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理事 鈴木睦明(2017年2月号-ⅱ)
エデンの園を継承すること

【HP限定】聖隷福祉事業団の役員がつづる コラムLeader's thoughts「実践躬行」(じっせんきゅうこう)


「エデンの園を継承すること」理事 鈴木睦明

エデンの園 第1号施設である
浜名湖エデンの園の現在の姿

 高齢者公益事業部の鈴木です。今号は、エデンの園 第1号施設である「浜名湖エデンの園」について綴ります。
浜名湖エデンの園は、昭和48年、聖隷三方原病院の隣地に1号館(108戸)が開設され、昭和51年に2号館(26戸)が増築されました。現在は、6号館を加え409戸です。これまでも耐震対策を行ってきましたが、現在ご入居者のさらなる安全と安心のため、1・2号館の建替工事を進めております。工期は約3年半。ご入居者の皆様、近隣住民の皆様には多大なご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご協力を賜りますよう、このコラムの場をお借りしてお願い申し上げます。

開設当時の浜名湖エデンの園パンフレット表紙

これまで住み慣れた建物がなくなることは大変寂しいことです。1・2号館のご入居者は言うまでもありませんが、私たち職員にも複雑な思いがあります。私の手元に、開設当初のパンフレットがあります。まさに昭和の香りが漂う作風です。当時、この国には存在しない画期的なシステムを著わす文書でありながら、現在と比較すると極めて簡素な仕上げです。
 さて、聖隷福祉事業団(以下聖隷)は昭和5年の創立以来、「貧困」を最大のテーマとして事業を推進して参りました。しかし、時の流れと共に徐々に社会は変化し、昭和30年代、我が国は戦後の混乱期を抜け出し、貧しさから解放されつつありました。このような社会環境の変化が、聖隷が取り組むべき社会福祉事業について見直しを求めることになりました。昭和36年当時、「もはや貧困だけがテーマではない。では、取り組むべき新たな社会的問題は何か?いかなる事業を視野に入れていくか?」などと喧々諤々(けんけんがくがく)の議論があったようです。

開設当時の浜名湖エデンの園パンフレット
左)敷地鳥瞰図・右)ご入居者イメージイラスト

 昭和45年、日本は高齢化率(65歳以上)が7.1%と「高齢化社会」に突入しました。その頃、マスコミは度々、高齢者の孤独死、失火、徘徊による交通事故等を高齢者問題として取り上げておりました。将来の高齢者人口の増加が容易に予測できる時代でした。そこで聖隷は、目前に迫る「高齢社会」を前提とした新しい事業に挑戦することになります。高齢になっても、介護が必要になっても安心して生活できることが、これからの日本に必要ではないのか…。これこそが「エデンの園」事業です。国民所得の向上、社会保障制度や年金制度の充実、そして急速に進む高齢化などを背景として、構想が練られました。しかし、実際に入居する人がいなければ、聖隷全体に膨大なダメージを与えることになります。計画が計算通りに進むか否か、経営陣は葛藤の日々を過ごしたはずです。無から有を生み出すには、確かな先見性と想像を絶する努力を必要とします。既に黄ばんでしまったパンフレットですが、私には、当時の聖隷のチャレンジ精神がぎっしり詰まった後輩への激励文のように見えます。

■2016年7月発行 実践躬行 鈴木睦明 ~「幸福な高齢社会」の実現を目指して~はこちら

【秘書・広報課より】役員コラム「実践躬行」が1周年を迎えました。

 おかげさまで、役員コラム「実践躬行」は、2016年2月に初回号を発行して以来、合計22号を発信し1周年を迎えました。地域の方、ご利用者はじめ就職活動中の学生さんまで幅広くご覧いただき、大きな反響をいただいています。 これからも、聖隷福祉事業団の経営を担う役員らが、日々考えていることを月替わりで発信してまいります。

私たちが企画・発行しています。
法人本部総合企画室秘書・広報課
(左から:鈴木・柴田・松林・内田)

発行頻度:原則月2回(第2・4月曜日)
タイトルの「実践躬行」(じっせん-きゅうこう)…
意味:身をもって実際に行うこと。口先だけではいけない 、まず行動せよの意。理論や信条を自ら進んで行為にあらわしていくこと。 「躬」は 自分でという意味。「躬行実践(きゅうこうじっせん)」とも言う。
理事長山本敏博の座右の銘でもあり、聖隷福祉事業団の役員が大切にしている”実践する姿勢”を表した四字熟語をタイトルとしました。
企画・発行
法人本部 総合企画室 秘書・広報課
(MAIL:hq-pr@sis.seirei.or.jp
TEL:053-413-3292  FAX:053-413-3315

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