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平成30年7月豪雨災害の被災地支援活動

聖隷福祉事業団では今回の災害支援に関し下記の支援を行います。
・社会福祉法人静岡県社会福祉協議会を通じた介護福祉士の派遣(2018/07/27~08/02)
 「静岡DCAT」第二次隊として
  ※1・・・DCAT=Disaster Care Assistance Teamの略。静岡県災害派遣福祉チーム。
          災害時に避難所で福祉・介護の専門的な視点で支援活動を行う


・特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会を通じた看護師の派遣(2018/08/01~09/02)
 看護師(2名体制)を5日間ずつ8次隊派遣

被災地での活動の様子や、刻一刻と変化する現地の様子も併せて当ホームページにてご報告いたします。

介護福祉士の派遣(2018/07/27~08/02)

2018年7月24日法人本部にて

 岡山県から静岡県に対し「静岡県災害派遣福祉チーム」(静岡DCAT)の派遣要請がありました。聖隷福祉事業団でも、福祉分野での災害支援者として養成研修を修了し、静岡DCATに登録をしている職員を派遣いたします。
 派遣にあたり、法人本部で激励会が行われ、理事長の山本からは、「聖隷人らしく人のため支援を行ってくるように」との激励の言葉が送られました。
 派遣される両名からは「今まで現場で培ってきたスキルを被災地のために生かしたい」との決意表明がありました。現地では、介護福祉士、介護支援専門員として支援を行います。
※1・・・DCAT=Disaster Care Assistance Teamの略。静岡県災害派遣福祉チーム。災害時に避難所で福祉・介護の専門的な視点で支援活動を行う。


派遣概要
・派遣職員
 (右) 聖隷ケアプランセンター       深澤和弘(介護支援専門員・介護福祉士)
 (左) 浜北愛光園高薗デイサービスセンター 掛井彰浩(介護福祉士)

・派遣期間
2018年7月27日~8月2日

活動場所(介護福祉士)

現地での活動

 現地では、認知症の奥様を持つ男性からの相談や、仮設住宅に手すりがないことに関する相談などを受けました。情報収集をしつつ、一人ひとりの声に耳を傾け、関係各所と連絡を取り対応に当たりました。

(避難所となった体育館)白い布で各スペースが区切られていた

状況に即した支援をするため、日々情報収集

物資の搬入支援の様子

看護師の派遣(2018/08/01~09/02)

 特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会を通じ、2018年8月1日~9月2日の間、平成30年豪雨災害ボランティア派遣として看護師(2名体制)を5日間ずつ8次隊派遣いたします。
災地での活動の様子や被災地の現在の状況や活動内容を報告いたします。

・派遣先
 広島県呉市 くれ災害ボランティアセンター

・派遣目的
 在宅高齢者の生活状況をチームで訪問し把握していく活動

活動場所(看護師)

【看護師派遣】第1次隊(2018/08/01~08/05)

派遣概要
・派遣職員
 聖隷三方原病院  山根康裕(看護師)
 聖隷三方原病院  中村京佑(看護師)

・派遣期間
 2018年8月1日(水)~8月5日(日)

出発前の様子

備品など事前の確認が入念に行われた

聖隷三方原病院を代表して被災地支援へ

1日目(2018/08/01)

 早朝浜松駅を出発。昼ごろ現地入りし、呉市社会福祉協議会の方から説明を受けた後、天応地区を視察。被害状況や避難所を確認後、ボランティアセンターに戻り明日からの支援を検討しました。前回の被災地支援の経験をいかし、ボランティアの方や地元住民の方々の支援を行っていきます。

浜松駅にて
中央)静岡県ボランティア協会小野田理事長

呉市に向け出発

くれ災害ボランティアセンター内の掲示。このスローガンのもと支援の輪が拡がっています

(天応宮町地区)集積されたままの災害ゴミ

2日目(2018/08/02)

