を追加)
| 疾病番号 |
疾患名 |
疾病番号 |
疾患名 |
疾病番号 |
疾患名 |
| 52 |
橋本病 |
53 |
下垂体機能障害 |
54 |
突発性難聴 |
医療費の公費補助を受けるには
国と県が指定している特定疾患と診断され、申請書類提出後、医療の給付が承認されると「特定疾患医療受給者証」が交付され、医療費の自己負担が軽減されます。
この事業による医療費の自己負担は通院や入院、所得に応じての月額限度額や重症患者認定による負担金の違いなどそれぞれ異なります。また、受給者証受領後も毎年更新の手続きを行う必要があります。
当院入院医事課・外来医事課では特定疾患治療研究事業申請担当者を設け申請手続きを行っています。この件に関してご不明な点がございましたら入院医事課・外来医事課までお問い合せください。
入院医事課
更新 2008.6.1