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2019年 「4月の聖句」

「隣人を自分のように愛しなさい」  -マタイによる福音書22章39節-

先日の年度末の聖隷こども園・保育園職員に向けた年度末研修会での講演で講師から次のような話を聞きました。「私たちは身の回りにいる人々や物から様々な機会を与えられて自分自身を育てていく」そのための大切な要素の1つとして「あることについて誰かが範を示してくれること」がありました。クリスマスの時にお生まれになったイエス・キリストはその後の生涯を通して私たちに「神を愛し、人を愛する」ことの範を指し示してくださいました。イエス・キリストの姿を見ると愛することが分かります。
聖書はイエス・キリストが重い犯罪を犯した人として十字架に付けられて死に、3日目に復活されたことを私たちに告げています。これはどんなことによっても、どんなものによっても断ち切られることのない愛という絆が神様と私たちとの間にあることを現わしています。
「死ぬ」というところまではいかないまでも、私たちも毎日の子育てや仕事の中では嬉しい事・楽しい事ばかりでなく、悲しい事や苦しい事、悩む事もあるでしょう。時には何が頼りになるのかが分からなくなることもあるかもしれません。
どんな時であってもイエス・キリストが私たちを愛し、私たちの味方になってくださる、これがキリストの復活によって現わされた神様の愛ですし、これを子どもたちも受け取りながら、毎日を過ごしています。

中遠教会牧師 兵藤辰也