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理事 鈴木睦明(2017年7月号-ⅱ)浦安エデンの園 10年が経過して

【HP限定】聖隷福祉事業団の役員がつづる コラムLeader's thoughts「実践躬行」(じっせんきゅうこう)


「浦安エデンの園 10年が経過して」理事 鈴木睦明

 日本中が梅雨明けを迎えつつありますが、私にはこの時期特有の懐かしい記憶があります。雨あがり、田んぼに育つ稲達の若々しい緑、その遠景、山々の鮮やかな緑の光景です。皆様にも季節ごとに心に残る風景がおありでしょう。しかし、この時期の雨も、随分と乱暴になってまいりました。ご高齢の皆様の安心・安全のためにも、自然の脅威について深く知ることが大切です。
 今回は、この7月1日に開園10周年を迎えた「浦安エデンの園」について取り上げたいと思います。1991年7月、日本郵政公社が「浦安簡易保険加入者ホーム カーサ・デ・かんぽ浦安」(一般居室162戸、一時介護室9室)を開設しました。その後、この事業は郵政民営化政策の対象となり、多くの企業の関心を集めました。その結果、有料老人ホーム事業の経験や介護棟建設構想等が評価され、2007年7月に聖隷が移譲先として選ばれました。

浦安エデンの園開園10周年記念式典の様子
(7月1日)

 それから10年、様々な出来事がありました。その中でも、特に2011年3月11日の東日本大震災は大きな衝撃となりました。当時、浦安エデンの園では、介護棟の建設に向けて、長さ47mの杭を43本打ち終えたばかりでした。しかし、震災の影響で杭自体が信頼できないものとなり、これらを新しく打ち直しました。1年半ほど工期延長を強いられ、2013年6月に、一般居室195戸、介護居室29戸、一時介護室5室で再スタートいたしました。
 震災直後の浦安市内は液状化現象が深刻で、ライフラインも寸断されご入居者の生活にも大きな影響がありました。浦安市や聖隷あげての応援で、飲料水や食料、燃料は瞬く間に整いました。園長以下、夜勤担当以外の職員も園に泊まり込み、ご入居者の不安を取り除くために可能な限りの努力をいたしました。しかし、排せつに関しては使用可能なトイレは1か所のみ、これを入居者専用として、ケア職員は各自紙おむつを着け業務に携わりました。

地盤の歪みで、浮いてしまった室外機
(浦安エデンの園敷地内)

液状化により路面は破壊され、出っ張ってしまったマンホール(浦安エデンの園敷地内)

浦安エデンの園外観

 経営者が変わることは、ご入居者の皆様にとりましては歓迎できるものではありません。移譲後の暫くは、ご入居者の聖隷や職員に対する見方には厳しいところがございました。しかし、この空気ががらりと変わりました。震災による悪環境の中、職員のご入居者への素直な思いと頑張り、そして、ご入居者から職員への温かいねぎらいの言葉、つまり、職員とご入居者との心の融合。浦安エデンの園は、これからも、ご入居者と職員の思いが混ざり合った暖かいコミュニティを創造してまいります。

【秘書・広報課からのお知らせ】「浜名湖エデンの園」 2020年の完成を目指し建替工事スタート

浜名湖エデンの園
新1・2号館完成予想図

 浜名湖エデンの園(最大定員519名)は、聖隷の創始者長谷川保の構想である「高齢者にとって楽しく生きがいのある安心した生活の場」を形にした1973年に設立された最初の「エデンの園」です。ご入居者のさらなる安全と安心のため、建替工事を開始しました。

■工事計画概要
完成予定:2020年6月
建替施設:新1・2号館(鉄筋コンクリート造地下1階、地上6階)
     増築4号館(鉄筋コンクリート造地上7階)
完成後の居室数:429室(一般居室個室372室・介護居室個室57室)

「エデンの園」入居者募集についてはこちら

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