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聖隷こども園わかば 保育士

 聖隷三方原病院聖隷厚生園など医療・福祉施設に囲まれた三方原地区に位置する聖隷こども園わかばは、聖隷の保育事業の発祥の地でもある。地域のニーズに応え、2017年4月に新たに50名の定員を増やし、定員200名へ。この地で、子どもたちに寄り添い続ける、若手保育士(※1) 渡邉綾美の思いに迫る。

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i am「渡邉 綾美」

子どもたちの成長を見届けたい 保育士になる「夢」を「現実」に

 「頑張れ!あともう少しでできそうだよ!」
公園の鉄棒で逆上がりの練習をしている子に声援を送る、幼き日の渡邉がいた。自分より小さな子の面倒を見るのが好きで、小学校高学年になった頃には、保育士になる夢を描き始めた。
 中学生になっても気持ちは変わることなく、保育士になった自分を想像して夢を膨らませていたある日、渡邉にショックを与えるニュースがあった。同年代の中学生がインターネットで知り合った人を殺害したという事件だった。自分と同じような生活を送っているはずの同年代の子が、なぜそういった事件を起こしてしまう心を持ってしまったのか疑問に思った。もしかしたら幼い頃に受けた教育が影響しているのではと考え、同時に、自分が目指している保育士の仕事は表面上の成長だけではなく、心の成長にも目を向ける大切な仕事だと気付かされた。
 幼児教育について知識を深めたいと、大学進学時も迷わず保育専門の学科を専攻。保育士への道を進みだした。

小学校6年生運動会で
就学前の年長児との共同種目が大好きだった

聖隷福祉事業団に保育士として入職し
今年4回目の春を迎えた

幼少期の思い出を胸に、聖隷の一員に

桜ヶ丘保育園(当時)卒園式の礼拝にて
右から4番目が渡邉

 渡邉は、大学卒業後に就職先を考えた際、自分が幼い日を過ごした聖隷の保育園が選択肢の一つとなった。幼少期、親の仕事の関係で聖隷福祉事業団が運営する桜ヶ丘保育園(※2)に転園し、不安でいっぱいだった渡邉は、先生たちの温かい眼差しに救われた。たくさん子どもたちがいる中で自分のことをしっかり見てくれていると感じ、子どもながらに安心したという記憶が今でも鮮明に残っている。「聖隷の一員となって、自分が受けた保育を子どもたちにもしたい」。渡邉の熱い思いが実り、聖隷福祉事業団に保育士として就職が決まり、わかば保育園(※3)に配属された。

 保育士としての社会人生活にやる気と希望で満ち溢れて入職した渡邉であったが、新人時代は、保護者とのかかわりに戸惑いもあった。子どもを持つ親御さんの気持ちにきちんと寄り添えるのか?人生の先輩でもある保護者の方にどう接していいのか?と不安を抱えながらも、先輩や仲間と支え合いながら日々仕事に向き合っていた。

子どもたちの安心・安全を最優先に

保育士としての専門知識や人生の先輩として渡邉が慕う園長の冨永裕美と

 大切な園児の生命を預かる保育士という仕事は、日々緊張の連続である。

 就職当時、先輩保育士から「広い視野を持って子どもたちの姿を把握できるように」と教えられた。広い園庭で園児が楽しく安全に遊ぶことができるよう、担任同士はもちろんだが、他のクラスの保育士とも声をかけあい園庭の隅々まで目線を配る。事故防止の徹底にもチームワークが欠かせないことを学んだ。
「当時から同期の鶴見さんと一緒に、子どもたちがチャレンジしたい気持ちを大切にしながら、安心・安全に過ごせるように細心の注意を払っています」

 緊張感を持ちながらも、子どもたちの成長を見られる喜びも感じ、充実した毎日を送っていたように思えた渡邉だったが、就職して1年が経とうとしたころ、自分の心の変化に気づいた。「このままではダメだ・・・」。得体の知れない不安が渡邉を襲った。

