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泌尿器科

当科について

当科の特徴は、腎移植と小児泌尿器科手術を除くほぼ全般的な泌尿器科手術を行っていることです。前立腺癌に対するロボット支援前立腺全摘除術、副腎・腎・尿管の疾患に対する腹腔鏡(後腹膜鏡)下手術、膀胱全摘+尿路変向(回腸新膀胱、回腸導管、尿管皮膚瘻)などの開腹手術、TUR-BT, PVP, TULなどの経尿道的手術、男性不妊症に対する顕微鏡下手術、尿失禁に対する人工尿道括約筋植込術や尿道スリング手術など、豊富な症例を経験できます。
当科では、後期研修医のうちからどんどん主治医・執刀医としてたくさんの症例を経験していただきます。特に、泌尿器科腹腔鏡技術認定医とロボット手術施設基準医の両方を取得をめざす後期研修医の皆さんにとって、チャンスの多い病院と言えます。たくさん手術を経験したい方はぜひ。

*なお常勤医師も常時募集(数名)しています。ふるってご応募ください。
文責 今井 伸

スタッフについて

前列が米田、後列左側から今井、杉浦、神田、袴田
スタッフ一覧はコチラ

泌尿器腹腔鏡技術認定医について

日本泌尿器内視鏡学会では、2004年度から泌尿器腹腔鏡技術認定制度を設け、当科ではこれまでに5名(2005年度 1名、2009年度 2名、2010年度 1名、2017年度1名)が取得しています。
認定医を取得するには、腎摘除術、腎尿管全摘術、副腎摘除術、腎部分切除術などを主たる術者として20例以上執刀した経験が必要であり、その合格率は 50%前後(2016年度は51.2%)と決して容易ではありませんが、全員初回審査で合格しています。
当科は2002年より腹腔鏡手術を導入し、年間50件以上の腹腔鏡下(または後腹膜鏡下)手術を施行しており、認定医取得には十分な症例数を経験できます。
後期研修1年目(医師3年目)から助手、カメラ持ち、術者を一通り経験し、技術の習熟を図っています。2年目(医師4年目)以降も技術認定医の指導の下、術者、カメラ持ちとして技術を磨き、4年目(医師6年目)終了までに術者を20例以上経験し、認定医の取得をめざします。

ロボット手術について

2012年4月に前立腺癌に対するロボット支援前立腺全摘除術が保険収載され、全国でダビンチを導入する施設が急速に増加し、2017年には年間2万件以上のロボット支援手術が国内で施行されています。ダビンチサージカルシステムは、サージョンコンソール、ペイシェントカート、ビジョンカートの3つのパーツで構成され、執刀医がサージョンコンソールに座わり画面(ビューワー)を覗き込んで、左右2本ずつの指でコントローラーを動かして遠隔操作を行います。従来の開腹手術に比べ、術後の疼痛が軽度で、出血量が明らかに少ない点で優れています。また最大15倍まで拡大可能なズーム機能を搭載し、リアルな高解像度の三次元画像による正確な画像情報をもとに細やかな手術操作ができます。さらに手ぶれ防止機能(フィルター機能)や大きな動きを小さな動きにコントロールする機能(モーション機能)が搭載されており、ミリ単位での剥離や切開が可能なため、安全かつ患者さんに負担の少ない手術です。
 
 当院では、2016年8月に最新機種のダビンチXiを設置し、同年10月より本格的に手術を開始し、2019年1月までに102件の手術を施行しました。導入時は1名(卒後25年目)が術者として20例を執刀し、その後は2人目(卒後10年目)がコンソールサージョン(執刀医)として経験を積み重ね、現在は3人目(卒後7年目)もライセンスを取得し執刀しています。医師の多い大学病院等では、若手医師は助手ばかりで執刀医を中々経験できないのが現状のようですが、当院では若いうちから経験を積むことできます。
 当院の治療成績は、平均手術時間が238分(161~408分)、平均コンソール時間は190分(123~311分)ですが、経験とともに徐々に短縮しています。平均出血量は尿込みで135 mL(5~500mL)と従来の開腹手術の1/5程度です。病理診断では、切除断端陽性を16例/102例(16%)に認めましたがいずれも局所進行癌(pT3a-b)で、pT2の限局癌では認めず、制癌性が高い結果でした。尿禁制(パッド1枚以内/日)については、術後1ヵ月で53%、3ヵ月で83%、6ヵ月で90%と開腹手術の30%、66%、87%と比較しても良好な結果で、早期に排尿機能の回復がみられました。最近は勃起を司る神経を残す神経温存術を積極的に取り入れています。
 2018年4月から新たに12の術式が保険収載され、泌尿器科以外に婦人科、上部・下部消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科の疾患にも使用され、まさにロボット時代が到来しています。  当院では婦人科が2018年6月から子宮筋腫に対するロボット支援手術を開始し、2019年2月現在で10例以上に施行しています。詳細につきましては、病院ホームページやYou Tube病院チャンネル「白いまど」で紹介していますので、是非ご覧ください。

手術風景

腹腔鏡下小切開前立腺全摘術の術中写真です。5~6cmの皮膚切開のため、手が術野に入りません。

写真は、当科オリジナル手術の膀胱腟瘻閉鎖術(トリプルアクセス法)の風景です。標準的な術式のみでなく、腹腔鏡技術を様々な手術に活用しています。

前立腺肥大症に対する光選択式前立腺レーザー蒸散術(PVP)は、2013年より開始しました。出血量も合併症も少なく、患者さんの満足度も高い手術です。

顕微鏡下精巣精子採取術(Micro-TESE)は、非閉塞性無精子症の症例に対し、2006年より開始。現在、静岡県内では施行件数が最も多く、精子回収率は約40%です。
顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術は、2012年より開始し、年間20~30件施行しています。

実績について

実績はこちらをごらん下さい

週間スケジュール

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
 日曜日
8:00術前カンファ拘束医が病棟回診
救急対応
8:30病棟カンファ病棟カンファ病棟カンファ病棟カンファ病棟カンファ
9:00病棟回診病棟回診病棟回診病棟回診病棟回診
9:30外来手術外来手術外来
10:00外来・検査外来・検査外来・検査
11:00外来外来外来
12:00
13:30前立腺生検前立腺生検前立腺生検
14:00RP
DJカテ交換
膀胱鏡検査
腎瘻造設
RP
DJカテ交換
膀胱鏡検査
腎瘻造設
RP
DJカテ交換
膀胱鏡検査
腎瘻造設
15:00
16:00
17:00

カリキュラム

教育コーディネーター(各科相談役)より

開腹(小切開)、腹腔鏡、経尿道的手術、泌尿器科的処置がきっちりこなせる泌尿器科医を目指します。まずは、御相談ください。


今井 伸
E-mail:hm-kenshu@sis.seirei.or.jp

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