天応西条地区の巡回を行いました。

地元の方との会話から…
・「やっと今日、水(8/2)が使えるようになった。」
・「病院に行きたいけど、交通の便が悪くて、なかなか行く気になれません。」
 近隣電鉄は未復旧、公道は渋滞、バス運行本数少ない状況です。

 同じ区域内でも被害の程度に差がある事で、被害が少なかった方も被災者でありながら甚大な被害にあった方を気遣い、自らの事を後回しにされ、地区の手伝いをしたり、自身の訴えは我慢されているような現状が垣間見えました。
 また、今後アクセスの不便さや気温、周辺環境がなかなか好転しないことによって、今日お話しを聞けた方のように、通院をやめたり、調子が多少悪くても我慢し相談できないままでいる方など、健康や精神に影響を及ぼしている住民の方が他にもいる可能性あります。

(天応サテライトにて)オリエンテーションの様子

(天応西条地区)山が崩れている様子

(天応西条地区)粗方の土砂は片づけられたが、流されてきたであろう岩が周囲に残る

(天応西条地区)恐らく駐車場だった場所。埋もれて潰れている車も

3日目(2018/08/03)

 天応南町地区の巡回を行いました。
 作業中の住民に挨拶をしながら、体調や近況について伺いました。
地域内での被災に対する温度差や、近隣同士での助け合いの大切さ、ボランティアの方々への感謝などを聞く事ができました。
 また、じっとしていると、いろいろ考えてしまうから、動いていた方がいいという高齢男性もいました。
身体と精神的なバランスが崩れてきている印象を受けました。じっくり話せる機会や場所が必要です。

(天応南町地区)被害をうけた住宅内の様子

(天応南町地区)作業中にできた擦過傷の処置をしている様子

4日目(2018/08/4)

 引き続き天応サテライトでの活動。450名ものボランティアが集まり、オリエンテーションでは熱中症や負傷した際についての補足説明をしました。各地域巡回中、「大丈夫です」との返事がよく聞かれましたが、顔が紅潮しているなど客観的にみて注意が必要な方が多く、丁寧に見ていく必要があると感じました。

(天応地区 市民センター前)多数のボランティアが集結

(天応サテライト)8/1~8/5クール 運営メンバー
(後列左から3番目:中村 後列左から4番目:山根)

5日目(2018/08/05)

 天応サテライトで受付運営補助やオリエンテーションをしました。休日ということもあり、一般の方も多数支援に加わりました。巡回中、連日の酷暑にも関わらず、自宅で作業をされている方も多く見受けられました。午後は8/6(月)より支援に当たる第二次隊と合流し、引き継ぎを行いました。

(天応サテライト)ボランティアの方々への説明風景

(天応地区)土と瓦礫に埋没したままのトラック

【看護師派遣】第2次隊(2018/08/05~08/09)

派遣概要
・派遣職員
 聖隷三方原病院  高山祐輔(看護師)
 聖隷三方原病院  油井正宣(看護師)

・派遣期間
 2018年8月5日(日)~8月9日(木)

1日目(2018/08/05)

第1次隊と引き継ぎをした第2次隊の高山(右から2番目)と油井(右から1番目)

 本日現地入りし、災害ボランティアセンターのミーティングへの参加後、第一次隊から引継ぎを受けました。
 明日からは第一次隊に引き続きボランティアの方々への熱中症対策と、自宅で作業を行っている地域住民の方々の体調管理を行います。

2日目(2018/08/06)

 天応サテライトで静岡県社会福祉協議会(静岡県は呉市の支援を担当)の方とボランティアの受付を行った後、ボランティアが入る地区を巡回しました。
 巡回した地域は土砂や倒木が撤去されていないため、なかなかボランティアが入れず、住民やNPOの方で作業を行う姿が見受けられました。

(天応地区)大きな石や倒れた木、傾いたままの電信柱

(天応地区)クーラーボックスにペットボトル飲料と冷却材も備え住民のもとへ

3日目(2018/08/07)

