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9月の聖句

「ザアカイは急いで降りてきて、喜んでイエスを迎えた」
<ルカ福音書19章6節> 


園での子どもたちの様子を見ていると、子どもたちの中で常に働いている求めがあるのではないかと思わされます。それは「喜び」です。子どもたちは常に「喜びたい」(快さを求める)という気持ちに動かされて保育者や友達と過ごしています。
一口に「喜び」「快さ」と言っても色々なものが考えられますけれど、今月の聖句からくみ取ることの出来る「喜び」「快さ」は「分かってもらえる」喜びです。これは子どもたちに限った話ではなく、保護者の皆さんにとっても「喜べる」ことです。例えば一日の仕事で疲れたて家に帰った時に「お疲れ様」と声を掛けてもらえる、家族の誰かが普段よりも余計に家事を手伝ってくれたということがあると嬉しくなるでしょう。こういうことがあると不思議と元気が湧いてきます。
保護者の皆さんも忙しい毎日を過ごしているでしょうけれど、そうした毎日の中で「分かってもらえる」喜びを味わえる人は幸せだと私は思います。 
日本キリスト教団 中遠教会牧師 兵藤辰也