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血管造影検査

更新日:2017年5月29日

血管造影検査

当院では循環器専用の血管撮影装置2台と血管撮影とCTを組み合わせた装置1台、計3台があります。この3台の装置で毎月、約120件の検査、治療を行っています。医師がすぐに検査、治療を必要と判断すれば365日いつでも検査、治療を行うことができます。
血管撮影とCTを組み合わせた装置では、検査中にCTの画像と血管撮影の画像をその場ですぐに確認することができ、この2種類の画像を利用することで、正常な組織を栄養している血管を残したまま、選択的に腫瘍を栄養している血管を選ぶことができます。腫瘍を栄養している血管のみに薬剤を注入したり、血流をとめることができます。
循環器専用の血管撮影装置では1回の造影で2方向から撮影を行えるため、より多くの情報を入手することができ、短い時間で検査を終わらせることが可能となります。

血管造影とは?

足の付け根や手首の血管などから、カテーテル(樹脂でできた直径1-2mmの長い管)を目的の血管まで挿入して造影剤を注入し、血管の走行や状態を見る検査です。また挿入したカテーテルを利用して、狭くなった血管を広げる血管拡張術や、腫瘍を栄養している血管の血流をとめる血管塞栓術などの治療にも応用されています。対象は頭部、心臓、腹部、骨盤、手足などの臓器に対して行うことができます。

検査の流れ

1検査台の上に仰向けになります。(検査により手を挙げたり、体側につけたりします)。
2足の付け根または、腕を消毒して、体の上に清潔な布をかけます。
3局所麻酔をします。
4麻酔をしたところにカテーテルという管を入れるため針を刺します。
5このカテーテルを目的の血管まで進めていき、そこから造影剤を使用して撮影を行ったり、細くなった血管を拡げたり、動脈瘤をコイルで詰めたりする処置を行います。
6撮影や治療の終了後カテーテルを抜いて、圧迫止血をします。針を刺したところは重要な血管なので、止血のために数時間安静にしている必要があります。

検査や治療の種類によってかかる時間は異なりますが、検査であれば30分~1時間程で終了します。
治療を行う場合は1~3時間程かかることがあります。緊張感や退屈を紛らわすため、音楽CDを持参していただければ、検査中にお好みの音楽を聴いていることができます。病院側でもいくつかご用意しております。ご要望の方は検査前にお申し付けください。

当院で主に行っている検査

心臓カテーテル検査

心臓カテーテル検査は心臓を栄養する冠動脈や心臓内の造影撮影や、心臓の圧の測定を行う検査です。また血管が細くなっている等の異常があれば、細くなっている所をバルーンで広げて、その部分をステントという金網で補強したりします。

腹部カテーテル検査

腹部血管カテーテル検査は血管の位置を詳しく把握するためや、腫瘍の治療などを行っています。治療は腫瘍を栄養している血管に薬を注入した後に塞栓物質でふさいで血流を一時的に遮断します。また交通事故などによる体内の出血に対する止血も行っています。

頭部カテーテル検査

頭部カテーテル検査は脳血管の造影検査、及び治療が行われています。血管、脳腫瘍、動脈瘤の位置をみたりします。また動脈瘤を塞栓する治療もします。手術前に腫瘍を栄養している血管を塞栓して、手術中の出血を減らすことで、手術時に摘出しやすくすることも行っています。

小児カテーテル検査

小児カテーテル検査は名前のとおり小児から新生児に対して行っています。心臓や心臓から出入りする血管(肺動脈、肺静脈、大動脈など)の血液中の酸素濃度や血圧の測定、造影撮影など色々な事をします。またバルーンなどで細くなっている部分を広げたり、塞栓物質で血管を詰める治療も行っています。