 天応大浜・三葉・本町地区は自宅1階に土砂が入り込んでいる住宅が多く、普段は1階で生活をしていた住民が2階での生活を余儀なくされています。復旧作業のみならず、側溝の土砂出しなど降雨時の予防策も行われています。

(天応地区)土砂災害の影響が大きかった地区
      奥には倒壊した家屋

(天応地区)立入禁止となっている区域

4日目(2018/08/08)

 本日も住民の方へのお声掛けとボランティアの方の巡回をしました。熱中症の方はいませんでしたが、作業中に怪我をされた方が1名いたため、洗浄し、市民センターに入っている医師に診察をしていただきました。また住民へお話を伺う中で、宮町地区はもともと住民同士のつながりが強いため、お互いの近況を報告しあえる環境が必要だと感じました。今回の巡回をもとに、順次対策の提案もしていきます。

(天応サテライト)ボランティアの看護師と情報共有し巡回する担当地区の振り分けを行う

(市民センターにて)社会福祉協議会の方にボランティアが作業している場所を確認

5日目(2018/8/9)

 天応サテライトで準備・設営を行った後、地域住民のご自宅を訪問しお話を伺いました。睡眠休息時間や食事量の減少、地域住民との繋がりの希薄化による孤立やそれに伴う不安などを会話の中から汲み取られました。災害から1ヶ月が経ち、衣食住の支援は必要としながらも、精神的なケアの必要性も高まっていると感じました。

ご自宅の土砂撤去作業中に体調や生活状況を伺っている様子

第3次隊の別所(1番右)と池田(1番左)へ引継ぎ

【看護師派遣】第3次隊(2018/08/09~08/13)

池田(左)・別所(右)

派遣概要
・派遣職員
 聖隷浜松病院 池田晃汰(看護師)
 聖隷浜松病院 別所輝哉(看護師)

・派遣期間
 2018年8月9日(木)~8月13日(月)

1日目(2018/08/09)

(浜松駅にて)静岡県ボランティア協会小野田理事長と

 第二次隊から引継ぎを受け、くれボランティアセンターでの活動報告会に参加しました。
現段階の主な業務として、引き続き下記の活動を続けます。
①参加ボランティアの健康管理(特に熱中症と怪我)
②自宅で過ごす住民の健康状態の把握と声掛け
ストレスフルな状況が1ヵ月を超えました。情報収集に努め、現場と情報のすり合わせを行い、地域住民が気軽に集まり談話できるようなコミュニティづくりにも視野を広げていきます。

2日目(2018/08/10)

 本日、天応サテライトでは179名のボランティアの受け入れを行いました。そのうち看護師は4名、2チームに分かれて地区を巡回。前日までは3地区(大西、下西、宮町)でのボランティア活動でしたが、作業の進展から、本日は4地区(大西、下西、宮町、大浜)へ拡大しました。途中、擦過傷の方と脱水症状の方を手当てをしました。
・大西地区
 場所により足元に釘やガラス片が見られ、また砂埃が多い中マスクを着用されてないボランティアの方が多く見受けられました。地区の中でも、ニーズが高く、長期でのマンパワーが必要と感じました。
・下西地区
 重機が導入されてはいるものの、土地柄入れない場所もあり、バケツリレーで土砂の掻き出しを行なっていました。
・宮町地区
 地域住民を中心に、ボランティアも活動されていました。地域住民の声として、疲労と今後の生活の不安について聞かれました。
夜、明日からの行動計画について方向性を確認しました。お盆にかけて、ボランティア活動者が増えることが予想され、対策を万全にしていくことや、地域住民のコミュニティについて住民の声をベースに具体的に考えていきます。

ボランティアに向けた掲示

巡回地区の様子

3日目(2018/08/11)

 本日、天応では205名のボランティアの受け入れをしました。うち看護師は3名。使用資材の確認後、大浜、宮町を巡回。活動中、手を負傷した2名と、脱水・熱中症の3名を手当しました。体調不良の背景として、3名とも災害ボランティアが初参加だったこと、前日までの休息が不十分だったこと、食事をあまりとっていなかったことが挙げられました。今後、お盆休暇で初めて災害ボランティアに参加する方も多く見込まれることから、天応サテライト出発前にも、事前に注意を払い皆さまの体調管理を強化します。

