白いまど

2010年09月01日発行

在宅連携窓口
病診連携窓口の名称が「在宅連携窓口」に変わりました!

在宅連携窓口では主に次の業務を行っています。
@ かかりつけ医の検索
A 聖隷三方原病院ホスピスへの受診・見学などの予約対応
B 患者・家族の在宅療養・退院支援の相談
C 在宅療養指導料に伴う持ち帰り物品注文窓口業務
D 地域関係者(ケアマネージャー・訪問看護・保健師等)の窓口業務

 場所は中央サテライト向かいです。常時、看護師が対応します。 ご相談の方はお立ち寄りください。

受付時間 月曜〜金曜 9:00〜17:00 土曜 9:00〜12:00

※ 院外処方箋FAXコーナーは在宅連携窓口のななめ前に移転しました。

看護スペシャリストシリーズE

当院看護部では専門の知識や経験を持つ看護師がさまざまな分野で活躍しています。ここではそんな看護スペシャリストたちの仕事を紹介します。

不妊(症)とは

 カップルが避妊しないで性交渉をもっているにもかかわらず1〜2年たっても妊娠しない、望んでいるのに子どもができない・・・それが「不妊」という状態です。近年では「7組に1組が不妊」と言われ、人生のある時期に不妊で悩むとされていて、決して珍しい問題ではありません。しかし、それはほとんどの人にとって予測しなかった事態で、まさか自分が不妊だなんて考えてもみなかったことなのです。

不妊と不妊治療

 近年、体外受精・顕微授精などの生殖医療の進歩はめざましく、以前では妊娠が難しかったケースでも子どもを授かることができるようになりました。しかし、不妊治療を受けてお子さんを授かる人がいる一方、治療を受けても妊娠・出産に至らずあきらめていく人も大変多くいます。必ず妊娠できる治療ではないのです。そして“出口のないトンネル”にたとえられるように、不妊治療には長い時間と高額な費用がかかる場合もあり、精神的にも身体的にも参ってしまうことがあります。
 また不妊治療は性に関わる問題のため、悩みを相談できないケースも多く見られます。さらに結婚すれば子どもを産んで当たり前とする日本の社会通念や、周囲の人の言葉―例えば「お子さんはまだ?」「早く子どもつくったら?」などで傷ついている人も多く、不妊は家庭や社会に関わるデリケートな問題でもあります。
 「病院に行くか」「治療をするか」など、不妊に対してどのように向き合っていくのかはご夫婦の意思で決まります。 治療の選択肢も色々ありますが、ご夫婦が自分らしい選択をしていいのです。これは不妊治療だけでなく、医療における選択すべてに言えることです。

不妊症看護認定看護師の役割

 妊娠の可能性を医学的に診断し、治療するのは医師が行います。そして、不妊状態に悩んでいる方に対してご本人の「子どもが欲しい」という意思を確認し、診療の補助説明を行い、相談に応じるのは看護師の役割です。
 昔から「子どもは授かりもの」という言葉があります。どのような結果になったとしても、ご夫婦の人生の一部分です。大切なことはお互いを思いやる心と、お二人が納得して取り組めたという満足感です。
 不妊状態の時は周囲からプレッシャーを受け、自身も不妊であることの不安や悩みを多く抱えています。また「人に言えない」「言ってもわかってもらえない」と感じて、パートナーや友人にも相談できず、ひとりで苦しんでいる方も少なくありません。
 不妊症看護認定看護師は、以下のような相談についてお話を伺い一緒に考えるお手伝いをしています。

治療やお薬について詳しく知りたい。
仕事と治療の両立に悩んでいる。
生理がくると落ち込んでしまう。
治療のステップアップを考えている。
これからがん治療を受ける予定だが、将来、妊娠・出産はできるの?
抗がん剤治療をするので、事前に精子を凍結しておきたい。

治療を受けやすい環境をつくるためにも、ひとりで悩まないでお気軽にご相談ください。

 H・ART外来を受診するには
H・ART外来の初診は紹介予約制となっています。医療機関より当院地域医療連絡室(JUNC)を通して予約をお取りください。
基礎疾患があり当院で治療をされている方は、主治医に相談のうえH・ART外来へ紹介してもらってください。

不妊症看護認定看護師 田中 敦子

小児神経科

担当:部長 榎 日出夫

 当科では子どもの神経系の病気のうち、特に「けいれん性疾患」を主体に診療しています。けいれんを来たす病気には「てんかん」「熱性けいれん」「急性脳炎・脳症」などがあげられます。
 てんかんの約7割は小児期に発症します。成長期の子どもがかかる慢性疾患の中で、てんかんは頻度が高い病気です。てんかんと熱性けいれんとの区別には専門的な検討が必要なため、当院てんかんセンター内に専門外来を開いています。
 急性脳炎・脳症については入院で治療を行っています。昨シーズンには新型インフルエンザ脳症の子ども2例の治療に成功しました。
 これらの病気の診療には脳波検査が重要です。てんかんセンターでは2009年に最新鋭の「高密度センサー脳波計」を日本で初めて導入し、高精度の検査を行っています。
 受診を希望される場合は、他の医療機関より地域医療連絡室(JUNC)を通じて予約をお取りください。

お仕事紹介18 資材課

 「資材課」という職場名にピンと来ない方は多いと思います。資材課では、医療材料(注射器・針など)や医療機器、机、印刷物、文房具に至るまで病院で使用される全ての「物品」を購入し、その後の管理まで行っています。
 物品を購入する際に資材課として意識するのが、以下の6項目の価値分析です。
@ 必要性(それがなければどのような障害が生じるか)
A 効用性(その物を利用した時、作業がどの程度効率化するか)
B 原価と価値の関連性(費用対効果の観点から生産性を吟味)
C 使用の満足度(使い勝手の良さはどの程度か)
D 廉価性(同機能の他の機種との価格比較)
E 標準化(院内の他の関連機種との整合性は十分か)

 これらの条件に適合するよう、スタッフ11名で約100社の取引先と交渉を行っています。今後もより良い医療を提供できるよう機器の充実化を図り、環境整備を行っていきたいと考えています。

資材課

情報カード ボランティア募集

 当院では婦人科ワクチン外来を開設しました。
 
子宮頸癌予防を目的としたワクチン接種希望者
高校1年相当年齢以上
注)原則、10歳以上中学生以下は小児科予防接種外来(月・水・金) で対応します。
産婦人科外来(接種は注射室)
毎週土曜日 9:00〜10:00[完全予約制]
※ワクチン接種は、初回接種、1ヶ月後、6ヶ月後の3回行います。
すべて自費診療で、およそ65,000円(検査込み)

診察手順

電話にて予約
産婦人科外来で診察
検査対象となれば検査を行い、2週間後結果確認
→異常なければ初回接種→異常あれば精密検査
検査の必要がなければ、受診当日初回接種

予約申込方法

あらかじめ診察券など患者さんの当院永久登録番号がおわかりになるものをご用意いただき、下記の電話番号へご連絡ください。
(時間帯によってお電話がかかりにくい場合がございますのでご了承ください。)

外来受付センター: 電話 053-474-0100
受付時間 : 月〜金曜 14:00〜16:45

備考

子宮頸癌は発癌性HPVというウィルスの感染が原因で引き起こされる病気で、性行為により感染します。
当院では、性行為の経験のある方には検査を行い、感染がないことを確認してワクチンを接種します。ご理解をお願いいたします。

産婦人科外来

 
 

更新 2010.09.01