自分自身の成長への戸惑い 初心に帰り次のステップ

みどり組28名の園児と2017年4月に増築された
新しい教室にて

 渡邉は、仕事に慣れたころ、理由のわからない不安が払しょくされないまま、日々を過ごす時期があった。ある日、次の活動に間に合わせなければと、なかなか思うように進まないオムツ替えに焦る気持ちがあった。そんな中たどたどしい言葉で、「綾美先生のこと大好き」とオムツ替えをしていた園児から声を掛けられた。子どもたちは自分のことを信頼し、必要としてくれているのに、子どもたちの気持ちに寄り添い切れていない自分にもどかしさを感じた。
 そんな渡邉の姿を気にかけ当時の主任が、話をする時間を設けてくれた。渡邉はせきを切ったように話し出した。仕事も覚え一人でできることが増える反面、分からないことがあっても、こんなこと聞いていいのかと考えてしまい、周りの先輩たちへ話し掛ける際も緊張してしまうこと。
 主任は黙って最後まで話を聞き、「いつも気を張っていることや自分から周りに悩みを言えないこと、全て分かっているよ。みんな渡邉さんのことを理解しているから、もっと周りのみんなを信頼して大丈夫」と話してくれた。渡邉の目から涙がこぼれ落ちた。

 「子どもたちや一緒に働く職員からいつも助けてもらっていると感じます。周りを信じ、初心に帰って子どもたち一人ひとりと向き合いたいと改めて思いました」。渡邉が感じていた不安は次第に無くなり、次のステップへ向かう心の準備ができた。

遊びの中から学ぶ環境づくりを

子どもの創造性(想像性)を育む積み木遊びの研修にも参加。保育内容を高める様々な研修での学びを実践に
生かしたいと努力を重ねている

 現在の渡邉には、1年目に感じた試行錯誤や不安の色は感じられない。来春、就職後はじめて受け持った2歳児の子どもたちが晴れて聖隷こども園わかばを卒園し、小学生になる。「子どもたちが、愛されて愛する心を知り、互いが大切な存在であることを感じ、また園での様々な経験の中で興味関心を広げ、社会性を培い、少しでもスムーズに小学校生活をスタートできるようにと考え、保育・教育を行っています」と力強く語る。

 子どもが心身ともに健やかに成長するため、保育士は様々な遊びなどの計画をたて、子どもに働きかける。中でも、就学前に基本的な生活習慣を身に付けること、自己肯定感を育てる事に渡邉は尽力している。これは、子どもたちの「今」が未来をつくることを渡邉は知っているからこその行動である。
 子どもたちの巣立ちに備えて、園児たちと共に過ごす時間を大切に愛おしそうに語る渡邉の目は常に輝いている。

地域の子育てを支える保育のプロとして高い志を持ち続ける

子どもたちには「愛されて愛する心」を知り
互いが大切な存在であることを感じてほしい

 渡邉は外部の研修にも積極的に参加し、「保育士の仕事は、経験を積むことでしか学べないこともあるが、私は乳幼児の発達を学び、子どもへの関わり、保護者への支援といった専門性を高め、保育士としての幅を広げたい」と決意を新たにしている。
 「子どもたちの成長を一番近くで見ることができる。次は何ができるようになるんだろうとワクワクしますし、できた時の喜びを共有することは何ものにも代えられない」。渡邉は、園児の成長を目の当たりにするたび、自分のことのように感激し、自身の原動力にしているのだ。園児の成長がまさしく渡邉の保育士としてのキャリアである。

聖隷の保育事業の原点1941年頃。
地域のこどもたちをお預かりしていた様子

 「このわかばをこれからも、子育てに係る皆さんのホッとできる場所にできたらうれしいです」。そんな環境づくりの一端を渡邉が担うことで地域の福祉サービスに貢献していきたいと志を持っている。聖隷の保育事業の原点でもある、聖隷こども園わかばの長い歴史を受け継ぎながら、これからの園の未来を担い、新たなわかばの歴史を創っていくのも渡邉に課せられた使命である。
 「初志貫徹」この言葉は渡邉の座右の銘である。大切な仲間と先輩たちに囲まれて、渡邉はこれからも子どもたちの安心できる場所づくりに邁進していく。


※1・・・認定こども園における正式名称は 保育教諭
※2・・・2015年4月幼保連携型こども園 「聖隷こども園桜ヶ丘」へ
※3・・・2015年4月幼保連携型こども園 「聖隷こども園わかば」へ


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聖隷こども園 わかば 施設概要

所在地〒433-8108 静岡県浜松市北区根洗町645-1
電話番号053-437-0822FAX053-439-4734
開設日1966年11月定員・定床数200名
施設種別
  • 幼保連携型認定こども園
  • 地域子育て支援拠点事業
  • 一時預かり事業
  • 病後児保育事業
ホームページこちらをご覧ください

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南向きの広々とした園庭には、大型アスレチック遊具が設置されている

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