(天応サテライト)本日もボランティアが続々と集結

巡回前の備品チェック

4日目(2018/08/12)

 ボランティアの看護師や保健師と情報共有を行い、大西、下西、宮町を巡回しました。
ボランティアのチームにより、休憩時間に差があり、休憩が少ないチームから熱中症者がでているように感じました。また危険地帯での作業にも関わらずヘルメットやマスクを着用していない方がいることや、手指衛生に関し意識が薄い印象を受けたので、今後こまめに注意喚起を行い、感染予防を強化していきます。

(天応サテライト)ボランティアの看護師と

屋内でもかなり暑さ。こまめに休息を

5日目(2018/08/13)

 引き続き、大西、下西、宮町を巡回しました。依頼した手指消毒用品が市民センターに届いたため、巡回しつつ現場で休憩をとるグループへ配布。炎天下での作業者が多いため、熱中症対策も強化しました。途中、靴擦れや手の怪我、熱中症の方を手当てしました。看護師同士でタイムリーに情報共有をすることで現場の状況に早く対応できたように感じます。現場のニーズを知ることや信頼関係構築のため、実際に現場に入り同じ環境下、同じ目線で活動することが大切だと思いました。
午後は第4次隊へ情報共有、引継ぎを行い、バトンをつなぎました。

昨日の現場状況を鑑み手指消毒を強化

5日間の学びを第4次隊につなげます

【看護師派遣】第4次隊(2018/08/13~08/18)

杉山(左)、伊藤(右)

派遣概要
・派遣職員
 聖隷三方原病院  杉山益唯(看護師)
 聖隷三方原病院  伊藤雅子(看護師)

・派遣期間
 2018年8月13日(月)~8月17日(金)

1日目(2018/08/13)

 第3次隊から引継ぎを受け、地区の様子を実際に見に行きました。夜はミーティングで今後の予定を確認。8/13~8/17の期間は台風15号の影響も心配され、活動内容が今までと変更になる可能性もありますが、自分たちに出来ることを一つひとつ行ってまいります。

(浜松駅にて)静岡県ボランティア協会小野田理事長と

(呉港にて)第3次隊の思いも引き継ぎます

2日目(2018/08/14)

 本日の天応サテライトのボランティアは318名に上りました。気温と湿気も上がりここ1ヶ月の中でも特に厳しい環境となったため、熱中症予防を中心に見回りをしました。
 ボランティアのグループが増え、飲み物が入っているクーラーボックスが不足。ボランティアの方が持参した飲み物はすぐに底をつき、あちこちから冷たい飲み物の要求があり、社会福祉協議会の方と連携し対応しました。
午後には熱中症疑いの方が2名。看護師はケア優先、水配りは社会福祉協議会の方にお願いし、活動を進めました。重機が道に出て作業している箇所や、土嚢運搬チームが重機の横スレスレを通る箇所もあり、ヘルメットやマスクの着用も呼び掛けました。

炎天下の飲料水、冷却材などの運搬に欠かせないクーラーボックス

3日目(2018/08/15)

 本日は天応サテライトのボランティア受け入れがないため、安浦地区安登に活動場所を移し、土砂で埋もれた畑の回復作業をしました。
 始めはボランティアコーディネーターの指示のもと活動していましたが、途中から私たち看護師2名とボランティア25名での運営となりました。ボランティアリーダーとは休憩の取り方について相談し、タイムテーブルを作成。作業前にマスクを持っていない方には配布を行い、休憩時は手洗い、手指消毒も促しました。途中、雨の中の作業となり、濡れた体を拭くタオルが足りなくなりそうでした。12時過ぎに雨が強くなったため、コーディネーターから作業中止の連絡あり。迎えのバス到着まで、土嚢を運搬するため全員でバケツリレーをしました。軽いものからとても重い物まで変化に富み、大変な重労働となり皆さんに疲労の色が見えました。

