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11月の聖句

「平和の種が蒔かれ、ぶどうの木は実を結び、大地は収穫をもたらし、天は露をくだす」 -ゼカリヤ書8章12節-


私達人間は動物の1種ではありますけれど、他の動物と大きく違うところがあります。
それは自分たちの手で作物を育てて自分たちの糧とするところです。子どもたちは園内やご近所に畑
を借りて自分たちの手で作物を育てるという体験をしています。
 その体験の中で大切なことはいくつかありますが、その1つに「種は蒔かなければ芽が出ない」というこ
とがあります。どんなに素晴らしい種を手にしていたとしても蒔かれなければ育ちません。また蒔いた種
の全てが蒔いた人間の思う通りに育つわけでもありません。つまり成功することもあるし、失敗すること
もあるのです。その両方のことを考えながらでないと作物を育てることは出来ないでしょう。
子どもたちを育てる中で保護者の皆さんもうまくいったと思うこともあるでしょうし、うまくいかなかったと思うこともあるでしょう。その両方の体験が子どもたちの育ちにつながるものだと私は信じます。
だからどんなことがあったとしても感謝の気持ちが湧くのです。収穫感謝の時に食べ物を食べられるこ
とへの感謝とともに与えられる一日、一日にも感謝することが出来るといいですね。


中遠教会 兵藤辰也