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ホーム  > 役員がつづるコラム「実践躬行」  > 理事長 山本敏博(2019年10月号-ⅰ) 社会福祉法人の大規模化について

理事長 山本敏博(2019年10月号-ⅰ) 社会福祉法人の大規模化について

 10月1日に消費税率が10%に改定されました。これによって2011年から始まった税と社会保障の一体改革は終了したことになります。消費税増税についてはいろいろなご意見もあると思いますが、現役世代の保険料をこれ以上あげるのは職員にとっても、法人にとっても負担が大きいと感じます。経済成長が無ければより厳しい財政状況となるわけですから、社会保障制度維持のため負担と給付の在り方について、一層の工夫が必要になるでしょう。


 さて、消費税が上がったところですが、すでに2040年を見据えた社会保障改革の検討が動き出しています。「2040年を展望した社会
保障・働き方改革本部
」では医療・福祉サービス改革プランとして4つの柱が示されています。

 ①ロボット・AI・ICT 等の実用化推進、データヘルス改革
 ②タスクシフティング、シニア人材の活用推進
 ③組織マネジメント改革
 ④経営の大規模化・協働化


 これらは検討のタイムテーブルも示されており、診療報酬や介護報酬などの検討と共にサービス提供側の生産性の向上に大きな期待を持
たれていることがわかります。いずれも聖隷として取り組むべきものですが、「④経営の大規模化・協働化」について少し述べます。経営
の大規模化とありますが、事業譲渡や合併ではなく、まずは複数の法人が協働して生活困窮者支援事業や防災・災害支援など地域に貢献す
る活動ができるでしょう。例えば社会福祉法人が人材・資金を出し合い、複数法人による連携が行われている地域が全国にあります。経営
面では合同の職員研修や事務の共同化なども考えられます。さらに踏み込んで、社会福祉法人による連携法人制度も選択肢の一つとしてあ
ってもよいでしょう。我が国の高齢化と人口減少は今後も避けられない中、地域のセーフティネットを行政の対応だけで維持できないかも
しれません。また、地域のニーズは複雑化、複合化していますので公的制度のみでは解決できない課題が新たに発生します。そのような時
代に社会福祉法人に求められる役割はより大きくなり、行政や法律の手が行き届かない福祉ニーズを支える役割が期待されるでしょう。住
み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、社会福祉法人が地域を守っていくという役割を果たすことが重要です。高齢化と人口減少
に関しては想定外という答えは有りえません。消費税増税の機会にあらためて社会保障の全体像を見返して、将来の社会のありようを想定
し、将来に備えて持続可能な法人の在り方、法人間連携の在り方を検討していかなければならないと強く感じました。

法人本部ソフトバレーボール大会に参加しました

ブレス浜松の選手と私

 9月14日(土)に、法人本部ソフトバレーボール大会が開催されました。当日は、ブレス浜松の選手が駆けつけ、オープニングのエキシビションでは切れのあるスパイクを披露してくれました。試合は、本部内事業部対抗で全6チームが参加し、事前練習をして試合に臨むチームや、メンバー全員が同じTシャツで一丸となり参加するチームもありました。試合は忖度なしの真剣勝負で、私も何十年ぶりかの試合に熱くなり、スパイクが決まった時にはチームのみんなと喜びを分かちあいました。学生時代を思い出し、皆さんと一緒に汗を流しとても楽しい時間を過ごすことができました。ソフトバレーボール大会を通して、職場内の結束力が強まり、普段あまり話す機会のない職員とコミュニケーションをとることができ有意義な時間となりました。

【秘書・広報課からのお知らせ】2019年10月15日 社内報「聖隷」292号を発行します

 聖隷福祉事業団は社会福祉法人制度改革において指摘されている、「地域公益活動の推進」、「積極的な情報発信」に力を入れ、社会福祉法人の使命を追求していきます。特に、公益活動の定義を明確にし、活動内容とその実績について社内報や本ホームページ等を通じ情報公開を行っていきたいと考えています。私どもの事業の社会的意義を多くの方に知っていただくために今まで以上に積極的に広報活動を行っていきます。

今号では特集「大規模災害発生~その時聖隷に期待されている役割は~」、事業部最前線「聖隷横浜病院 念願の新外来棟完成 一層の飛躍を目指して」等を掲載しています。ぜひご覧ください。



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■発行概要
•発行頻度:年4回(4月・7月・10月・1月に発行)
•編集事務局:秘書・広報課

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