(安浦地区安登)住宅裏の崖は今朝も石や土砂が落ちてくる状況で、市の職員も視察に来ていました

4日目(2018/08/16)

 本日は雨のため、屋外でのボランティア活動は全面中止、呉市役所内のボランティアセンターにて物品資材の検品整備を行いました。山口県の看護士1名、静岡県と神奈川県のボランティア6名(うち4名は学生)と共に、貸出し用の長靴や踏み抜き防止インソールなどを日干ししました。
話をするうち、スポーツドリンクは飲みすぎて食傷気味、麦茶が欲しいという意見も聞かれました。また備品は、塩飴は十分用意があるものの、即効性のあるタブレットが必要と感じました。本日すべての物品を確認できたため、明日からは現状を踏まえて活動をしていきます。

物品置き場を確認。
2人は高校生。ボランティアとして奮闘しています。

濡れた長靴を干して皮膚病を予防。

5日目(2018/08/17)

本日の天応サテライトボランティア数は236名、26グループ。高校生16名、小中学生4名でした。
昨日の雨でいつも通っている道が通行禁止になり、ぬかるみもあちこちで発生。土が水分を含んでおり、土嚢の重さがいつもの倍に感じられました。
ただ、最高気温が30℃と、やや風もあり涼しく感じ、熱中症疑いの方は出ず無事作業を終了しました。
看護師は我々2名と追加の1名、リハビリトレーナー1名が水分補給隊として加わってくれました。
 今回の派遣期間では、台風の接近に伴い、酷暑に加えて雨の中の支援の在り方についても考えさせられました。
今後に役立てるよう、第5次隊に引継ぎをしっかりと行い、より現場のニーズにあった支援をしていきます。

午後には第5次隊が呉入り

【看護師派遣】第5次隊(2018/08/17~08/21)

派遣概要
・派遣職員
 聖隷浜松病院  林恵美子(看護師)
 聖隷浜松病院  阿部久美子(看護師)

・派遣期間
 2018年8月17日(金)~8月21日(火)

1日目(2018/08/17)

 本日12時過ぎ、呉港に到着。湿度も高くなく、日陰は風が通ると気持ちがいい過ごしやすい日でした。第4次隊と共に 挨拶回りをし、引継ぎを受けました。
本日は第4次隊に案内され天応地区を巡回。明日以降も引き続き天応サテライトでの活動を行います。

フェリーから見た天応地区

第4次隊に現地を案内されボランティアの活動場所を巡回

2日目(2018/08/18)

 本日の天応サテライトのボランティアは 228名。 ボランティアの派遣先とチーム名を記載した地図を作成し、これを元に巡回しました。ボランティアの方へ飲み物を届けましたが、 ボランティア精神から、自己完結しようと受取りを渋る方もいらっしゃいました。ボランティアの方の体調管理のためにも、こちらもうまく説明をすることが重要と感じました。途中、腰痛の症状が出た方や食事中に咽頭の異物を訴える方の対応。 17時ごろより、サテライトに戻るボランティアの健康チェック(長靴の洗浄、消毒、うがい、冷やしたタオルを渡しながら)を行いました。
現場ではハチやムカデなど、昆虫類が出始めていることも報告されているため、注意が必要です。

朝のオリエンテーションの様子

連絡を取りつつ巡回

3日目(2018/08/19)

 本日、天応サテライトのボランティア受け入れは250名。ボランティアが配置された場所を確認し、巡回開始。 本日は今までに行っていない場所での作業も行われているため、広範囲での巡回となりました。

マップを作成し巡回箇所を確認

巡回の服装は帽子、マスク、タオル、スニーカーと万全

4日目(2018/08/20)

