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聖隷三方原病院は、地域医療支援病院として、質の高い地域完結型医療を目指しています。
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「これからの手術室」 手術室看護師 大野修氏

「これからの手術室」          聖隷三方原病院手術室看護師 大野 修

 私事であるが、去年の4月に長男が生まれた。妻は院内助産所の「たんぽぽ」での出産を希望した。妻は「たんぽぽ」で出産をし、私は長男の出産に立ち会う体験をすることができた。私も妻も看護師であり、出産に対しての知識はそれなりに持っている。しかし、私にとっても、また妻にとっても初めての経験であり夫婦ともに不安と緊張を抱いていた。しかし、担当してくれた助産師さんの確かな知識や技術、そして私たちと接する態度にとても安心できたことを覚えている。安心を感じ、妻の出産に立ち会い、また長男のへその緒を切る喜びを体験することができた。担当してくれた助産師さんには感謝の気持ちでいっぱいになった。このような経験をした後、ふと考えたことがある。

私は現在、手術室に所属している。手術とはどのような手術においても、患者様に不安や緊張を与えるものである。あの長男の出産のときに感じた「安心感」を患者様に提供できないものかと考えた。

「手術の不安」と言っても、様々な要素がある。その一つとして「未知への恐怖」があると考える。通常、多数の患者様たちはメディアを通しての「手術室」しか知らないのが一般的である。手術に来られる患者様からも「TVで見るのと同じですね」「TVや漫画でしか見たことがない」などの言葉がよく聞かれる。つまり「手術室」という閉鎖された空間が患者様たちの不安の要因の一つになっていると考えられる。閉鎖された「手術室」を開放された「手術室」に変えることができれば患者様たちの不安も軽減されるのではないかと考える。「安心」と「不安軽減」ではかなりの差はあるが、一つでも不安が減り、そのことが多少でも患者様の「安心」に変われば、患者様たちはより安楽に手術に望まれるのではないか

現在、手術室は増築の工事が終了して、9室あった手術室が13室に増築され、また、新たな手術方法や手術器械の開発もあり、医師をはじめ看護師や臨床工学士たちスタッフたちは様々な手術に対応できるために常に最新の学術的知識と技術の習得に努めている。4月には新しいスタッフも所属され、患者様により安楽に治療、看護を提供できる環境が整いつつある。今後は開放された「手術室」を目指し、少しでも患者様たちに「明るい」「安心」を感じていただき、「聖隷で手術を受けてよかった」と思っていただけるようスタッフたちと活動していきたい。


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