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理事 津幡佳伸:在宅・福祉サービス事業部長(2020年5月)「共同一致」の精神でこの難局を乗り切る

全国が新型コロナウィルスに対して必死の対応をしている最中です。医療現場のみならず、介護現場、保育現場もそして障がい者を支援する現場もこの対応に追われています。


クリアファイルを加工して手作りしたシールド。現場も工夫を凝らしています。

 マスク不足も様々な支援を受けながらも、不足している状況は変わりません。そればかりか、マスクを買いに行くことすら難しいご家庭においては、訪問看護や訪問介護に伺った際に、ご家族がマスク無しで生活されている様を目の当たりにします。また、デイサービスに来られる利用者の中にもマスクが無い方もおられ、感染を怖がる利用者とのトラブルの原因ともなっています。
 一方で障害者就労施設も、企業の休業の煽りを受けて仕事の量は激減しています。生活困窮支援を行う相談窓口においても、雇用をうち切られる等の事態により生活場所の確保すら難しい状況の方もおり、相談件数は10倍以上に増えています。

1日も早い終息を願って

 事業部では、マスクの購入や取得に困っておられる方への支援として、4月から障害者就労施設において手作りマスクの制作を始めました。障がい者が作成されたマスクを聖隷福祉事業団が買い取り、地域包括支援センターや児童民生委員様のご協力をいただき、マスクの入手が困難な方への無償配布を行っています。政府から配布される分では足らなかったり、サイズが合わなかったりした場合に、これを補完するものとして活用していただければと願っています。障がい者が地域の困った事柄を支え、民生委員様の尊い活動が両者を繋いで、共に困難な状況を乗り越えようとしています。このような時だからこそ「共同一致」の精神は、地域において育まれる時なのだと思います。

 緊急事態宣言を受けて様々な機関や場所が休業、閉館される中で、保育園やこども園においても、子どもの感染リスクを避けるために保育利用の制限が設けられました。保育を必要とされるご家庭の事情は様々です。これを通知文だけで制限することはとても難しいことだと思っています。
 聖隷の保育園こども園では、看護師配置や病後児保育室の設置が進められてきました。そして、発達に何らかの支援を必要とする子ども達に対して受け入れを行い、児童発達支援センターや児童デイサービス等の事業を行ってきました。
 子どもに対する医療的な配慮や障がいに対する専門領域での支援・療育が必要な時代となってきたと感じています。子どもに対する制度は「児童福祉法」を基本としながらも、保育には「こども子育て支援法」、療育には「障害者総合支援法」「発達障害者支援法」、病気では「医療法」が適用されます。子どもにも、いろいろな法律が適応され、保護者からの視点ではこの法に定められた機関ごとに手続きし、通わなくてはならないのですから大変なことでした。 
 この4月より聖隷福祉事業団では16番目の保育施設となる「聖隷こども園こうのとり富丘(とみがおか)」を開設しました。従前のこども園に加えて訪問看護ステーション・児童発達支援事業が併設された全国でも初めての複合施設となります。一人の子どもが有する複数の課題を解決し、必要な保育・療育・医療を提供できる施設です。
 より高い質の保育と教育を提供することを目指しつつ、恵まれた環境の中で子どもの発育が守られるように、施設では、モンテッソーリ教具を用いた活動室や、室内大型ネット遊具の設置、療育の専門スタッフを配置しています。専門の保育室が必要な場合は「児童発達支援事業かるみあ富丘」が利用できたり、医療ケアが必要な児童には、卒後、小学校に上がっても支援が受けられるように「聖隷訪問看護ステーション富丘」が利用できるなど、制度の切れ目の無いサービス提供体制が整えられています。未来への財産である子ども達の成長を支援するため、新たに始まったばかりの事業であり、新しいこども園です。どうぞ、地域を支える拠点として多くの方が利用し活用される施設となりますよう願っています。

※・・・モンテッソーリ教育は、人間形成の一番大切な時期である幼児期に自主性・協調性・社会性を育むため、幼児の心身の内部的な発達要求に応じつつ、「準備された環境」の中で1人ひとりの子どもが
独自の創造性と喜びに満ちた活動を展開できるように援助を行う教育法。近年注目を集めている。
【参考:日本モンテッソーリ協会ホームページ】

理事 津幡佳伸のプロフィール

怖いもの
■世界中が「stay home」に取り組んでいる中で、様々な自宅での過ごし方がネット上で紹介されています。
今まで通りの生活を変える意識改革のチャンスだと思い、私も日々の生活を見直しました。
体力維持(今まで)→スポーツクラブ
(今では)→ネット配信の動画  
      おすすめ:【地獄の11分】マンションOK!飛ばない脂肪燃焼ダンスで全身の脂肪をみるみる燃やす!
旅行・外出(今まで)→4月京都桜見物 5月沖縄旅行 6月海外旅行
(今では)→家事手伝い?今までと変わらない…(掃除・洗濯・アイロンがけ・皿洗い・ごみ捨て等) 
      自宅で過ごす!引き籠りを楽しむ!急な緊急呼び出し可能範囲内で散歩外出先を探す(穴場)
飲食(今まで)→食べたい時に食べれるだけ食べる!種別問わず
(今では)→職場:聖隷キッチン和合のお弁当、聖隷チャレンジ工房磐田のパン
     自宅:毎食、自宅で出されたものを感謝して全部いただく!
新たな趣味(今まで)→仕事一筋
(今では)→歴史物を読む・見る・調べる (外出自粛が解除になったら行きたい場所)
    おもしろいウェブサイトを探すおすすめ:穴場スポット県別一覧 東日本編・西日本編
※ご参考分かり易く新型コロナを理解し、対応するためのサイト
おすすめ:新型コロナウイルスを乗り越えるための説明書(諏訪中央病院)

聖隷こども園こうのとり富丘が開園しました

 聖隷こうのとり富丘は、保育・教育・子育て支援を提供する「幼保連携型認定こども園」を柱に、お子様の成長発達を支援する「児童発達支援事業」と、在宅医療を担う「訪問看護ステーション」が併設されています。医療的ケアが必要なお子様の受入れを可能とした3事業複合施設は全国初の施設です。
 保育園待機児童問題は地域にとって大きな課題である一方、医療の進歩を背景とした「医療的ケアを必要とする児童」の増加に伴い、適切な支援を受ける事が困難である状況や、医療的ケアを理由に乳幼児期に必要な保育・教育を受ける事ができない子ども達がいることも大きな課題となっています。
 本事業により、待機児童問題の解消を目指すことに加え、特別なケアが必要なお子様が、健常児と同じ環境の中で子どもらしく過ごし育つ事を実現するだけでなく、その保護者の方達が「働く」という事を選択できる地域社会が実現できると考えています。
所在地〒438-0803 静岡県磐田市富丘677-1
電話番号0538-31-6000
施設種別・幼保連携型認定こども園保育時間【標準保育】
通常保育 月~土 7:00~18:00
延長保育 月~金 18:00~19:00
【短時間保育】
通常保育 月~土 8:30~16:30
延長保育 7:00~8:30/16:30~18:00
施設種別幼保連携型認定こども園定員・幼保連携型認定こども園 129名
 (保育園枠 120名 幼稚園枠 9名)
開設日2020年4月その他病後児保育、一時預かり保育も行っております
併設事業聖隷こども発達支援事業所かるみあ富丘、聖隷訪問看護ステーション富丘


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