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理事 荻野和功:聖隷三方原病院院長 (2019年5月号)所詮「よいしょ」は大嫌い

聖隷の原点に遡る聖隷三方原病院。
ドクターヘリを擁する高度救命救急センターなどの超急性期医療から、重症心身障害児(者)の慢性期医療ホスピスに代表される終末期医療、精神科医療と幅広く受け持っています。その聖隷三方原病院の院長として組織を牽引する荻野和功が想いを綴ります。


 学童期より、クラスメートの中には、担任教師に巧く媚びを売って近づく生徒がいた。担任もそのような児童をかわいがる傾向があった。確かに効果はあるようだが、性格的に私には出来なかった。
 社会人になると、もっと顕著に上司にアタックする人間が多く現われた。会社によっては、周りの者よりも目立つように、どこででも発言するよう新人教育をする処もあるらしい。とにかく目立って、何かの機会に上司に取り入れてもらえるよう努力していると言えば聞こえはいいが、「内容さえ充実していれば、無理をしなくても自然に目立つようになるのに」と、つい冷めた目で見てしまう。病院長という立場になると、「よいしょ」のお上手な方々が、どこからともなく近づいてくる。勿論そのような人を決して邪険に扱ったりはしないよう努めている。
 しかし、近づいてこなくても、こつこつとしっかりキッチリと仕事をこなす人達への評価こそが、上に立つ者に課せられた重要な使命と私は思っている。それには、常に業務全体に目を配っておかなければ、縁の下の力持ちとしてコツコツと現場を支える貴重な努力に正当な評価をくだせない。逆にそういう仕事にも、上司が目を届かせてくれるという事が現場に浸透するようになれば、内向的な性格の人も、無理をして目立つよう振る舞わなくても、自分のスタイルで安心してしっかりと仕事に打ち込むことが出来るようになる。役者が舞台でいい演技を演じるためには、大道具も、振り付け役も、バックコーラスも、演出家も、勿論予算も、すべてが必要であり、このような裏方での支えがなければ、決して役者は輝けないのである。裏方を単なる踏み台として利用することのない企業文化を育成したいものである。

事務役職者とのワンカット
チームワークこそが当院の“ウリ”である

聖隷三方原病院の紹介

所在地〒433-8558 静岡県浜松市北区三方原町3453
電話番号053-436-1251FAX053-438-2971
開設日1942年12月24日定員・定床数934床(一般810床、精神104床、結核20床)
施設種別
  • 医療保護施設
  • 助産施設
  • 居宅療養管理指導事業
  • 訪問看護事業
ホームページこちらをご覧ください

聖隷の原点である聖隷三方原病院
守らなければならない伝統を継承しながら、時代に即したサービスを提供している

より詳しい情報は聖隷三方原病院ホームページへ


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