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【最新号】理事長 山本敏博(2019年4月号)入職・新年度を迎えるあなたへ贈る言葉

 2019年度がスタートしました。最近は少しずつ暖かくなり桜は見頃を迎えています。さて、3月20日にはいわゆる入社式として聖隷福祉事業団新入職員辞令交付式を開催しました。また、これに先立ち3月11日には静岡県福祉職合同入職式が催されました。新たに医療・福祉の世界で活躍することになる新入職員にこれからの意気込みを聞くことができ、私も新人のようなフレッシュな気持ちになりました。今回は新入職員の皆さん、新たなスタートをきる皆さんへの思いを綴ります。


 5月1日からの新元号が「令和」と発表され、平成も残り1か月をきりました。元号制は日本でしか運用されていないそうですが、時代を区切り、振り返り、評価できるのは元号ならではと思います。思い返せば、平成時代の日本は経済発展だけではなく、安心で質の高い生活を求めるようになり、社会保障により注力をするようになったと思います。介護保険、後期高齢者医療制度のスタート、子育てや障がい者への施策の充実が良い例です。聖隷福祉事業団も平成時代に大きな発展をしました。特別養護老人ホーム、保育園や障がい者施設の新規設立、在宅サービスや有料老人ホームの展開、国立病院の移譲、指定管理や共同事業の展開、静岡市への健診事業の進出など多くの事業について昨日のことのように思い出します。聖隷職員には困難な仕事をお願いしたこともあったと思いますが、聖隷らしく“時代の要請に応える”ことができたのではないかと考えています。
 一方で、平成以後の医療保険・介護保険の方向性も地域医療構想や介護保険事業計画などで具体的に示されつつあります。急速な人口動態の変化の中で、質が高くかつ持続可能な社会保障制度はどうあるべきか、その中で聖隷はどのような役割を果たしていくのか、より真剣に考えなければならないでしょう。2019年度の事業計画では聖隷横浜病院、聖隷佐倉市民病院の新棟の完成、聖隷三方原病院の地域障がい者総合リハビリテーションセンターの完成、障がいをもった若者の就業訓練を行う静岡県立浜松学園の指定管理など多くの事業を開始します。人的にも資金面でも大きな投資を伴いますが、地域で必要な機能を高い質で提供していくことは令和の時代においても求められることであると確信しています。この時代の区切りに次の時代も聖隷が地域に貢献し続けられるように、聖隷らしさを忘れずに今年度も努力をして参ります。

3月11日 静岡県福祉職合同入職式(西部地区)

3月11日 静岡県福祉職合同入職式にて

 静岡県福祉職合同入職式は私が会長を務める静岡県社会福祉法人経営者協議会が共催しており、県内の福祉施設に就職する新入職員の皆さんへ祝辞を送りました。
 これからは労働人口が減る一方で、医療・福祉業界に携わる人材はますます必要となります。新入職員の皆さんは正に日本の未来を担う大切な人材ですから、高い技能、知識、意欲を持った職員となってほしい。そのための成長の機会を提供し、キャリアを積めるようにしていきます。福祉の仕事は、日本が抱える課題に挑戦する最先端の仕事ですから、様々な可能性があり、その業績は世界から注目されます。さらに、ありがたいことに直接感謝の言葉を聴くことができる仕事です。やりがいをもって、立派な社会人として地域に貢献してほしいと、はなむけの言葉を贈らせてもらいました。

3月20日 聖隷福祉事業団 辞令交付式

3月20日 聖隷福祉事業団辞令交付式にて

 聖隷福祉事業団は2019年度、全職種で 716名(医師 106名、看護職 271名、介護職 82名他)の新しい仲間を迎えることができましたことを大変嬉しく思います。過去20年間を振り返ると施設数、事業数、職員数が急激に増加をしています。同様に世の中も目覚ましいスピードで変化をしています。新入職員の皆さんには、これからさらに変わっていく時代の聖隷に入職したことを意識し、将来の聖隷を担っていってもらいたいと思います。まずは、自分に与えられた仕事をしっかりと身につけ、その分野のプロになることを目指してもらいたい。専門職として自分の研鑽が地域の医療福祉の質の向上に直結するわけですから、一つの仕事を選んだら一定期間、一生懸命努力してもらいたい。そして、成果を自分で検証してもらいたい。きっと大きな成長が実感できると思います。自分のためだけではなく、地域のため、支援を必要としている人々のため、勇気をもって人より一歩前にでる、挑戦する人材になってもらえることを期待しています。
 新入職員を迎え、私も初心に立ち返って考える機会を得ました。私は経営者として、新入職員の皆さんが長く働きたいと思ってもらえるように職場環境を整えていきます。福利厚生の充実や定年退職後の継続雇用、また女性にもっと役職に就いてもらいたいと考えています。男女を問わず成長の機会もどんどん与えたい。聖隷が人づくりの場として優秀な医療福祉人材を育てる組織であり続けられるよう努力してまいります。

私の今年の目標

3月8日 聖隷カーネーションホームにて

 私は今年「現場訪問 現場の話も聴く」という目標を立てましたので、3月に聖隷ケアセンター津名、聖隷カーネーションホームを訪問しました。普段は現場で働く職員の皆さんの顔をみて、直接話を聴く機会があまりないため、とても貴重な時間となりました。淡路島での聖隷施設間の連携、医療と福祉の連携の取り組みが密接に進められていることが感じられ、職員の努力に感謝したいと思います。私も現場に行き、現場の声を聴くことで新たなアイディアも沸いてきます。引き続いて地域に質の高いサービスを提供できるように現場の職員をしっかりと応援していきます。

理事長 山本敏博のプロフィール

人生のターニングポイントは?1)以前働いていた薬品会社で研究中に薬品の中毒になり生命の危険を感じることがあり、1968年聖隷に入職した時
2)1982年に浜松病院が過大な投資による赤字となり聖隷が倒産しかけたときに、事務長に指名され皆さんの協力により2年間で経営を立て直した時
尊敬する人は?鈴木捷司さん(元 聖隷福祉事業団 常務理事 元 高齢者公益事業部長)
学生時代の先輩であり、仕事での先輩でもある
仕事に対する考え方に大きな影響を受けた
最近嬉しかったことは?1)皆さんの努力により聖隷の理事長として私がやりたいと思うことを実現できたこと
2)ゴルフでAge-Shootingを達成したこと


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