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新年あけましておめでとうございます

園長  冨永 裕美
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。また年始の特別保育期間につきましては、ご理解ご協力いただきありがとうございました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まらず、帰省や外出を控えるなど例年とは少し違ったお休みだったのではないでしょうか。またこの間も交代で仕事の方もいらっしゃったかとも思います。そのような中ですが、家族で過ごす時間は子どもたちにとっては何より大切な時だったことでしょう。新しい年を迎え、子どもたちの元気な顔がそろいうれしく思います。首都圏では再び緊急事態宣言が発令されることになりました。緊張感が高まっていきますが、園では今後も感染症の予防に努め子どもたちが安心して園生活を十分に楽しめるようにしていきたいと思います。保護者の皆様にも色々な面でご協力いただくことになると思いますがよろしくお願いいたします。
 さて、12月のクリスマス祝会は色々と検討を重ねいつもとは開催の方法を変えて行ないました。乳児クラスは通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り、幼児クラスもクリスマス祝会当日は礼拝とページェントのみとし、参加して頂く保護者も年長クラスに限定させていただきました。今までは保護者の皆様も一緒にこのうれしい日をお祝いすることを大切にしてきただけに、全体で出来なかったことは残念でしたが、ご理解ご協力頂きましたこと感謝申し上げます。アドベントの期間、クリスマスを迎える準備をそれぞれの年齢に合わせた方法で行いながらクリスマスを楽しみに待っていた子どもたちでした。イエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントでは、くじら組の子どもたちがいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切っていました。ごっこ遊びから始まり、役決め、衣装合わせ、リハーサルと準備を進めていきました。役決めではそれぞれの思いを出し合い、希望が重なり合った時には話し合いを重ねていきました。子どもたちは、一生懸命考えどの役も大切と受け止め真剣に取り組んでいました。そのような姿を、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、祝会で行なうことができ、子どもたちにとって大きな喜びになったようです。また、年長クラスの子どもたちにとって皆で一つのことに取り組み、やり遂げたという達成感を味わったこの経験は大きな自信となっていくことでしょう。これからまた新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。今回のクリスマス祝会はコロナ対策といった面もありましたが、開園から4年目となり園児数も増えた中で改めてこの行事について考える機会を与えられたようにも思います。神様の愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。
 ちなみに後日サンタクロースが園に来てくれた日には、子どもたち一人ひとりにプレゼントが手渡され大喜びでした。「サンタさんはどこから来たの?」「サンタさん来てくれてありがとう。」心温まるふれあいのひと時でした。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。子どもたちが安心して園生活をおくり、様々な人との関わりの中で、自分は大切にされている、愛されていると、日々実感していくことが、子どもたちの成長にとってとても大切であると考えています。自己肯定感を育み、そして少しずつ自分以外の人の存在も大切と思えるような心が芽生えてくるようにと願っています。かけがえのない一人ひとりとして、今を豊かに生きている子どもたちの成長に寄り添い、喜び合い、園での生活が子どもの育ちにとってより良いものとなるよう一つひとつの教育・保育活動を進めていきたいと思います。そして、幼い子どもたちの成長に関わらせていただけることの喜びと責任を職員皆が心に留めていきたいと思います。また、お子さんの成長の様子や、日々の気づきなど保護者の皆様と共有していきたいと思っていますので是非お話ください。本年もどうぞよろしくお願い致します。