 本日は他のボランティアナース(和洋女子大看護学部の教員)4名と共に活動。巡回時、大西地区で中学生ボランティアが気分不快を訴えたため、熱中症の可能性を考え対処。その後は回復し元気に作業を再開していました。また蚊が発生している作業場があり、防虫シールと殺虫剤を届けました。スズメバチが巣を作っている所もあり、ボランティアにも注意喚起をしつつボランティアセンターに報告。また現在作業進捗マップを作成しています。今後も自治会長さんとも連携し確認作業を進めていきます。
 呉市では本日から一区間で電車が営業開始という嬉しいニュースも入りました。

お昼には焼きそばが振舞われました

先日山口県で行方不明だった幼児を発見したボランティアの尾畠さんも本日より呉で活動開始

5日目(2018/08/21)

 本日は暑さが増し、湿度も高いため、注意喚起を行いながらボランティアを送り出しました。呉の看護師と地域を分割し巡回。 天応地区の山に面する大西地区の方からは、災害発生当時の貴重なお話も伺うことができました。この方の自宅は無事でしたが、当時の周辺の様子を記録されており、被害の甚大さや水の威力を感じ、自然災害の厳しさをまざまざと思い知らされました。
 トイレがない一番奥の地区では、トイレを提供してくださる住民の方のお宅を伝え、またクーラーボックスに飲料を30本入れ、水分状況を確認しながら巡回を行いました。途中第6次隊と合流し、担当地区を案内。申し送りも済ませ次の部隊へと引継ぎました。

ボランティアにトイレや荷物置き場を提供してくださっています

(拝見した写真)大西地区の7/8当時の様子

【看護師派遣】第6次隊(2018/08/21~08/25)

派遣概要
・派遣職員
 聖隷浜松病院  加茂知美(看護師)
 聖隷浜松病院  藤澤知枝美(看護師)

・派遣期間
 2018年8月21日(火)~8月25日(土)

1日目(2018/08/21)

 本日呉入り。第5次隊と合流し、天応地区を巡回。作業ボランティアの体調確認をしながら、水分や冷却材を配布し場所の確認と活動内容の引継ぎを行いました。天応ボランティアセンターより、スズメバチの巣があり活動中止する場所のお知らせと、仮設トイレの設置を検討する旨報告がありました。トイレの問題のため、水分を取らずに作業を行い熱中症となることが警戒されています。

第5次隊と共に担当地区を巡回

2日目(2018/08/22)

 昨日に続く蒸し暑さのため、熱中症を警戒。朝、ボランティアが各自持参したペットボトルの本数を確認し、不足者には追加で持っていくべき本数を伝えました。雨のためボランティア作業が一時中断することもありましたが、帽子の着用や土埃のためのマスクの着用を促しながら巡回しました。新たに近づく台風20号に備え、テント類を片づけ、住宅エリアでは川沿いを中心に土嚢をおいたり側溝の掃除をしました。



一時雨が強まり、テントに溜まった水を出して対応

3日目(2018/08/23)

 台風のため、8月23日、24日は天応サテライトのボランティア受け入れは中止。課題となっている、家主のボランティアニーズと呉ボランティアセンターが把握するボランティア作業の進捗情報のズレについて検討することとなりました。天応地区のニーズと正しい作業進捗を確認するため、まずはスタッフで話し合い情報整理をしました。 午後からは現状調査のため戸別訪問を行い、家主にボランティアの作業進捗を確認して回りました。

東海地区社会福祉協議会チームと共に情報を整理

4日目(2018/08/24)

 本日は広島県内すべてのボランティア活動が中止のため、呉市ボランティアセンター、天応サテライト共に終日閉鎖されていました。

広島県安芸郡坂町で土砂崩れの作業現場を目にしました

5日目(2018/08/25)

 本日の天応地区のボランティアは247名。熱中症予防のため、ボランティアのペットボトルの所持量が足りているか確認すると同時に、グループ分けとリーダー決め等受付の補助業務も行いました。午前中に軽度の熱中症1名対応。7次隊とも合流し、担当地域の地図を確認しながら共に巡回。午後から気温が上昇したためこまめな水分補給と休息を呼びかけました。

