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9月の聖句

「平和な人には未来がある」 - 詩編37編37節 -


佐々木正美先生(児童精神科医)が子育て中の親たちに向けて書いた本の1つに「子どもへのまなざし」(福音館書店)があります。我が家の子どもたちが保育園・幼稚園に通っていた頃には度々開いた本の1つです。その中でこんな文章があります。「子育てをしている最中にはどうしても親は子どものと足らないと思う、直したいと思うところにばかり目にいってしまう。そうするとどうしても叱ることやお小言が多くなってしまう。これでは子どもも親も一緒に過ごすことが楽しくなくなってしまう。親が気になってしまう子どもの姿は実はたいした問題ではないことが多い。だから『そのうちよくなっていく』と思って子どもを見てあげて下さい。大抵のことはそれで解決していきます。」
 大切なことは子どもと親とが一緒にいることがお互いに窮屈な思いにならないようにして、ゆっくり見守ってあげることのようです。そこに子どもたちと親御さんたちとの未来が開けてゆくでしょう。


中遠教会 牧師 兵藤辰也