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2月の聖句

「正義は国を高くし、罪は民をはずかしめる」(箴言14章34節)



皆さんのそれぞれのご家庭には「子どもを育てる上での筋道」、教育方針といったものがあるかと思います。わたしは子どもの頃、自分の親から「他人に迷惑をかけてはいけない」と何度も言われてきました。これも1つの教育方針です。
中国の孔子と言う人が残した論語でも「自分が他人からやられて嫌だと思うことを他の人にしてはならない」という言葉があります。これらはどれも大切であるし、意味のあるものです。ただ改めて振り返ってみると子どもたちを育てていく中でどうしても「~しなさい」とか「~してはいけない」といった否定的なニュアンスの言葉遣いに傾いてしまうことが多いような気がします。
イエス・キリストはある時「自分が他の人からやってもらいたい、と思うことを他の人にしなさい」とおっしゃっています。これは何かを禁止する、否定することではなく前向きな思いを私たちに与えてくれるものです。例えば、家族同士や保育園での送迎の時に挨拶をすることはコミュニケーションの第1歩です。挨拶をすることは私たちの気持ちが整えられる大切な機会であると思います。
自分の周りのいる人との関わりを保護者の皆さんが大切にしてくださると、皆さんの側にいる子どもたちも同じように出来るようになります。「正義」=正しいこと というのはこんな小さなところから始めることが出来ます。