グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ



ホーム  > 役員がつづるコラム「実践躬行」  > 理事長 山本敏博(2019年1月号-ⅰ) 昨年の振り返りと新年の目標

理事長 山本敏博(2019年1月号-ⅰ) 昨年の振り返りと新年の目標

 新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、全国的に自然災害に翻弄された一年となりました。大阪府北部地震をはじめ西日本豪雨や台風、北海道胆振東部地震等、広範囲にわたる連続した災害は、大きな影響を及ぼしました。被災された地域の皆様にお見舞い申し上げます。このような災害の際に、高齢者や障害をお持ちの方など「災害弱者」となってしまう方の安全を守ることに対して、どのように準備、支援を考えていけばよいのか、これは大きな課題であると改めて考えさせられました。
 さて、毎年この時期に本年の目標として年頭所感を発表しております。詳細は、年頭所感をご覧ください。


2018年12月19日 
御下賜金を拝受しました。

 2018年は、さまざまな自然災害がありましたが、台風24号は静岡県西部で今までに経験をしたことのない大規模停電をもたらしました。聖隷福祉事業団(以下、聖隷)も最長4日間にわたり停電した施設がありご利用者様には大変ご迷惑をおかけしました。自然災害以外では、2月に健康経営優良法人認定制度 大規模法人部門「ホワイト500」の認定をいただき、4月からは新人事制度がスタートしたのが大きな出来事でした。また、地域の必要とされている方へ食事を通しての支援と、就労継続A型事業を兼ね合わせた「聖隷キッチン和合」がオープンしました。お弁当の調理・配送を主な業務とし、聖隷厚生園チャレンジ工房(就労継続A型事業)の就労訓練の一端も担っています。12月には、聖隷おおぞら療育センターに天皇陛下より御下賜金を拝受しました。重症心身障碍児(者)事業についてご理解をいただき、職員の努力をお認めいただいたと大変光栄に思うと同時に、聖隷の代表として社会福祉法人としての責任感を新たにいたしました。

2019年 年頭所感』は事業団ホームページまたは
社内報(289号・1/17発行予定)よりご覧いただけます。

2019年「総合力で地域共生社会の実現」
 法人本部にて1月4日の仕事はじめに、年頭所感として私の経営方針を職員にお話ししました。これから社会福祉法人を取り巻く環境は人材確保を含め厳しくなってくると予想されます。2019年4月より働き方改革関連法が順次施行され、多様な働き方に対応するとともに、外国人、障がい者の活躍できる環境づくりにおいても引き続き取り組んでいく所存です。秋には消費税率の変更やそれに伴う保険報酬の変更が予定されており、大きな変化が想定されます。将来的な社会保障の抑制や人手不足の傾向はますます進むことも明らかでしょう。将来への準備の視点も入れつつ、4点を柱とする2019年の経営方針を表明させていただきました。

①人材確保・育成と働き方改革への対応
 人生100年時代といわれる今日、年齢を問わずやる気がある人に残ってもらえるよう、職員の労働環境の改善、処遇の向上、資格取得支援や海外研修等の充実を図り、優秀な職員を確保できる仕組みを考えております。長期的な視点では多くの事業を抱える中、経営を考えられるリーダーがさらに必要だと思っていますので、リーダーの育成にも力を入れていきます。

1月4日 法人本部「賀詞交歓会」で、年頭所感を職員に伝えしました。

②社会福祉法人の使命として地域共生社会の実現
 地域共生社会の実現のため、聖隷内及び他法人との連携強化に一層努め、社会福祉法人としての本来の機能をさらに活かして積極的に地域に貢献していきます。また、社会福祉法人についてご理解を深めていただけるよう、これまで以上に積極的に情報発信をしていきます。

③先駆的な取り組みへの挑戦と健全経営
 社会ニーズに応える先駆的取り組みのため、地域ニーズに対応した事業展開や施設機能を検討していきます。最新技術、ロボット、ICT等の活用を研究しつつ、引き続いて、地域で最高のサービス提供を目指していきます。

④災害対策への取り組み
 大規模災害を想定しご利用者様の食料確保、施設の電源確保、施設間の情報共有、適切な情報発信などの対策を強化していかなければならないと考えています。また、西日本豪雨への災害派遣等の経験を活かし災害発生時の初動、地域の拠点としての役割についても積極的に準備をしてまいります。

誕生日のお祝いをしてもらいました。

 今年はテーマを「総合力で地域共生社会の実現」といたしました。聖隷は保健医療福祉介護サービスと広い領域で専門性を持っています。このことは他の法人では簡単には真似のできない強みであると思っております。一人の方でも人生のステージにより様々なニーズがありますので、それらにお応えする総合力を発揮していきたい。同時に、規模を活かして、経営的に厳しい事業であっても地域に必要なことはお互いが支えていくという総合性もあると思います。聖隷が聖隷らしい働きを発揮して地域共生社会を支えていくモデルとなって、我が国の将来に貢献していきたいという思いです。さらに聖隷は2020年に90周年を迎えます。2019年はこれまでの振り返りと将来を具体的に考える1年としたいと思っております。

 さて、私個人の目標には「現場の話を聴く・現場訪問」を掲げました。多くの施設を訪問し、現場の職員から話を聴いて、現場の声を私自身が受け止めて、聖隷の将来を考える参考にしていきたいと思います。1年ですべての施設を訪問することはかないませんが、なるべく多くの施設を回ろうと思っています。現場で職員の話を聴けることをとても楽しみにしています。
 法人本部の職員に、私の誕生日をお祝いしてもらいました。今年で何歳になったのかはあえて申しませんが、何歳になってもこうしてたくさんの方に誕生日をお祝いしてもらうのは大変嬉しく思います。気持ちを新たにこの一年を過ごしていきたいと思います。

Copyright (C) Seirei Social Welfare Community.
All Rights Reserved.