これまでのノウハウを第7次隊に共有しました

【看護師派遣】第7次隊(2018/08/25~08/29)

(左から)静岡県ボランティア協会小野田理事長、山口、氏原

派遣概要
・派遣職員
 保健事業部 山口園美(看護師)
 保健事業部 氏原紀子(看護師)

・派遣期間
 2018年8月25日(土)~8月29日(水)

1日目(2018/08/25)

 本日第6次隊と合流し、地区を巡回。午後から体力が奪われるほどに気温が上昇しました。熱中症予防に重点を置き、5日間活動をしていきます。

(天応地区)まだまだボランティアの力が必要と感じました

2日目(2018/08/26)

 天応サテライトのボランティアは247名。保健師は1名サテライトで待機、看護師は私たち2名のみでした。気温が32度まで上昇しましたが、熱中症患者はなし。作業中、顔が赤くなっている方には、水分補給と休憩、保冷剤での冷却を勧めました。慣れない作業での擦り傷や摩擦での水疱なども数件対応。家屋の中が未だ泥水状態の作業場もあり、作業着の汚れに対し消毒の指導が必要と感じました。また異臭と砂埃も多く、作業者もマスクが必須。
 9月には仮設住宅が整い、市民センターの避難所は閉鎖予定とのことですが、天応地区には仮設住宅が多く建てられないとのこと。そのため、離れた場所に立つ仮設住宅には入居希望者が少ないようです。

静岡県足湯ボランティアのメンバーと。高校生も参加していました。

天応市民センターでは応援ライブも行われるようです

3日目(2018/08/27)

 本日天応サテライトのボランティアは112名で、私たちを含め看護師は5名でした。地域を分担して巡回。気温は33度でしたが湿度が高く蒸し暑かったため、体力の消耗が激しい方が多く見受けられました。重篤な熱中症はなく、スコップでの負傷や手指関節の腫れがある方の処置をしました。また、途中ボランティアセンターに戻ってきていた方で体調不良の方がいました。こちらからの声掛けにより持病があることが判明。巡回をメインに活動していますが、作業場から戻ってきたボランティアの体調確認も重要と感じました。

呉市から参加の看護ボランティアスタッフと

天応地区を5区に分け巡回

4日目(2018/08/28)

 本日天応サテライトでは131名ボランティアの参加があり、私たち含め5名の看護師で巡回しました。
連日の快晴や重機が多く入っていることもあり、砂埃が多く舞っている現場での作業。連日のボランティア活動で体力の消耗が激しい方も。重篤な熱中症患者はいませんでしたが、頭がぼーっとする症状がある方や顔が赤くなっている方は数名おり、クーリングや休憩を促し様子をみるなどの対応を取りました。
 今後の予定としては、医療チーム、健康管理、心のケアなどが8月下旬で縮小され、9月から体制変更がある様子。急性期の現場から慢性期の生活支援に移行していく時期に差し掛かっているようです。

(天応大西地区)山肌が削られている土砂災害現場

作業終了後の感染予防について掲示でも呼びかけ

5日目(2018/08/29)

 本日の天応サテライトのボランティアは141名、そのうち40名は三重からの団体グループの参加でした。このようなボランティア活動に慣れているようで、リーダーや救護担当がグループごとに決められており、水分や休憩場所確保用のブルーシートなどもしっかり準備され、組織的に活動されていました。一方、個人参加の方で、防護をしていない状態で床下の泥出しを全身浸かりながら行っている方もおり、こちらはすぐに目や口の洗浄を行うよう伝えました。ボランティア活動の注意事項はオリエンテーション等で伝えられていますが、いろいろな方がいらっしゃるため、注意をはらい声かけをしながら巡回することは、大きな事故を防ぐためにも重要だと感じました。
 夏休みも終わり今後ボランティアの数が減ることが予想されるため、呉市が「雨あがれPROJECT」というボランティアの参加を呼びかける活動を実施しています。第7次隊としての現場での災害支援は本日で終わりますが、引き続きできることを実施していきたいと思います。

