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10月の聖句

「わたしは主によって喜び、わが救いの神のゆえに踊る」-ハバクク書3章18節-


2週間ほど前のニュースの記事になっていたことです。学校で生徒が教師に暴力を振るうことについて低学年で数が増えているということでした。静岡県の小学校でも全国の小学校でも同じ傾向が見られるそうです。そうなってしまうことの理由として自分の気持ちをコントロールして表現することが出来ず、暴力になってしまうのではないかという見立てが挙げられていました。そのために自分の気持ちを暴力によらないで表現する方法を身につけることが必要ではないか、というコメントも付けられていました。
 私たちの心の状態が私たちの体の動きと深く結びついていることは以前から言われていることです。私たちは自分の内側にあるものを言葉とか体などを使って周囲の人々や周りの世界に発信しています。そこで大切なことは周りとのコミュニケーションが成り立つことです。何かを発信する時には誰かに受け止めてもらいたと願うものですし、これが成功すると関わりが深くなっていきます。
 子どもたちの心が現れている子どもたちの言葉、振る舞い、態度がしっかりと受け止められることは子どもたちにとって大きな喜びです。そしてその喜びによって子どもたちの心は豊かに育まれてゆくでしょう。

中遠教会 牧師 兵藤辰也