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ホーム  > 看護部ブログ  > 6/23安全な看護実践1(嚥下・褥瘡)

6/23安全な看護実践1(嚥下・褥瘡)

安全で安楽な看護実践を考えながら

新人看護師・助産師対象の研修「安全な看護実践1」がありました。食事援助、吸引、栄養チューブ挿入、褥瘡ケア、おむつの装着、ポジショニングなど盛りだくさんになります。ベッドを使用しての演習はクリストファー大学の基礎看護実習室をお借りして実施しました。本当に恵まれた環境に感謝いたします。今日は1時間程度しか見にいけなかったので、おむつの装着方法とポジショニングの様子をお届けします。1年生と教育委員、教育担当係長での研修、1年生同士笑顔溢れる研修でした。


褥瘡ケア専従の皮膚排泄ケア認定看護師に講師をお願いしています。

コンチネンスケアについて。患者を思う気持ちが本当に伝わる専門性が高い講義です。

立ったまま一生懸命メモをとります

まずは係長によるデモンストレーション
当院が導入しているTENAのおむつの使い方を学びます

正しく使わないとせっかくの機能が発揮されません。

おむつを開いてテープを合わせ半分に

ギャザーをしっかり立てます

背中側の部分のテープをくっつける方も開いて

患者さんにあてていきますよ

おむつと背面の中央をしっかり合わせます

向きを変えて反対側におむつを出してきます
手のあて方が広くしっかり支えられていますね

続いて頭部挙上を体験し患者さん体験です

ベッドコントローラーでそのまま頭部から挙上します

何を感じますか?

居心地の悪さ実感。WOCからどうしたくなりますか?と

こちらは苦痛表情全開!!

頭はずり下がり、腰の位置が悪いのが写真でも分かります

どうしたくなりますか?やってみて下さい
みんな直ぐに手を付き1回体を浮かせました。
動けない患者さんにはどうすれば良いか?
先に足側をあげ、頭側を挙上したら必ず背抜きをすることが大切です。

続いて「目をつぶって平らになったと感じたところで手を上げて下さい」と・・・まだ下がりきっていない、15度くらいのところで手が上がりました。

全員が同じようにまだ平らになっていない状況です。
ということは、通常ベッドを平らにする時はいったんここで止めてあげないと、患者さんは頭の方が下がっているという感覚になり怖い思いをします。

それぞれが体験。たったこれだけの演習でも患者さんの気持ちが分かり、看護実践につながります。

自分では動けない設定なので体まで左に傾いています。患者さんの不快、苦痛を実感出来ましたね。

赤のユニフォームは手術室の看護師です。貴重な体験が出来ましたね。