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ホーム  > 役員がつづるコラム「実践躬行」  > 理事長 山本敏博(2018年8月号-ⅰ)「平成30年7月豪雨」の災害派遣

理事長 山本敏博(2018年8月号-ⅰ)「平成30年7月豪雨」の災害派遣

 まず始めに「平成30年7月豪雨」被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
2018年7月に西日本地域を中心に降り続いた記録的な豪雨により、各地に甚大な被害をもたらしました。発災から一カ月が経ちますが、被災した地域では復興に向けて懸命の努力をされているところです。


2018年8月1日法人本部にて静岡県ボランティア協会へ支援金目録寄託

 7月10日~7月20日までの期間に聖隷福祉事業団内で災害支援金の募集をさせていただきました。職員だけではなく病院や老人ホームのご利用者やそのご家族様などもご参加いただき、総額300万円という多くのご協力をいただきました。これらは特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会に寄託し、被災者への支援に活用していただきます。ご協力をしていただいた皆様に厚く御礼を申し上げます。

2018年7月24日法人本部にて静岡DCAT激励会

 聖隷福祉事業団では社会福祉法人静岡県社会福祉協議会を通じ、2018年7月27日~8月2日の7日間で、「静岡DCAT※1」第2次隊として聖隷ケアプランセンター三方原浜北愛光園高薗デイサービスセンターより計2名を派遣しました。両名は専門の研修を受けてDCAT要員として登録している職員で、現地では介護福祉士、介護支援専門員として支援を行いました。岡山県倉敷市真備町の避難所での要援護者への支援や相談業務にあたりました。例えば認知症の妻と避難してきた男性から生活の相談などがあったと報告を受けています。平時はなかなか思い至りませんが避難所で実際に起こる福祉・介護領域の課題への支援の重要性を再認識しました。また、聖隷デイサービスセンター住吉では利用者の皆様が雑巾やアクリルたわしを作成し、被害に遭われた方々に贈呈させていただきました。
 
※1…Disaster Care Assistance Teamの略。静岡県災害派遣福祉チーム。
   災害時に避難所で福祉・介護の専門的な視点で支援活動を行う。

ボランティア活動拠点『くれ災害ボランティアセンター』天応サテライト運営メンバー
後列左から3番目、4番目「NURSE」のビブスを着用した2名が三方原病院の看護師です。

 被害にあわれた地域では、災害ボランティアセンターが立ち上がり、被災住宅の土砂出しなどのボランティア活動が連日の猛暑の中で続けられています。聖隷福祉事業団では、特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会と協力し広島県呉市へ2018年8月1日から9月2日まで8次に分けて、聖隷三方原病院聖隷浜松病院保健事業部高齢者公益事業部から各隊2名ずつ計16名の看護師が交代で呉市へ出向きボランティアの熱中症予防や帰宅者の体調等を確認しながら巡回などに当たっております。
 今回の災害派遣では、ボランティア参加者へのケアが重要な任務の一つとなっています。東日本大震災の時に、ボランティア活動に参加する方に対するケアが不足していることを知りました。昨年の北九州豪雨災害の際に現地の要請を受けて今回と同様に看護師の派遣を実施し、ボランティアの熱中症予防活動を行ったところ、専門職からのアドバイスということでボランティアの皆さんも素直に受け入れてくださり、目に見えて熱中症の発生が減少した経験をしました。今回もこの経験を活かしてボランティアの皆さんが安全に活動できるように支援をしてまいります。
 ボランティアに参加されている皆様の能力と高い志は被災地の復興にたいへん大きな力になっています。その力が継続して発揮され、安全な活動ができるように看護師が専門職として支援をすることは、災害時における看護師の活動としてより注力されるべきものでしょう。また災害発生時の医療活動だけではなく、復興期における支援活動となっていることも聖隷らしい取組であると考えています。
 DCAT、看護師共に被災地支援に参加する職員は、積極的に参加を引き受けてくれたと聞いています。同時に送り出してくれた職場のスタッフにも感謝します。募金やボランティアなど多くの方々が様々な形で被災地を応援しようとしていただいていることに思いを致しつつ、派遣職員が被災地の皆様に寄り添う活躍をしてくれることを願っています。

【秘書・広報課からのお知らせ】「平成30年7月豪雨」の災害派遣活動の様子をホームページに掲載しています。

くれ災害ボランティアセンターに掲げられているスローガン

 聖隷福祉事業団では特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会を通じ、2018年8月1日から2018年9月2日まで看護師(2名体制)を5日間ずつ8次隊まで派遣を予定しています。
 被災地での活動の様子活や刻一刻と変化する被災地の様子を当ホームページにて公開しております。ご覧ください。

■被災地支援活動の様子はこちらから

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