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ホーム  > 医療技術職  > 放射線部  > 放射線治療室  > 状況に合わせた様々な放射線治療技術

状況に合わせた様々な放射線治療技術

強度変調放射線治療

(IMRT: Intensity Modulated Radiation Therapy /VMAT:Volumetric Modulated Arc Therapy)

病巣の形に放射線を集中させます。副作用を抑えつつより良い治療効果が期待できます。当院では回転しながらIMRTを行うVMATを導入することで、短時間(2-3分)での治療が可能となりました。

ハイブリッド放射線治療

病巣周辺正常組織を回転強度変調放射線治療(VMAT)の手法で守りながら、同時に塊の病巣には定位放射線治療の要素でより多くの放射線を当てます。少ない副作用で局所制御を狙う方法です。

体幹部定位放射線治療

(SBRT: Stereotactic Body Radiation Therapy)

小さな病巣に対して多方向から放射線を集中して当てる方法です。回転型強度変調放射線治療(VMAT)の技術と組み合わせて、より副作用の少ない治療を行います。

呼吸管理照射

呼吸による病巣や臓器の動きを監視し、無駄の少ない治療範囲で治療を行う技術です。

『肺の定位照射』
吸気停止で肺への影響を最小限にする試みをしています。(VARIAN社製RPM使用)

『左乳房への照射』
50歳以下の十分な息止めが可能な方に対し、吸気停止で心臓への影響を最小限にする試みをしています。(ERD社製VOXELAN HEV-600M/RMS使用)

頭部(頭蓋内)定位放射線治療

頭蓋内にある非常に小さな病変に集中して放射線をあてる方法です。同日に複数個の治療を行うことができるため、短期間で治療が終了します。外来で行うことも可能です。

Irregular Surface Compensator

表面が平らでない臓器全体に、均一に放射線を当てる技術です。脳全体や乳房全体に放射線を当てる場合に有用です。

全身照射

(TBI:total body irradiation)

専用の全身照射ベッドに仰向け、足を延ばした状態でアクリルペレットの袋詰に埋まって寝ていただきます。治療時間が長いため、お好みのDVDや音楽を視聴しながら安心して放射線治療を受けていただけるように配慮しています。

画像誘導放射線治療

毎日の治療時にCTなどの画像情報を利用して、体内の軟部組織に対しても正確な位置合わせをおこなう技術です。高精度放射線治療に欠かせません。

EPID(Electric Portal Imaging Device)では、体内を通過した治療ビームそのものを利用して、治療した部位や線量を記録することが可能になります。

レーザーを使った体表面検出装置は乳房照射など形状を見ながら位置合わせを行う部位には非常に有効です。X線を使用しないため、極力被ばくを抑えることができます。