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聖隷三方原病院は、地域医療支援病院として、質の高い地域完結型医療を目指しています。
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「これからの聖隷三方原病院に期待するもの」 C2病棟 係長 鈴木千鶴子氏

「これからの聖隷三方原病院に期待するもの」         C2病棟 鈴木千鶴子  

 私は、ふとした時に、聖隷との縁を感じることがあります。短大入学から始まり、学生時代のアルバイトも聖隷三方原病院でした。そして、就職先は、当院の変革前のA号館の呼吸器・循環器内科病棟でした。その頃は、現在と異なり、諸治療の分業には限界もあり、急性期だけでなく慢性期の長期入院の患者様も多く、癌告知もほとんどされていなかった状態でした。そのため、病棟内で、化学療法、心臓カテーテルや気管切開、時には透析などの治療しながら、多様の看護ケアを展開していたことを思い出します。看護スタッフ誰もが、どんなに忙しくても、患者様に寄り添い、いかに入院生活に楽しさを提供できるのか試行錯誤していました。そして、ともに「ありがとう」の言葉を交わせる関係作りを目標にして、温かい環境の中で仕事をしていました。
その後、残念ですが、家庭事情と体調不良を機に退職したのですが、その後9年のブランクを経てまさかの再就職でした。復帰した頃は、痛切に医療の進歩を肌に感じつつ、日々様々な人達に支援していただきながら、何とか仕事をこなしていたことを覚えています。しかし、どんなに仕事が忙しく厳しいものでも、周囲のスタッフの心の温かさが大きな支えになり、現在に至ることができていると思い感謝にたえません。

 私が、知っている聖隷三方原病院の良さは、昔から基本理念に掲げている「隣人愛」通りに優しい風潮が根付いていることであると確信し誇りに思っています。しかし、時代の変化とともに、スタッフのみならず利用者の一部に、本来の人間の辛抱強さが足りなくなっているため、目前に現われたストレスに対し、前向きに解決できず自分を見失ってしまう人が多くなっている最近の傾向を残念に思っています。また、自分の意見を主張することも必要ですが、相手の立場に立って行動することの方が難しく大事なことだと、年齢を重ねる毎に痛感しています。
 近年、コミュニケーション能力の低下やコミュニケーションエラーが注目されています。言葉の意味、言葉のかけ方などで、ずいぶん印象が異なるだけでなく、場合によっては思いのずれが生じてしまいお互いに苦痛を感じざるをえないことになってしまいます。人対人の仕事は、心を通わすことを決して切り話して考えられません。したがって、情報化社会に転じている変面の弱さを補うために、コミュニケーションスキルの向上と、教養の提供など人間性を高める教育の方策が必要ではないかと考えます。 

 また、平成19年に政府より健康国家への挑戦と題して、「新健康フロンテイア戦略」が掲げられました。現在、国内様々な場所で様々な健康事業や健康活動が盛んに展開されています。そのいくつかの柱の具体的な対策の一部として「がん対策の一層推進」がありますが、聖隷三方原病院も、地域がん拠点病院として中心となり、OPTIMの活動が積極的に実践されています。また、専門医師や専門認定看護師による公開講座の開催や急性期患者の受け入れなど、地域に根差した活動をしています。その結果、医療施設間のつながりや医療水準はよりよいものになってきたと確信しますが、地域の皆様への健康支援体制が弱いと感じています。急性期病院として、個々の病気の発症原因が最も明確に把握でき、本人および家族とも健康を意識される場所です。そのため、地域を対象とした市民講座や教育講座が広く一般に開催され、病気を見つめる視点から健康を見つめる視点に変わっていくことができることを期待します。


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