【看護師派遣】第8次隊(2018/08/29~09/02)

派遣概要
・派遣職員
 浜名湖エデンの園 吉村浩美(看護師)
 奈良ニッセイエデンの園 近藤千賀子(看護師)

・派遣期間
 2018年8月29日(水)~9月2日(日)

1日目(2018/08/29)

 本日呉入りし、早速第7次隊と共に現場を巡回。引継ぎを受け、途中怪我の対処も行いました。

呉市社会福祉協議会の方と顔合わせ

まだ復旧作業が必要な現場も多くみられます

2日目(2018/08/30)

 本日気温は33度、やや雲と風もあり昨日より過ごしやすく感じました。天応地区ボランティアは138名、看護師は5名での活動。昨日から土砂で埋もれた家屋の泥のかき出し作業が続いています。看護師は2チームに分かれ、作業をするボランティアを巡回しながら体調確認や作業中にできた傷の処置、熱中症対策を行いました。作業中、泥の中から写真が見つかり、明日持ち主に返却される予定。また住民より大屋川の水質調査の依頼がありました。来週の月曜日(9/3)からは2学期が始まるため、交通面で注意するようミーティングで共有がありました。

ボランティアの看護師と。
手分けしてボランティアの体調管理を行います。

地図を元に徒歩で巡回

3日目(2018/08/31)

 本日天応地区の作業ボランティアは85名。看護師は7人で2チームに分かれて活動。 昨日のミーティングで、メンタル面のフォローが必要と思われる住民がいらっしゃるとの共有があり、看護師3人で訪問。 一人暮らしの高齢の女性で、日中は自宅、夕方は避難所に宿泊しているとのこと。日々の様子などお話くださる中で、「みんなに助けられ嬉しかった、感謝感謝、友達は宝」という言葉が何度も聞かれました。笑顔で気丈に振る舞っていらっしゃいましたが、「まだ何もする気が起こらない」という言葉が全てを物語っているように感じられました。お話を聞き、体調確認を行いながらハンドマッサージも行いました。災害後2ヶ月、慢性期にはストレスから来る心身の不調が現れてきます。自分たちの言葉一つ、立ち居振る舞い一つにおいても、常に相手を思いやる心を忘れずに、引き続き活動していきます。

道で出会ったネコも痩せていました

「家で飼っていたオオクワガタが生きており、ボランティアセンターに連れてきた」という方もいらっしゃいました

4日目(2018/09/01)

本日は朝から雨が降っているため、市民センター内での活動。静岡県ボランティア協会に登録している「しずおか茶の国会議」メンバーの手ほどきを受けながら、足湯や手や肩から背部にかけてのマッサージなどを行いつつ利用者のお話を聞き取りました。とにかく早く家に帰りたいとおっしゃる方、犬が身代わりになってくれたとの声も聞かれました。ペットを亡くしペットロスになる方もいらっしゃるため、傾聴しながら様子をうかがいました。仮設住宅への引っ越し準備をされている方も多いようです。

ボランティアセンターでは毎日ミーティングで情報共有がされています

5日目(2018/09/02)

 日曜日のためか、天応地区のボランティア数は約200名と多く、看護師6人を2チームに分けて巡回。
途中、ボランティアから泥が目に入った場合の対処について質問があり、配布されている水で洗い流し、看護師に連絡するよう説明しました。その後市民センターでも看護師間で情報を共有。まだ泥が多い場所もあるため市民センターにもゴーグルを用意するよう提案しました。
 この2ヶ月間で土砂のかきだしが進んだ家屋や、仮設住宅に転居され生活を整えだしている方もいますが、まだまだ手つかずのところもあり、ボランティアのニーズは高いと思われます。呉で出会えたボランティアの方々から多くのことを学んだボランティア派遣でした。今後も、自分たちにできることを取り組んでいきます。

共に活動したボランティアメンバーと


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