グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 今月の聖句  > 2018年2月の聖句

2018年2月の聖句

「愛はすべてを完成させるきずなです。」   -コロサイ3章:14節-


先月行われた聖隷保育学会に出席しました。ある園から「乳児クラスで保育者がどうやって子どもたちを大切に日々を過ごすか」を巡っての発表がありました。乳児は特に言葉でのコミュニケーションが取りにくいので保育者が相手の気持ちを汲み取り、考える事を求められるものです。この相手の気持ちを汲む、考える、それに基づいて行動することを愛と呼んでも良い事だと私は考えます。そしてこのような愛は乳幼児だけに必要な事ではなく、青年期にも、高齢になっても大切なことです。というのはこのような繋がりを与える事が出来たり、もらう事が出来るつながりがあることによって私たちは健やかに過ごすことが出来るように思います。というのは生まれてから死ぬまで誰かに支えられつつ、誰かを支えることが私たちの健やかさになるからです。健やかさと言いつつも家族を含めて人間関係の中では様々な思いをするのが私たちの実際です。
こうした私たちのきずなを支えて下さるのがイエス・キリストです。このお方は私たちを生まれる前から支えて下さり、私たちが死んだ後も私たちを支えて下さる方です。そのおかげで私たちのつながりは健やかなものになります。

中遠教会 牧師 兵藤辰也