グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 園長コラム  > ~「一人ひとり大切な子どもたち」~

~「一人ひとり大切な子どもたち」~

園長 冨永 裕美
新緑が目にまぶしく、吹く風の心地よさを感じる季節になりましたね。平成から令和へと元号が変わり、例年にない長い連休となりましたが、保護者の皆様にはご協力頂きありがとうございました。ご家族で楽しい時間を過ごされたことでしょう。登園するとすぐに友達との再会を喜び会話を楽しんでいたり、久しぶりで泣けてしまったお子さんもいましたね。新年度も早いものでひと月が過ぎ、子どもたちも新しいクラスでの生活に少しずつ慣れ、園の中で安心できる人や場所、好きな遊びを見つけだしているようで嬉しく思います。
さて先月には、保護者会総会並びにクラス懇談会に参加していただきありがとうございました。1年のはじまりの時にたくさんの保護者の皆様に参加していただき感謝申し上げます。総会の中でもお話しましたが、当園はキリスト教の精神を基本理念とし、一人ひとりが愛される経験を通し愛する心を知り、そして互いが大切な存在であることを感じながら成長していってほしいと願っています。そして、それぞれの年齢や発達を踏まえながら、保育・教育を行っていきます。まだまだ小さい子どもたちですが、自分は愛されている、大切にされていると感じ安心して過ごす中で自己肯定感を育み、様々なことに興味・関心を広げ、経験を通し生きる力が育つ基礎となる大切な時です。私たちは、日々の生活の中で子どもたちの育ちを保障していかなくてはなりません。園での子どもたちの成長の様子や、保育の内容など保護者の皆様に出来るだけ分かりやすく伝えていきたいと思います。是非保護者の皆さんの声もお聞かせいただき、子どもを真ん中にして、ともにその成長を喜び合っていきましょう。不安や心配な事、ご意見なども一緒に考えていく事が出来ればうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。
5月5日のこどもの日、子どもに向けてに書かれた新聞記事の中に、素敵な詩を見つけましたので紹介します。
これは絵本作家「くすのきしげのり」さんのものです。

  いいな「じぶん」!

  せかいにひとり うちゅうにたったひとり むかしもいまもみらいも ひとりきりの「じぶん」

  マーくんともちがう ターくんともちがう トモちゃんともちがう
  もちろんしらない だれかともちがう ひとりひとり
 
  「じぶん」は「じぶん」 だれもかわれないひとりきりの たいせつな「じぶん」
  だからさ! マーくんもたいせつ ターくんもたいせつ トモちゃんもたいせつ 
  もちろんしらないだれかもたいせつ

  いいな 「じぶん」! せかいは「じぶん」でいっぱいだ
  だれもかわれない たいせつな「じぶん」でいっぱいだ

「一人ひとりがみんな大切、あなたも私も毎日新しい毎日を生きています。そしてその一日一日が、「人生」。あなたは、だれも代われないあなただけの大切な新しい人生を生きています。」
*くすのき しげのり著 静岡新聞より抜粋
一人ひとりが大切な存在である、そんなメッセージを子どもたちに伝えていきたいものです。