『包括評価(DPC)』方法
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Q. 包括評価(DPC)方法とは?
入院医療費は、『包括評価(DPC)』方法により計算されます。
従来の計算 出来高方法 | 新しい入院医療費の計算 包括評価(DPC)方法 | |
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出来高方法とは、1日の診療内容(薬・検査など)をひとつひとつ合計する方法です。 | 包括評価(DPC)方法とは、病名によって、1日当たりの金額が設定されています。 | |
この金額の中には薬・検査など多くの診療内容の費用を含んでいます。 |
Q. 包括評価とは、どういう計算方法ですか?
図のように1日当たりの包括金額がきめられており、この中には、薬・検査・レントゲンなど多くの診療内容の費用が含まれます。
このように、ひとつひとつ合計するのではなく、包括してまとめて評価する計算方法をいいます。
なお、手術料、内視鏡検査、リハビリ料などについては、包括金額には含まれず個別に計算されます。
Q. 1日当たりの包括金額は、どのようにきめられるのですか?
患者さまひとりひとりの病気(傷病名)をもとに、薬や手術・処置の実施状況を合わせて、該当する包括金額の中からあてはめを行います。
Q. すべての入院医療費が、『包括評価』方法で計算されるのですか?
包括金額は、無理に当てはめるのではなく、該当しない場合は従来の出来高方法で計算します。
また、『包括評価』方法の計算に該当しても、入院期間が著しく長い場合には、従来の出来高方法に切り替わる場合もあります。
Q. 実際の患者自己負担額は、どのように変わりますか?
患者さまの一部負担金の支払いは、保険証に記載されている負担割合(一般的には3割負担)となります。
『包括評価』方法でも医療費の総額に対する患者さまの負担割合・高額療養費の取扱いは、従来通りとなります。
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