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2020年「11月の聖句」

「互いに愛し合いなさい」 -ヨハネによる福音書15章12節-

 「愛し合う」、恐らく保護者の皆さんの多くが結婚生活を始める時に願い、大切にしようと考えていたことではないでしょうか。それにしても「互いに愛し合う」、これってどんなことでしょう。「愛し合うこと」の1つの姿は「思いが通じ合う」というものです。とは言え、人の思いはなかなか分かるものではありません。
 「思いが通じ合う」ことのきっかけは「共通の体験をすること」です。同じ体験に基づく思いであれば、多少なりとも分かりやすくなるはずです。キリスト教保育の2019年4月号にこんな言葉がありました。「子どもに食べさせ、着させた親が、次にする最も大切なことは、子どもに本を読んでやること」
一緒に(絵)本を読む、ということは同じ体験をするということです。そこで子どもたちが感じることを親も感じる。逆に親が感じることを子どもが感じることも出来る。そこに確かなつながりがあることを確かめることが出来ます。子どもたちと一緒に本を読むことで同じ体験を重ねる事は、愛し合うことの大切な鍵になってゆきます。

中遠教会 牧師 兵藤辰也