理事長山本敏博より職員に向け「長時間労働に対する意識改革」推進メッセージを発信

聖隷福祉事業団では、2017年2月24日付で、理事長山本敏博より全職員に向け、下記のメッセージを配信し、周知をいたしました。

 聖隷の事業を支え、日々、利用者や地域のために尽力する職員一人ひとりの働きに感謝いたします。
 私たちの職務は、24時間365日途切れることなくサービスを提供することにありますが、労働による健康被害からいかに自分たちの身を守るかということは重要なテーマであり、その思いは、2017年度の事業団目標『生産性・効率性を向上させる仕組みの構築と意識改革を行う』に掲げております。
 国は「働き方改革」と題し、さまざまな提言や政策を掲げています。そして、その中でも社会的に大きくクローズアップされているのが『長時間労働』であり、聖隷においても正面から向き合うべき課題であると考えます。
 このように考える背景には、月に60時間(国が残業上限として検討している時間)さらには80時間(過重労働による健康被害が生じる目安とされる時間)を超えるような超過勤務が継続的に行われる状況が一部にあり、これは決して看過できるものではないと考えるからです。組織に対し法的な制裁が科せられることは避けなければなりませんが、何よりも職員が心身の健康を害し、家族の幸福、さらには利用者の安全までもが脅かされてしまうようなことは、組織のトップとして絶対に避けなければならないと考えています。
 単に労働時間を短くすれば良いというものではなく、労働時間を適切にコントロールしたうえで質の向上も目指すという難易度の高いものに私たちは常に挑戦しなければなりません。また、そうした挑戦を高く評価します。
 是非、利用者の満足度向上を目指すのは勿論のこと、職員のワークライフバランスを高めることに視点を置いた取り組みを各事業部、施設、職場、そして職員自身が真摯に考え実践していくことを重ねてお願いします。なお、これは労働時間管理が難しい医師等専門職も含めて考えていかなくてはならない課題です。
 施設長はじめ管理者は職員を守る立場にあることを再認識いただくとともに、組織ならびに個人としての取り組みが積極的に展開されていくこと、職員の皆さんが『長時間労働』に対する意識を改革していくことを切にお願いいたします。


2017年2月24日
社会福祉法人 聖隷福祉事業団
理事長 山本 敏博