呼吸器外来
肺がん、COPD(肺気腫・慢性気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患)、肺炎などの、私たちの生命をおびやかす呼吸器疾患の早期診断や予防を目指し、とくに、以下の3項目について推奨し積極的に取り組みます。
(1)医師の処方とアドバイスを受けながら、より確かな方法によって禁煙すること。
(2)50歳以上の方や、喫煙指数(1日のタバコの本数×年数)が高い方に対する、低線量CTによる肺がん検診。
(3)65歳以上の方や持病がある方に対する、肺炎球菌ワクチンの予防接種。
担当医師
診療部長
影山 善彦(かげやま よしひこ)
【主な専門領域・認定】
医学博士
呼吸器外科専門医
外科専門医
日本胸部外科学会認定医
日本がん治療認定医
日本がん治療認定医暫定教育医
肺がんCT検診認定医
がん検診認定医
日本医師会認定産業医
人間ドック健診情報管理指導士
診療内容
・人間ドック・健康診断・肺がん検診後の再検査及び精密検査
(他院で人間ドック・健康診断を受診された方も診療いたします)
・肺炎球菌ワクチン予防接種
肺炎球菌ワクチンについて(PDF:448KB)
・低線量CTによる肺がん検診(検査日は随時、予約制)
低線量CTによる肺がん検診について(PDF:688KB)
・肺がん・COPD検診(検査日は随時、予約制)
肺がん・COPD検診について(PDF:83.0KB)
肺がん・COPD・肺炎
【肺がん】
肺がんは2008年には、すべてのがんによる死亡者数の中で第1位になっています。(男性48,610人、女性18,239人、計66,849人)。
わが国では長年、胸部レントゲンやたんの細胞検査による肺がん検診がおこなわれてきましたが、肺がん全体の5年生存率は20%程度であり、「見つかりにくい」「治りにくい」がんの代表になっています。肺がんの発生率を減らしたり早期に発見するためには、
(1)禁煙すること
(2)喫煙者や50歳以上の高齢者など、リスクの高い人に対する放射線被ばくの少ない低線量CT検査が有効と考えられています。
【COPD(肺気腫・慢性気管支炎など)】
COPD(肺気腫・慢性気管支炎など)も肺がん同様のタバコ病で、日本人の死亡原因の第10位(男性は第7位)まで増加してきました。
統計によると年間の死亡者数は約13,000人ですが、患者は500万人以上ともいわれており、早期診断・治療や肺炎・インフルエンザなどの感染予防が重要とされています。COPDの予防や診断には、
(1)禁煙すること
(2)肺機能検査や胸部レントゲン
(3)初期病変の発見のためにはCT検査
が有効です。
【肺炎】
肺炎は、最もよく知られた病気の1つですが、近年でも死亡原因の第4位
→さまざまな細菌・かび・ウイルスなどが原因になりますが、代表的な細菌として「肺炎球菌」があります。この肺炎球菌性の肺炎は、肺炎全体の4割を占め、しばしば命にかかわる重症肺炎をきたします。しかし、この細菌に対しては有効なワクチンがあり、その高い予防効果が証明されています。肺炎の予防には、
(1)禁煙すること
(2)さまざまな生活習慣病の予防や管理された治療
(3)肺炎球菌ワクチンの予防接種
が有効です。
ちなみに、交通事故による死亡者は、2009年には5,000人を切っています。










