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2020年「7月の聖句」

「今の時を喜び祝おう、喜び躍ろう」  -詩編118編14節-

私はこども園・保育園に出向く時、可能な限り歩いてゆきます。歩くこと自体が好きだということもあるのですが、歩きでいくと当たり前の事ですが園へ段々と近づきます。近づくにつれてわずかに聞こえて来る子どもたちの声が段々と大きくなってきます。その声は大抵活気に満ちた声です。楽し気な声です。そうした声を聞いているだけでもこちらも楽しくなります。子どもの声って不思議です。
 子どもの声が活気に満ちているのは何故だろうと考えてみました。そして思い当たったのは喜んでいるから、楽しんでいるからではないでしょうか。決していいことづくめの毎日ではありません。集団生活の中では様々なことが起こります。でもそうした様々なことが子どもを通して活気と喜びとになっていきます。大人の目から見たら平凡なことであっても、その中に子どもたちが喜びや楽しみを見つけることが出来る、そんな力が子どもたちにはあるような気がします。子どもの側にいる大人が出来ることはそんな子どもたちの姿を喜ぶことではないかと思います。

中遠教会 牧師 兵藤辰也